3/19-21 三国の四方を走るべし

Station生活や職場の変化と、昨夜の急な冷え込みに身体が反応しているのか、土曜の朝からちょっと熱っぽい。とはいえ怠さは無いしすこぶる元気だ、大丈夫。東京から新幹線ひかり号で豊橋下車、名鉄を乗り継いで愛知県豊田市に降り立つ。パークサイドホテルにチェックインし、小径自転車カラクルSを輪行状態のまま持ち込む。ここに泊まるのはこの一年で4度目、夕食も毎度台湾ケンさんのニラレバ定食な気がする。

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Oiden日曜は体調良好、バイキング朝食が旨い。カラクルなら路線バス輪行もこっそり問題なく、北へ30分余、終点の藤岡支所で下車する。あれしまった、乗り継ぎのコミュニティバスも存在したのか。私が情弱だったのだが、欲を言えば大会プログラム等で交通案内があると良い。いくらマイカー信仰の総本山たる愛知県とは言え、現地に至る公共交通機関が無いからと参加を諦めた人もいるんじゃないかな。場合によっては(去年の朝日村ロゲにあったような)参加者用シャトルバスがあれば…というのは贅沢を言い過ぎだろうか。

そのちっちゃいバスにはイベント参加者らしきが2人乗ってる。まあいいやチャリで追いかけよう…って距離4km、標高差150mの結構なヒルクライム! 汗だくになりつつ、受付にギリギリ間に合った。他の145人はクルマで来ていると思われる。

Fureaiフィールドディスカバリーゲームの最終戦はチャンピオンシップと銘打って、ここ藤岡地区でいつもより1時間長い6時間ロゲイニング形式で行われる。初戦こそ総合優勝したものの、最近は辛うじて表彰台にすがり付くような不甲斐ない結果が続いている。今度こそ過程ではなく結果を求めたい。ごちゃごちゃ言い訳無用!

配布された地図は予想通りの範囲で、小原地区も少し入る。まるで平地のない山間部だがルートのバリエーションは豊富で、面白いテレインだ。やはり三国山(三河・尾張・美濃の境)は行きたいし、登るなら道不明瞭な南側からと決めていた。その前に折平山エリアを攻めるとして、右回りで手のひら三つぶんの行動範囲で戦略を立てる。

Mikuni9時30分スタート、始まりの刹那から天狗像がなかなか見つからずタイムロスが発生する。高い所で風を受けると少し寒いが、マスク無しで森を走れる喜びが大きい。ヒトはこうして免疫力を維持する生物。都市部に居るとなかなか出来ないことだ。

次はいよいよ三国山。地図にある道はやっばり無いし、代わりの尾根筋もやがて踏み跡がなくなる。それでも急斜面をハイハイしていれば頂上まで着いてしまうのが、登り坂の利点だ。展望台から四方の絶景もそこそこに下山、有利なショートカット小路を発見しつつ人里へ。時間の読めない山岳を前半のうちに終わらせるという、自分にしてはスタンダードな作戦だった。

Routeただ、想定より時間が掛かっている事に対して、当然なすべき戦略変更が柔軟でなかった。元の作戦に固執して中途半端にカットし「👺判断が遅い!」と後悔を繰り返す。まるで得点が伸びないのだ。また前半のうちに脚が終わっており、競技というよりジョギングペースに落ちている。脳内にはずっと「時間が止まれば〜いいのになって思うよ♪」なんて歌がふにゃふにゃ流れている。時間は止まらない。終盤、藤岡支所からの登り坂は身に覚えがあるのでしっかり走り、制限6分前にフィニッシュ。走行距離ざっと47km、標高差1500m。

結果は男子3位、男女混合2チームにも敗れ総合5位に終わった。例年より3kg太っている重身で良く踏み止まったとも言えるが、目方で男が売れるならこんな苦労もしない。年間全7戦中6戦に出場してシリーズ男子二位にも、顔で笑って腹で泣く。確かに思うのは、ポイントランキングに一喜一憂の一年間が最高に楽しかったってこと。

