1/14-15 すずと生きるエントリー

先日、仕事帰りに丁度良い上映時間かつメンズデーだったのでアニメ映画「この世界の片隅に」を観てきた。タイトルにちなんで片隅の席を取ったが、そのことを忘れて眠くもならず引き込まれた。大泣きするつもりだったのに自分の涙腺を刺激するものでなかったのは意外だが、それを肩透かしとは感じない充実した2時間だった。子供の頃って広島や東京の空襲、沖縄戦等を扱った作品をさんざん見てたような気がするし、それが価値観のベースの一団になっている(ご飯粒ひとつたりとも食い残しするべからず、サイレン音コワイ、とか)。なるほど、もっと多くの人に観てもらえたらいいと思う佳作だった。

「この世界の片隅に」が過去に実際起こりえた物語なら「プラネタリアン」は未来に実際起こりうる物語であり、共にヒロインは穏やかな平和の象徴として存在する。そして小野D

Icesskという訳でブログを本来のトレーニング帳に戻す。と言っても相変わらず平日はサボっていて、土曜に美ヶ原温泉〜浅間飲泉〜洞信号の15km弱、日曜に薄川水力発電所〜美ヶ原温泉〜浅間飲泉の20km弱という近所ジョギングをしただけ。気温が昼でもマイナスという真冬日続きで若干の積雪もあるが、アイスバーンに気をつければまだ走るのには困らない。

あと一気にいくつかのレースにエントリーし、今年のイベント参加スケジュールがおおよそ固まった。

去年自転車ではそこそこの戦績を収めたがマラソンは悔しい思いが続いたので、今年はかなりランニング志向となる。例年は4月の長野マラソンが終わると飽きて自転車に移行するが、今年は夏場も続けるということ。例外として松本→善光寺ウルトラオリエンテーリングよりはグランフォンドKOMOROを優先した。目立つ格好が不許可のAACRよりはアニメ好き向けかと。

12年前、自分が初めて参加したランニング大会である三郷アップルマラソン。その流れをくむ安曇野ハーフマラソンにようやく初めてエントリーした。代わりに信州スカイパークはハーフではなく10kmの部に縮小。ともかく怪我の悪化に気をつけて、飽きずに頑張りたい。

1/7-9 ハリハリ幕張

Mshiruko寝正月の続きをしたい三連休だが、今冬の青春18きっぷをまだ3回しか使っていない。土曜は仕方なく始発に間に合うよう早起きして、どの方角にするかぎりぎりまで迷ったが名古屋に向かう。つるみゃあで降りてつるみゃあ公園からジョギング開始。御器所を経由して坂を登れば霊峰喫茶マウンテン、また来ちゃった。そういえばローリングガールズの聖地でもある。スタンプ埋めのため期間限定のいちごスパをと考えていたが、壁メニューを見て抹茶しるこスパをオーダーする。やがて魔女釜と云われる深い土鍋になみなみと注がれた、毒々しい真緑の抹茶スープがやってくる。中には甘口抹茶を練り込んだスパゲティ、2個のミニ鯛焼き、数個の餅が入っている(幸か不幸かあんこ玉を入れ忘れられていたようだ)。量的に余裕と思ったが、途中で気付く。「スープもちゃんと飲み干さないと遭難扱いでは?」…これが激甘だし、土鍋だからいつまでも熱い。定番の甘口スパ四天王より難易度が高いと感心する。どうにか登頂したが、激苦のストロングコーヒーを飲もうが水を飲もうが、口の中にはいつまでも激甘抹茶の粉っぽさが残るのであった。これが名古屋だ。

Okhazamaもう二度と食うものか!って後悔してもまた来ちゃうんだよね。気持ち悪さを堪えつつ、ゆっくりジョギングを再開する。熱田神宮にお参りするか?東山公園でコアラを見るか?…地図とにらめっこしてると隅に桶狭間古戦場跡を発見、これに決定。南に走った国道1号で豊明市に入り、石碑が並ぶ古戦場伝説地をゴールとする。狭く急な谷をイメージしていたが、平地に若干の起伏がある程度なんだな。言わずと知れた今川義元の討死地で、大河ドラマ「直虎」の父もここらで亡くなっている(後で調べたら桶狭間古戦場とされる場所が名古屋市側にもあり、どちらが本家か対立している様子なのが面白い)。少し引き返し、旧道の有松宿を散策する。東海道五十三次には数えられない間宿だが、古い町並みと、絞り染めの伝統が良く残る穴場的な観光地だった。名鉄を名古屋まで乗り、JR側の駅は君の名は。の聖地。駅のきしめんでやっと口をしょっぱくするが、まだ甘い感覚を残したまま帰松。