毎度お馴染みのY本さんや、去年のウルトラオリエンテーリングで序盤だけ競ったY越さんと話せたのは幸い。運営さんから次シリーズの優待券を頂いたけど当面は生活がばたばたしそうだし、スポット参戦の形になると思う。その時、上位陣を脅かす存在になれるよう成長して帰って来たい。

Gifuさてここからも本番。松本に向かうとして、豊田市街地まで戻ったら交通費がバカにならない。チャリで三国山近くの峠を越えるヒルクライム250mUPを敢行する。疲労困憊、なかなかしんどい。奮闘努力の甲斐もなく、今日も涙の日が落ちる。笠原鉄道の廃線跡サイクリングロードを見付けつつ、岐阜県の多治見駅で輪行。特急しなの号に乗り長野県の松本駅で下車、駅前の飯田屋ホテルに輪行自転車ごとチェックインする。松本在住時代はイイダヤ軒のかき揚げそばをよく食べに来ていたが、併設のホテル利用は初めてだ。

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Alps月曜は春分の日。ホテルに荷物をあらかた預け、チャリで安曇野を回る。GW最終日に行われる信州サイクルロゲイニング2022_安曇野Stageの地図は、プランナーの脳内ではほぼ完成している。だが一部写真が用意できていない場所等があり、今日は最終調査に来た。道の駅堀金で常念天丼を食べ、ホテルに戻って輪行、特急あずさ号で東京に下る。良い地図が出来上がりそうである。

とりあえず、正直疲れた。ブログ等の更新は次の週末にゆっくりやろう。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 藤岡 2022(得点証明となる全通過スポットの写真ほか)

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また、去年5月のウルトラオリエンテーリング・元善光寺-善光寺(176kmソロ)参戦記をむらよしギムナシオン臨時サイトにアップ。長くて御免。

2/25-27 どんなことが起こるのかな 期待のカラクルS

Ara金曜、葛飾区の北端から江戸川区の中ほどまで10kmちょっとのジョギング。そこに自転車店サイクルステーションハヤシさんがある。「カラクルSを下さい!」。テック・ワン社の猛虎参號さんが営業していて乗鞍仲間にも広まっており、ずっと気になっていたモデルである。どちらかと言えばやや軽量なスポーツ仕様が欲しかったが、在庫切れなので標準仕様(税込145,200円)でいいや。生産が追いついてないと聞いていたし、あるだけラッキー。店頭に赤と白の完成車があり、赤を選択。Cf気候の国に住んでいるからにはまずしっかりした泥除け装備が最優先事項なので、その場で取り付けて貰う。加えて専用の輪行袋と適当なボトルケージを購入し、リアキャリアは取り寄せとなった。折り畳みのコツなどを親切に教えて頂いたし、ジョギングで来たので乗って帰れる!

FoldさてこのカラクルSは、小径車とかミニベロとかフォールディングバイクとか言われるものであり、つまりタイヤ径が小さくて折り畳みが可能な自転車である。普段乗っているランドナーに比べるとやはり直進安定性は欠けるので最初は戸惑うが、すぐに慣れた。意外にスポーティな走りをするもので、電動ママチャリなんかよりよっぽど速い。それでいて、ロードバイクだと遠慮してしまう歩道通行も許されてしまうような可愛さがある(あくまで例外です)。都内自転車乗りの鬼門である環七総武陸橋も、簡単に歩道階段を…いや期待したほど持ち易くはない。

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Tannhau土曜、さっそく輪行だ。「慣れれば10秒」という謳い文句のようには行かないが、30秒もあれば折り畳みが完了する。この畳んだ姿が非常にコンパクトで無駄がないという機能美こそが、カラクルSを選んだ最大の理由である。一緒にクラシックギターも担いでいるが、このギターケースとサイズ感は大差ない。ランドナーだとギターと一緒に列車旅ってのは、かなり無理に近いだろう。常磐線、山手線を経て中央本線の特急あずさで松本へ。ああ、懐かしい…。