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日曜は市内ジョギング程度。夜は雪かきに追われるが中途半端に終わる。

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Ultira月曜、18きっぷ最終回を消費するため仕方なく始発で東京へ下る。どうせ雪でストップするだろうし行ける所まで…と思ったら定刻通りに高尾、東京、そして海浜幕張に到着。でっかいジャスコの映画館まで猛ダッシュすれば11:30の回に間に合う! 予告編が始まっていたけどぎりぎりセーフで「planetarian〜星の人〜」のウルティラ上映に滑り込んだ。知る人ぞ知るセンシャラウンド/9.1ch向けの音響施設を微調整したとのことで、確かに戦闘シーンや雨音などが半端なくクリア。また廃墟プラネタリウムの中という独特の空気感もリアルに再現されていて、それだけで悲しい世界にいるみたい。ちょっと見慣れた浜松の街並み、そして前回観たのとはまた別のシーンでも目からお湯が噴き出して止まらなかった。圧巻のLiaエンディング曲まで、この設備で観ることが出来て本当に良かった。テレビメディアを味方に付けず、高評価なクチコミも大抵Keyファンが持ち上げているだけという扱い止まり(私なんぞはKey嫌いだったのだが)。で甲信地方の劇場では総スカン。はっきり言って人気のないこの作品を、館長の趣味?でよくぞやってくれているものだ。このまま「もっと評価されるべきアニメ」で終わるのか、プラネタリウム番組化?の話もあるようだが。

Makuhariフードコートで昼食後、モールで欲しい物は特に無いしジョギング開始…すぐ止めてしまった。松本の積雪状況が心配で、体力を余したかったから。とぼとぼと幕張メッセを歩き、駅前でもう一休みしてから往路と同じルートで帰松する。もう当面、長野県外に出る用事も金もないな。

2017/1/1-4分 年明け走々

Winterz無力感と言うより無力そのもので、誰に会う約束も作れない正月休み。年がら年中おめでたい頭なので、相対的に年明けという物は苦手らしい。せいぜい、長期に渡った脚休めを終わりにしてジョギングを再開させる。完治には至らなかったが、筋力を付ければ負担はむしろ軽減していく、と淡く期待している。美鈴湖畔ピラータ行きを含む、10kmちょっとずつを4日まで。

ゼロに近い状態からのスタートだが、もしかしたら大きな目標が生まれるかもしれない。それに向けて虎視眈々、少し真面目に生活してみようか。って書けば出来る気がする。むらよしの挑戦はまだ始まったばっかりだ。

むらよしギムナシオンに去年3月の塩尻ワインロゲイニング参戦記をアップしました。

12/17-18 銀河ジョギングロードの夜

Piratacat土曜は月に一度の、ギターを背負っての美鈴湖行きジョギング。激坂の工事状況が分からないので、北回りの人肉坂で登る。脚力が衰えすぎてて、終盤に相当な重さを感じつつピラータ着。常連のHさんTさんが居る。私より遥かに強靭な体力精神力をもつTさんと、ロゲイニングでチームを組もうという話が持ち上がった。来年7月の第1回日本選手権は初代日本一を賭けた戦い。それを賑やかすことが出来るのか、今後の行動次第だ。

問題は4月以来続く足の怪我。筋トレの効果だろうか今日はそんなに調子が悪くないし、下山もジョギングにする。帰る頃にはもう暗いが、最近の傾向として昼より夜が好きになった。ヘッドライトを消して、さらに北回りの三才山本村ルートで下山する。排ガスまみれの自宅付近に比べれば空気がキレイで、桁違いに星が見える。しかし松本の強烈な街明かりがここまで届いており、漆黒の空には程遠い。はくちょう座からカシオペア座にかけて天の川が見えるような、見えないような…。こぐま座の形が分かるだけでもめっけもん。星めぐりの歌を口ずさみながら、街に飲まれていく。

中距離ジョギングでもこうも稀だとダメージが大きく、生活の乱れと相まって日曜は午後3時起床、万事休す。生きてるのか死んでるのか。

12/3-4 真田幸村ゆかりのいたずら赤ぞなえ

Subaru土曜朝、眠っているうちに高速バスが名古屋着。そこから近鉄線の急行を乗り継ぎ、電子書籍版「銀河鉄道の夜」を読んでいるうち大阪古市に至る。通常、大阪南部に用があるなら最安手段と思われる。一年ぶりに親戚宅を訪れ、広島土産を置けば用事は完了。ついでにジョギングで南を目指す。姉と二人の姪も自転車で付いてきて、一緒に富田林すばるホールのプラネタリウムへ。夕方の回は大型映像「銀河鉄道の夜」のリバイバル上映で、長めバージョン(星めぐりの歌付き)なので投影機による星空解説はない。しかしドームスクリーンで再現された宮沢賢治の世界は、さすが伝説のプラネタリウム番組と云われるだけある。本当に理想の鉄道旅行をしているみたい。観客はウチらだけだったが、機会ある人には是非観て欲しい作品だ。

Domyo「近鉄電車で行く真田幸村・大坂の陣」というパンフを拾ったので、日曜はそれを参考に歩き回ることにした。まず親戚宅から北を目指し、夏の陣激戦地の誉田八幡宮〜道明寺・道明寺天満宮へ。駅に「大河ドラマに登場必至!」なんてノボリが立ってるけど、ナレーションで終わらなければ良いが…。さらに石川を渡り、柏原の玉手山公園(小松山)へ。ここでは後藤又兵衛がヒーローだ。観光客の姿はほとんど見当たらないが、ドラマでの活躍次第でどっと増えるかも知れない。また北信濃・柏原出身の小林一茶ゆかりの地でもある。河内国分に着く頃にはもう昼。自転車があれば楽だったろう。

Sanada近鉄線で赤備えな上本町に移動し、また歩き。スケートリンクの楽しそうな真田山公園〜真田丸顕彰碑・三光神社へ。さすがに今が旬で、来訪者が多い。真田ロード商店街も面白い。あいにくの雨が降り出すなか、玉造から地下鉄で恵美須町へ。新世界紀行をして串かつ(二度づけしない)を食べたらタイムリミット。また地下鉄に乗って梅田へ急ぎ、高速バスに飛び乗る。松本直通は便利なようで、この世で渋滞の一構成員をなすことほど陳腐なことはない。銀河鉄道でサウザンクロスに連れてって。

10/22-23 LAP忘れてもエイド食忘れるな

土曜。10時に長野マラソンのネットエントリー合戦が始まるが、今回は3分ですんなり繋がった。予想タイムと実績は共に一昨年の長野2:56’53"、出場回数は11回と入力しておく。その後10時28分に定員に達したらしい。もし間に合わなければ代わりに八ヶ岳の自転車ヒルクライムでいいや、と思ってたんだけどね。

Yayoi全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の下山誘導協力員報酬として箱入りのシナノスイートが届き、ここまであっさり用事が片付いた。松本バスターミナルまで駆け足して、予定より早めの特急バスに乗り込む。梓川の峡谷は黄葉が綺麗。安房峠を抜け、岐阜県の高山市街に到着した。三つ星ルートきっぷで予約しておいた金沢行きバスまで3時間たっぷり観光できる。まぁ普通に、古い街並みとか宮川沿いとかを歩く。やよいそばで高山ラーメンを頂き、駅前に戻ってもまだ半分時間が残ってる。もう1周! 土産屋でモナカアイスを食ったりアイスキャンディ食ったり、氷菓づくし。えるたそ〜

Tsudumi外国人で満席のバスは東海北陸道を北へゆく。白川郷あたりでもう外は真っ暗。渋滞の金沢駅前に到着し、ようやく本題の金沢マラソン受付を済ます。ほぼ駅構内で済むのは便利だが、EXPOはやっぱりしょぼい。あれ、もてなしドームの天井からファーwwwって落下するオブジェ、無くなっちゃったんだっけ。バス酔いで全然食欲が湧かないし、香林坊まで歩くか…。雨は止んでるし、勢い片町まで行ってみる。こうも歩き回ってしまっては、今日のうちに疲れを取る計画は失敗に終わった。しかも目ぼしい店は八時だョ全店終了。パッと食えるサイゼリヤで晩飯とし、BBAもといアパホテルだらけの街だが東横インにチェックインする。貧乏人向けと言われようが、テント泊が基本の自分にとっては超贅沢な設備だと感じる。