Alpsもちろん組み立ても工具要らずですぐ完了。ランドナーだと何だかんだ30分掛かることもあるが、カラクルSだと3分でもう走り出せる。東横インにギターだけ預けてから安曇野へ、5/8に開催するサイクルロゲイニングの地図作成に必要な調査を詰めていく。つまり1分でも惜しい訳だ。走行性能的にも、小径車としては大きめの20インチタイヤが頼もしい。つーかこれより小さいとやってられない。

ホテルに戻って、また折り畳んで部屋に持ち込むのも良いが、そこまではしなかった。

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Jinniku日曜はギターを持って出撃。まだキャリアが無いので、バックパックに重ねてギターケースを背負う形なのがちょっとキツい。浅間温泉から神宮寺の坂を美鈴湖へ登っていく。この「輪行してギター背負って走る」というのが、カラクルSで一番やりたかったことなのだ。ギアはフロント50の1段、リア11-32の9段で、過不足は感じない。

サイクルカフェピラータで、室内楽サロンに参加する。と言ってもあまり練習をしてきておらず、ここで今まで弾かせて頂いた曲のやり直しばかりになってしまう。ショパンの雨だれ、宵待草、城ヶ島の雨…。今後も時々行われそうだし、次は新曲を用意したい。東京への帰りも特急あずさを利用。あ、輪行袋の中にヘルメットも一緒に収まるのね。

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Pirataという訳で、私のやりたいことを叶えてくれているカラクルS。何かしらダメ出しをしようにも、四世代目にあたり製造技術も十分に枯れている為か、全体的にしっかりした作りで悪いところが見当たらない。もちろん小径車に過度の期待はしないのが前提であるが。敢えて言えばヘッドマークのシールが弱くてすぐ外れること(もう別のシール貼ったわ)、取扱説明書が誤字やレイアウト崩れなど雑であること(従業員の家族とかにDTPに強い人いないかな?)、ネット上の噂ではキャリアを付けると専用輪行袋に入らない?可能性があること、そもそも輪行袋が華奢なことか(転がして移動する用に底が抜ける機能付きだが、泥除けがあると無理だし無駄)。つまり本体設計と金属加工技術だけ優れた、典型的な日本の工場らしさを感じる。トータルでの顧客満足を目指すならまだまだ伸び代はあるはずだ。

などと、つい偉そうなことを書いてしまった。かく言う私も次の職場が決まったので、いろいろ叩かれながらやっていきたいと思う。通勤には引き続きランドナーを使うが、カラクルSも貴重なバックアップとなるのだ。

2/19-20 岡崎の 岡の先には 藪の道

Kaitoku実家転居に伴う混乱が落ち着き、ようやくトレーニングを再開したところで右足首を痛めてしまった。体重も高止まりしているなど、やや情けない状態でレースの週末がやってくる。

土曜。お金をじゃぶじゃぶ使えるはずもなく、往路は東京から普通列車での東海道線。三島駅でのっぽパンを食べて、ここからも長いがスマホゲームをする時間が確保できれば良い。豊橋から名鉄本線の快特で1駅、東岡崎駅に到着。岡崎の中心市街地に一番近い駅である。岡崎…巨人軍背番号5の体躯か、冬季オリンピックの朋美スマイルを連想するが、全然関係ない。

Castle小雨が降り始めている。乙川河川敷でイベントの準備作業を眺めつつ、岡崎城へ。昨年ベストアニメの一つ「シキザクラ」の聖地なのでテンション上がるわ。もたもたして資料館などは閉館してしまったけれど。

せっかく岡崎に来たので、釜春本店で八丁味噌煮込みうどんを頂く。コシのある切れない麺と濃厚な味噌。塩分補給はバッチリだ。ビジネスホテルながらアンティーク感のあるオーワホテルに泊まる。

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15f日曜、朝食会場15階からの景色が良い。太陽も顔を出してきたし、気持ちの良いランニングができそうだ。軽い頭痛はいつもの事、もういちど岡崎城をぶらぶらしつつ、フィールドディスカバリーゲームin岡崎乙川の会場入りする。前回蒲郡よりは暖かいが、風が強いのが気掛かり。

優勝争いを(多分)期待されている私であるが、今日はそこまでのテンションは無い。今使える力を出し切って、この街を誰よりも楽しめれば良い。9時30分一斉スタート、南のスポットから西に大外を回っていくスタンダードな作戦。地図読みの調子は良く、他の参加者と差がついていく。矢作川の橋は強風で帽子が飛ばされないように外して渡る。帽子は良いけど地図が飛ばされたら大変だろう。

Wander徳川家康を扱った小説で登場した大樹寺は是非来てみたかった。競技中なので門を撮るだけだけど。「ここまでは普通のロゲイニングじゃん」と思いつつ、5時間制限の半分が過ぎて東側の山岳地帯へ突入する。のっけから道が不明瞭になり、ロストしかけた。コンパスを頼りに藪を漕ぎ漕ぎどうにか抜けたが、タイムロスが大きい。

さらに、不明瞭どころかぬかるみの谷に嵌まり込む。「シューズを泥だらけにしちゃったら帰りの新幹線に乗れないじゃないの」なんて意識が余計敗色を濃くする。山を巻こうにも藪で進めないし、引き返すべきと思いつつ、もうちょっと進むと広い沼地に出た。かつて山で遭難しかけた悪夢が脳をよぎるが、向こうから三人組がやって来た。抜けられるんだ! さっそく情報交換…進むも地獄、戻るも地獄か。結局彼らは諦めて引き返すらしい。

Route全然普通のロゲイニングじゃなかった。こんなに廃道探索をご用意して頂けたなんて、面白すぎる。けれど予定時間を大幅にオーバーし、平松山ピストンで最高点を稼いだ後は撤退戦に移行する。もう一つ無理に近道をしようとしてまた藪に嵌まるが…。

「走る、滑る、見事に転ぶ」の繰り返しでぼろぼろだし、いよいよ脚が言うことを聞かなくなってきた。それでも、我々市井の一般人が冬季オリンピック等を観戦して得られるものって、例えば「最後まで諦めない姿勢」なんだよね。時間ぎりぎりまで街中のスポットを稼ぎ回り、制限2分前にフィニッシュ。ああ、楽しかった。

FinishIさんYさんと奮戦を労い合いつつ、シューズの泥を歯ブラシで落とすなど身支度を急ぐ。結果は男子3位(総合4位)で、副賞を持ち帰れるし御の字。足が治ったらまた走力を付け直して、山でロストしないスキルを磨きつつ上を目指したい。優勝者のインタビューによればやはり同じ場所で嵌まったらしくシューズも泥だらけだが、私よりは上手く抜けたんだろうな。東岡崎駅の土産屋が閉まっているので豊橋駅で買いつつ、ひかりの速さで東京へ帰る。岡崎市、またゆっくり訪れたい。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 岡崎乙川 2022(得点証明となる全通過スポットの写真ほか)

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また、去年4月のFDG初戦みよしステージ参戦記(詳細版)をむらよしギムナシオン臨時サイトにアップ。あれ以来、勝ってないな…。

2022/1/23 長かった長野県

Salon日曜、「カフェピラータ第1回室内楽サロン」に参加すべく、いつものようにギターを担いでジョギングで美鈴湖畔ピラータへ。サロンが何なのかはよく知らないが、毎年秋の音楽祭よりはリラックスしてやりましょうということらしい。始めるタイミングや演奏順、曲目も自由に進行していく。と言っても現状弾き手はYさんの奥さん(ピアノ)、N店長さん(以下クラシックギター)、Yさん、私の四人だけ。聴き手も見知った常連さんたちだし、確かに過度に緊張することはない。私はここでは初披露のタルレガゆりかごの他は、過去にやった日本の曲(宵待草、城ヶ島の雨、雪の降る町を、早春賦)をソロで演奏。Yさんとのデュオでバッハのゴルトベルク(一部)、平均律プレリュードとフーガ、そして難関曲だったBWV1006aプレリュードを何とか弾ききった。松本時代最期の思い出に、素晴らしい機会を頂けたことに感謝したい。