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Hall日曜。朝食バイキングは控えめに、のんびり支度してチェックアウト。リッチではないが、3分も歩けば香林坊のスタートエリアという恵まれたリッチのホテルだった。ウォーミングアップはあまりせず、給水をもらってAブロック後方に整列する。開会宣言の「昨年の課題を踏まえて出来る限りの準備をしました」に救われる思い。スタート前に消防団がやって来る。ヤァ!ヤァ!ヤァ!と威勢良く纏をくるくる回している。吹奏楽が響き、8時50分号砲。道が広くて、松本民としては羨ましい。序盤こそ通行規制もあって沿道の見物客は少ないが、武蔵、そして片町あたりは大声援。金沢マラソンと言えば強烈なマイカー信仰を持つ住民、そして観光客をも敵に回した第1回が黒歴史になっているし、今年もツイート検索をする限り相当の反発があるが、これだけ受け入れてくれる人達も居る。ようやく顔がほころんだ。

金沢城の周りを左回りに一周し、さらに緩やかに左回りする渦巻きコース。住宅街もさすがの声援が嬉しい。さて今回の目標はエイドの「食べまっしステーション」を完食しつつ、3時間10分を切るくらい。空は時折陽が差し、風が気になるが全体としては有利な追い風だ。最初の給食で皮ごとブドウを頂き、次は和菓子…カステラが出ていた。無くなり次第、別のきんつば等に変えるのだろう。次、お汁粉とお稲荷さんを両方頂く。そろそろお腹が痛くなって来ないか? いいや、日本一頑丈な胃腸を見せてあげる!(誇張)

30km地点がクライマックスの金沢カレー。今年はカツ乗せ!が紙コップに入っている。ワイナイナ=サンが立ち止まって余裕こいて食べている。私もゆっくり、美味しかった。流石に腹がたっぷんたっぷんでペースも鈍るが、周りのランナーの方がだらしないので順位はガンガンズンズングイグイ上昇。サプライズエイドでうどん入りめった汁を頂き、ラストのスイーツ給食はパウンドケーキ。コースを塞ぐヤクザのシーマは今年は不在で、さあ後はタイムだ。一箇所距離表示がだいぶずれていてビビったが、どうせLAP欠測も多いからいいや。いよいよ腕がじんじん痺れ、気持ちで押す最終盤。出来る限りのスパートでツェーゲン競技場にフィニッシュし、記録は3時間07分58秒(ネットは33秒引き)。追い風に助けられたのもあるけど秋マラソンとしては上々の結果。いやそろそろ秋もサブスリー欲しいな…。順位は10332人中204位で、Aブロックの面目を保ったくらい。爆弾の左足首痛はサポーターでしのいだ。

Finishタオル、メダル、アクエリ、味噌、バナナ、完走証やカニ入りつみれ汁を頂き、出店ゾーンで金沢カツカレーやジェラートダブルを買い食いし、お腹は完全にフルハウス。食い意地ばっかり、卑しくてゴメン。競技場の様子を見に行くと、常人離れしたオーラを放つ松本薫=サンが4時間ちょっとでフィニッシュする所だった。ランナー全員を見送った後からのスタートだった筈で、専門外の競技なのに凄い。金沢の格言で「弁当忘れても傘忘れるな」と云われるあるだけあって雨が降り出すなか、シャトルバスで会場をリーブ。金沢駅から歩いて旭新温泉という銭湯でさっぱりし、ガストのパフェで時間を潰し、駅で土産を買ったらがたんごとん、しんかんせ〜んの時間。かがやき号の車窓は富山の散居村や日本海を流し、1時間余りで長野駅着。後はしなの号でブログの下書きでもしながら、寒く乾燥した松本に帰る。やっとシナノスイートが食える。

そう言えば抽選制で2.3倍だった参加権利。走れただけでもラッキーだったうえ、予想以上に満足した。去年の富山マラソンとどっちが良いかは…すぐに結論は出ない。そして来年秋に第1回を迎える松本マラソンは大丈夫か、自分自身は何処で何をやっているのか。とりあえず脚休め。明日は有休を取れなかったし、風邪を引かないように今しばらく気を引き締めよう。

10/8-10 揚げ鶏の湖

Midoripa平日も走るとか言っといて、ほとんど実行できなかった。どうしてもジョギングは週末に集中する。土曜は南へ向かう。そろそろスピードを意識したいが、向かい風が強いしずっと登り坂。トレーニングにはもってこい。五千石街道を経てみどり湖という小さな池を回り、みどり湖PAがゴール。下り線側で一口山賊焼定食を頂いていく。塩尻の山賊焼と言えば醤油味のイメージだが、ここは塩味系。ご飯と味噌汁のおかわり自由が嬉しく、一杯ずつ追加する。おかげで上り線側でも山賊焼をハシゴするつもりが、お腹いっぱいになっちゃった。こちらはアドマイヤコーヒーだけにしておこう。少し歩き、みどり湖駅から電車で帰る。それぞれ少し離れたみどり湖、みどり湖PA、みどり湖駅の位置関係をようやく把握できた気がする。