Pirjanという訳で、この街で一旗揚げるという夢が叶うこともなく、情けなく東京の実家に出戻りする。23年間の愛着に感傷に浸ったのもつかの間、今はろくすっぽ掃除をしていなかった汚部屋の片付けにばたばたする日々が続いている。ゴミ収集日の度に何袋も出しているのにちっとも追いつかないし、台所部屋の掃除はひたすら重曹まみれだ。一休みしつつブログを書いたら、また作業の続きをせねばなるまい。果たして期日までに間に合うのか。

今後も当面はギターサークルを続けたいし、サイクルロゲイニングのプランニングがあるので、出来れば毎月松本に訪れたい。そんなに上手くいったとしても、もう自分の街ではなくて単なる訪問者なんだ。未練たらたらだけど、どこかで気持ちを切り替えて、新しい環境で前に進まなくちゃいけない。まぁとにかく引っ越し作業の続きを急ごう。

実家にはネット環境が無いため、とりあえず5Gホームルーターなるものをソフトバンク(の怪しい代理店)で契約し試用中。しかし利用しているプロバイダDCNへは外部接続となるため、FTPが出来ないという問題がある。Webページ「むらよしのホーム」は当面、ブログ用のサーバに臨時開設しアップしていくことにした。このブログやメールは継続利用していく。

→むらよしのホーム臨時(http://mr.dcnblog.jp/home/)※まだ何もありません

東京に移ってからはこれまでのような活動が制限されるかも知れないし、そうでもないかも知れないが、今後とも、時々よろしくお願いします。

12/30 デブ性の出不精

今月はアタマの蒲郡以外は出不精が続いていて、月間300kmちょっとのジョギングはしているのだけどブログに書くほどのトピックがない。参戦記ページ「むらよしギムナシオン」は二つ更新したので、それだけここに貼っておく。最近正直太り気味。来年はどうなるだろうね。

→信州松代ロゲイニング(3時間ソロ)参戦記:部門別3位

→信州朝日村ロゲイニング(3時間ソロ)参戦記:惨敗

12/4-5 旅ゆけば三河の道に胡麻油の香り

Fujikawa土曜、身延線の特急ふじかわで静岡県の富士駅下車。近くの新幹線新富士駅まで小走りし、無料のレンタサイクルを利用する。ずいぶん久しぶりのママチャリはとても漕ぎづらい。有料の電チャリもアリだったかしら。SA併設の道の駅「富士川楽座」に到着し、小規模館では日本一の集客を誇るプラネタリウムへ。20分の番組を流してるだけだが、光学式投影機メガスターさんの描写が卓越している。番組「星降る場所へ」ではスタプリのプルンス役などで馴染み深い吉野裕行さんのイケボで、四季の代表的な星座から星の固有運動による10万年後の星空まで案内する。

折しも同館で「ゆるキャン△」のパネル展を開催中。喫茶コーナーではキャラのコースターも付けられる。好みの娘を告げなきゃいけないのがこっぱずかしい。安易に化石燃料に頼らない各務原さんも良いが「お、大垣千明さんで」。…新富士駅に戻ってチャリを返却し、こだま号に乗って豊橋乗り換え、愛知県の蒲郡駅に初めて降り立つ。蒲郡と言えば競艇場。入り浸って打ちたかったが、今日は開催日じゃなかった。

Aquaもうひとつ有名なのが蒲郡市竹島水族館で、入館待ちの列がその人気を物語る。料金はがまがま水族館と同じ500円。なるほど手作り感満載の工夫を凝らした展示・パネルが盛りだくさんで、魚たちのパーティ楽しもうか。蟹やグソクムシに触れるコーナーも。グソクムシ~♪

虹が架かる夕暮れ、竹島にも渡って八百富神社などを回っておく。おそらく明日はゆっくり参拝できないから。橋がビュービュー唸るほどの強い風で、体が冷え切ってしまう。アピタであんかけスパを食い、蒲郡みかんなど買い出しをしてOYOホテル海岸荘にチェックイン。自宅ではまだストーブ無しで耐えてるけど、ここはエアコンを付けさせて貰うわ。

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Start日曜、まだ風が残るけど昨日よりは穏やかな朝。宿から少し歩けばフィールドディスカバリーゲーム in 蒲郡の会場、海に面した竹島園地だ。3時間の部と5時間の部あわせて244人の盛況、手堅く入賞できれば御の字だが、あわよくば総合トップに返り咲きたい。トレーニング状況はジョギング距離10月220km、11月320kmと上向き。数日間のカフェイン断ちによる頭痛も乗り切った。やや奇策ながら山岳は中盤以降に回し、序盤は西端のエリアからにしよう。9時30分に5時間制限の競技がスタートする。繰り返すが大切なのは「勝たなきゃいけないんだ…」という悲愴感ではなく、蒲郡の“旅”を全力で楽しむこと。

だが序盤、点数に対して遠回り過ぎる50番を取りに行ったのが悪手。走りながら「これマズいか?」と気付いてはいたが、竹本油脂の工場から胡麻油の香りがするのもまた旅情、まあいいや。中盤に北エリアのキツい登山道で聖山・遠望峰山(とぼねやま)443mを経て、何とか見付けたガレ下りは足首が痛む。最近は体脂肪率が20%以上で高止まりしているからなぁ。時間半分が経過、想定より遅れている。

Goisan平地に降りてから東エリアへ、また登山かと一考するが、行ける脚があるなら行く。カフェイン入りジェルを投入して身体がカーッと熱くなるのはカフェイン断ちの成果。果てしない道でも一歩一歩、諦めなければ五井山(454m)に登頂。これを見ないと蒲郡を去れない大眺望だけど、欲張り過ぎたかも知れない。さらに息を切らせながら登山道を下り登りし御堂山(364m)も登るが、いよいよ時間が足りなくなり撤退戦に移行する。もったいないけど付近の高得点群をことごとくカットしてフィニッシュに一目散。竹島に渡ろうにも微妙に足りず、4分半を余して戦いを終える。まずは遅刻せず帰還できて良かった。途中何回もスッ転んで、地図がぼろぼろだ。

男子カテゴリで、鞍ヶ池ステージ覇者を擁する二人組チームに敗れ2位。得意の5時間ロゲでカテゴリ別1位になれないのは初めてで、まずこれが重い。暫定リザルトでは宿敵Fチーム(男女混合)を上回っていてぬか喜びしたが、確定ではやはり彼らが総合トップ。しかもわりと大差であった。序盤の悪手が最後まで尾を引いたことや、平地でたらたら走ってたじゃねーか?等々反省点は多い。勝つことの難しさをますます痛感している。

Route蒲郡の外輪山を攻めた距離40km、積算標高差1200mの激闘を経て手堅く入賞出来たのは嬉しいし、前日の「ぼんちのふち(安曇野・松本)ウルトラオリエンテーリング」から連闘というIさんYさんとロゲイニング談義が出来たのも救い。ワイワイ喧嘩しながら競技するの憧れるなぁ。私も存分に蒲郡の“旅”を楽しめたのは確かだ。土産にアカザエビせんべいを買って電車に乗り、また来るよ。三河安城~名古屋はこだま号(N700S)、新幹線ホームのきしめんを食ってから特急しなので松本駅到着。自宅へ歩きながら空を見上げれば秋と冬の星座よ、私に力を下さい。

次のFDGは2月の岡崎乙川。パワーアップして一矢報いたいが、そのころ私は松本を離れて生活が激変しているはずだ。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 蒲郡 2021(得点証明となる全通過スポットの写真ほか)