日曜は北へ。豊科カントリークラブの尾根走りから犀川を渡る光橋に降りて、安曇野を引き返してくる。白鳥湖は多分まだ来てないと思って寄らなかった。月曜も祝日で暇だが、近所の美ヶ原温泉〜浅間温泉にとどめておく。こんなんでも、去年、一昨年よりは調子良いと思うんだ。

という訳で、むらよしギムナシオンに富山マラソン2015の参戦記をアップ。ようやく去年分の参戦記、旅行記を終え、気が変わらないうちに今年分も書きたい。

9/24-25 二時のソナタ

土曜は動画の編集作業をしていて、これが終わったらジョギングに出るんだ、と考えた。アップロードまで終え気が付いたら外は真っ暗、腹ぺこぺこ。天気が晴れていたのか雨だったのかさえ分からない。まぁ、今日できなかったことは明日やれば良い。

Pmusicと言っても日曜はピラータ音楽祭。いつものようにクラシックギターを担いで、ジョギングで美鈴湖畔まで登り降りするだけだ。プラグドは屋外、アンプラグドは店内で次々と演奏される。聴いているだけならどんなに気楽だろう。しかし自分も二時ごろ、一曲弾く手筈なのだ。他の方々はセミプロ、ハイアマチュアレベルが多く、さすがに気後れする。二十年近いブランクと練習の不真面目さがあって、人に聴かせられるレベルじゃない。人前で弾くのはほぼ初めてとなるベートーベンの悲愴を何とか終えるが、私だけ1曲のみでアンコールも掛からないし、評価は0、ゼロ。もし次の機会があるならば、この0を1にするために頑張るずら? お前はもう音楽に関わるな、とゴーストが囁くけれども。それにしても音楽祭自体はすごく楽しかった。

Interという訳で、6月のツールド美ヶ原と8月のマウンテンサイクリング乗鞍をまとめて5倍速ダイジェストとし、ニコニコ動画に【美ヶ原】松本ヒルクライム2016【乗鞍】として公開した。前作のヒルクライム王滝編は、評価値と言えるマイリスト数が実質0(1つは自分なので)、ゼロだった。この0を1にすべく猛省して構成を大きく変えてみたが…どうだろう。もうお前は動画を投稿するな、とゴーストが囁くけれども。投稿者側で画質をコントロールできずサーバー側で強制再エンコードが掛かる仕様になった件は、10分を超えない程度なら心配したほど悪くならないな、と思った。

余談だが乗鞍のレース前日にNBS長野放送のインタビューを受けていて、本放送で一寸だけどオンエアして頂いた。趣味を長く続けていれば、良いこともあるものだ。

9/17-19 電車でけえろう

Utou土曜、南へ向かってジョギング開始。塩尻宿までのルートを先週より西寄りに変えつつ、旧三州街道に入る。善知鳥峠への標高差はさほどではないが、直前の坂はキツい。峠で雨が本降りになったので雨宿り。すぐ止み、コンビニに移動して昼食とする。

目的地は上伊那郡箕輪町のツタヤで、距離はおよそフルマラソン。金沢マラソンを5週間後に控え、距離が体にもたらす変化を体感する意義があった。8月までの自転車ヒルクライムシーズンを終え、ランニング練習はまた始まったばっかり。足はもちろん、終盤は心臓にも響いてくる。休憩時間を減算しても4時間半かかったが、距離への恐怖感は払拭できた。近くの木ノ下駅から電車で帰ろう。

Haya日曜は休足。プラネタリウムがマイブームになっているし、山辺にある松本市教育文化センターに行ってみる。ドーム直径11mって狭いのかと思ったら十分広い。投影機は10年前に導入されたコニカミノルタのスーパーメディアグローブで、プロジェクターの出力を魚眼レンズを通して映し出す。デジタル式ならではのVR感は楽しいが、長年の使用でピントがズレてしまったのか、ぼやけて見える。ピントを合わせたところで、有効1500×1500ピクセル出力ではドットマトリックスが目立ってしまうのかも知れない。先代のアナログ光学式投影機が22年持ったのだから、これも22年?あと12年使うのだろうか。デジタル式は何にせよ陳腐化が早いのが難点だ。早く市の予算が回ってきて4Kだか8Kだかの最新式が買えると良いが。と、さんざん文句を言いつつ毎月通ってみたいとも思う。