11/20,21,27,28 信大急行アルプス

20(土)、自宅からチャリ30分余で信州スカイパークの陸上競技場へ。「信州大学マラソン2021」は去年から疫病騒ぎにより一般参加を募っていないが、スイーパー(最後尾係)としてスタッフ参加することになった。その話が来たのが4日前という急さだが、フルマラソンの距離ならいつだって走れるよ? コースはスカイロード10にちょっと付け足した10.55kmを4周する。制限時間は5時間30分とされる。

Courseやがて数十人の受講生がバスでやってくる。若いって良いなぁ、なんて思う歳になったもんだ。私だけ5分早めにスタートを切っておき、コース誘導が必要な場所に立つ。生徒全員が通過したら最後尾に付く流れだ。すなわちビブナンバー30番と40番の男子が完走ぎりぎりかなというペースである。2周目に入ると40番が止まりがち。だって、ぴょんぴょん飛び跳ねる酷いフォームだもん。仮にも最高学府で専門教育を受けている建前であろうし、いまさら私が何か言ってもスゴイシツレイだから「もうどうにでもなあれ」と放っておくしか無い。と言うか単位を途中で諦めずにこの場に居るだけで偉いのだ。学生時代に幽霊と化し、そのまま還らぬ人となったのは私だ。

Track2周で諦めるかと思ったら3周目に突入したのは、良いファイトだ。けれどやっぱりもうまともに走れず、ようやく30番が伴走を諦めて先に行く。ここまでのスローペースが仇になって次の関門で切られたらしいが、それもドラマのうち。歩き混じりの40番もなんとか3周ゴール。私には「次の最後尾に追い付く」というミッションがあるので、急行を開始する。ただここの体育教師はフルマラソンの経験が無いのだろう。エイドにエネルギーゼリーを置くべきところ、34kcalしかないアフターチャージゼリーしか置いてない。やっぱり人工甘味料はこの世から滅んで欲しいわ。

そんな不満を募らせつつ騙し騙し、最終周を平均4'37"/kmで走った。結局最後尾には追い付けなかったが、制限時間にはぎりぎり間に合ったので良しとしよう。閉会式で一言という無茶振りを食らい、せいぜい学生たちのファイトを讃えておく。弁当を余分に貰ってチャリで帰宅する。

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21(日)はギターサークルのためギターを担いで美鈴湖畔のカフェピラータへジョギング。先月のサイクルロゲイニング安曇野のマップは殆ど私が作成したとは言え、株式会社未来図の著作物なのでおいそれと配布できないが、この店にはこっそりコピーを置いておく。

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Alps27(土)はまた未来図社のイベントスタッフとして、アルプス公園へジョギングで向かう。軽く雪が舞っているがコンディションはそう悪くない。「親子でトレイルラン」のコース設置、コース誘導、動画撮影による記録計測を行う。同イベントは初開催とのことで手探り状態ではあるが、なんとかまとめていく。

最後に大人の部の賑やかしとして私も出走する。0.4kmを1周したあと2.4kmを2周する合計5.2km程度だが、アップダウンが結構エグい。息を限界までゼーハー言わせながら27分余掛けてフィニッシュ。良い刺激になった。これだけ楽しめて食事まで頂けるのは嬉しい限り。

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Mg28(日)、松本城の内堀に氷が張るほど冷えた朝。「松本サイクリング&ウオーキングDAY」のスタッフボランティアとして松本メディアガーデンへ。主催は松本観光コンベンション協会、企画は未来図案件。何をして良いか判らず始めは後ろでおろおろしているという醜態を晒したが、徐々に慣れて受付業務などをこなしていく。もう十年以上も接客仕事をしてないのが良くないわ。イベントは盛況のうちに終了。ついでに中心街を散歩して帰る。

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例によってキューが溜まりすぎている参戦記・旅行記サイトに「2020/9 辰野蛇石ミニキャンプ」と「2020/10 ビーナスライン蓼科〜甲府」という二つのサイクリング記をアップ。どちらも一泊という短さだが、記録には残しておきたい。