月曜、敬老の日のジョギングは田溝池〜浅間温泉の12.5km基本ルート。基本だけど久々。ペースを意識するが平均5分/kmより少し掛かってしまった。今後は平日もトレーニング計画に入れて、楽に走れるようになりたい。

9/10 危険トラック(パッド)

Sakae先週末にアップル名古屋栄でマジックトラックパッド2を買ってきた。今回はそのレビュー。

アップルのトラックパッドは2008年後期発売のマックブックから革命的に使いやすくなった。広く、滑らかで、狙った場所をポイント出来る。指の本数で異なるジェスチャーが可能。ノートでもキーボードとの干渉が不思議と気にならない、などなど。口も荒いが気も荒いアップル信者どもは「今どきマウスなんて使ってるの?フフン?」などとのたまう調子だ。しかし自分のマックブック運用は、画面を閉じて外付けディスプレイを繋ぎ、無線マウスとキーボードで動かすことが多く、パッドに触れる機会は少なかった。やがて初代マジックトラックパッドが発売されたので、マウスが壊れ次第買い換えるつもりでいた。マウスなんて1〜2年も酷使していればクリック等がへたるものだ。

ところが2009年に買った初代マジックマウスがちっともへたらない。アップルにしてはバカに頑丈過ぎる。クリックホイールが無い代わりに上面がマルチタッチパッドになっていて、非常に便利だったし。底面に埃が溜まるというマウス必然の欠点を除けば完璧な製品だった。2015年になり、マジックトラックパッド2が発売。翌年の長野マラソンでサブスリーを達成したら買う、と宣言したが見事に撃沈した。代わりにツールド美ヶ原とマウンテンサイクリングin乗鞍で好走できたので、ようやくの購入となった。

Trackpad2充電用のライトニングケーブルでマックミニと繋ぐだけで勝手にペアリングされ、セットアップ完了。そのまま有線でも使えるので、無線故障時の為に残しておいた有線マウスは捨てても良さそうだ。そして、相変わらず滑らかで気持ちのよいポインタの動き。二本指による全方向スクロールは基本中の基本。16x11cmの面積は広々としていて、さらに多本指によるジェスチャーも使い易い。地味に画期的なのは、どの部分も同じ強さで沈み込むこと。旧製品は奥側が支点のため、手前側との差異が気になったものだ。クリック、そして強めクリックで二段階のカチッという感触があり、初めは擬似的なものと気付かなかった。圧力の感知は無段階で行われており、カスタマイズも可能なようだ。たかがポインティングデバイスに14,800円+税なんてアホだろ、と思ってたけど、値段なりに先進の作り込みがなされている。人間の感覚を裏切らないデバイスの製造は、アップルの独擅場だと感心した。マックミニにはレジスト済みのBetterTouchToolをインストールしてあるので、今後のカスタマイズも楽しみだ。

ただしドット単位のドラッグが必要な画像や動画の編集ともなると、ついマウスを手にとってしまう。慣れ次第かも知れないが、使い分けで良いかもね。五年、十年と酷使していこう。で、一緒にマジックキーボードも購入した。11,800円+税…既にワイヤレスキーボードを持っているのに、これはアホだろ。でもデザイン、つーか傾斜角を合わせる為に仕方が無かったんだ。JIS配列とUS配列を交互に買う癖があり、今回はUS。唯一の問題は独立した英数キー・かなキーが無いこと。コマンド+スペースバーで切り替えなんて面倒臭いし、今更トグル式なんて無理だ。でもこれはKarabinerで左右のコマンドキー単押しを割り当てれば解決。パッド同様に充電用ライトニングさんで自動ペアリング&有線利用できるので、やっと古いキーボードを捨てられる。

Onodachiトレーニングは、土曜に松本〜旧塩尻峠〜下諏訪30kmの定番コースをゆっくりジョギングしたのみ。御野立公園の展望台は以前封鎖されてた気がするが、また登れるようになっていた。諏訪大社春宮&秋宮と温泉、オルゴール記念館に入り浸り、電車で松本に帰った。まだ力がないので、とりあえずふくらはぎが痛む。

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