11/13-15 むらづみ裏日記

Senmi土曜、松本から輪行し岐阜県の瑞浪駅へ。サイクリングで南へ小一時間、世界一の茶つぼやら美濃焼こま犬やらを経て軽く峠を越えると愛知県豊田市の小原(おばら)地区に入る。秋にも咲く四季桜が紅葉と競演するさまは、この世の物とは思えないほど美しい…と云うが、まだ咲き始めと言ったところ。自転車ならではの機動性を生かしつつ寺などを回る。謎の田んぼアートはクルマだと気付かないかも。

Afrec折しも、小原交流館でアニメ「シキザクラ」のファンミーティングなるイベントが始まる時間だ。一応Nアニメで継続視聴している注目の作品。出店のケバブを食ってから入場してみる。スタッフや声優によるトーク、そして公開生アフレコが圧巻だ。東京一極集中のアニメーション業界に風穴を開けようと必死のプロジェクト、応援したい。だが物販は大行列で、また今度な。

すっかり日が傾いて来た。名鉄三河線の遺構などを見つつ、市街地に着く頃には暗くなり、常宿のパークサイドホテルにチェックインする。

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Start日曜、チャリ30分余りでフィールドディスカバリーゲーム in 三河上郷の会場へ。すっかり馴染みの「アプリを使ったロゲイニング」でeスポーツを謳うようにもなっているFDGだが、前回欠場したためシリーズポイント戦争いからは脱落している。今回は元々9月のイベントだったが疫病騒ぎで延期になったもの。男子の強豪はOMMとやらに行ったとのことだが、最大のライバルFチーム(男女混合)は健在。勝つのは難しい。

地図とスポット一覧をオープンして作戦タイム。意外と東側の山岳がたくさん入っており、極端に高得点が散りばめられている。自ずと前半にそれらを回り、後半は西側の平地エリアで調整する作戦となる。9時30分に一斉スタート。三時間の部もあるが、もちろん五時間の部で出走している。やはりFチームもほぼ同じ作戦のようで、スポット毎の見付けづらさ等で位置関係が前後するデッドヒートが続く。

Tenjin道端に棄てられたミッフィーが可哀想。何とか先行しつつ裏側から村積山(むらづみやま)257mに登頂。スポットの引っ掛け問題もクリアして、展望台に寄る余裕もなく下山。岡崎自然体験の森を目指す…が、トレイル入口が二手に分かれている。空に見えるはずの送電線もなく、疑心暗鬼に陥り行ったり来たり。後にして思えば正解の道に入っていたのに「ここは違う」と思い込んで、無駄に右往左往してしまった。行き違ったFチームが正解の方へ向かっている間、私は「どこここ、なんで!?」と絶望していた。

コンパスを便りに何とかリロケートして、必死に追うも後の祭り。おまけに岩津城跡でも意外と奥にある石碑がなかなか発見できず、土塁上をぐるぐるして万事休す。どこか1ヶ所多く取ってきたと思われるFチームが、西の平地エリアで背後に迫る。ああ、走力でも負けてるな…。西北の津島神社でとうとう追い付かれるが、勝利磐石の横綱相撲という事か、そのままフィニッシュに向かったようだ。

Route私はせめて一矢報いたい。強引に円型分水枡を取りに行き、さらにもう一ヵ所…は無理だ。こんな長距離を走るのは7月のFDGin猿投以来だし、へばってスピードの出せない脚で必死にもがく。「最後に僅かでも近道を」と行った道が行き止まりで、用水路沿いの狭い藪を強硬突破。アプリ操作に手間取ったら間に合わないというタイミングだったが4時間59分50秒、制限10秒前に無事フィニッシュした。多くの時間帯で前か後ろにFチームが見えているという異例のロゲとなったが(プランニングにもう一捻り欲しい)、その緊張感がぎりぎりセーフに繋がったとも言える。走行距離47.6km、標高差積算520m(推定)。

すぐアプリ上で勝敗が判る。やはり、負けたのだ。違いは南東の高得点スポット。私は仮に順調だったとしてもそこを取りに行く発想はなかった。臨機応変でいいや(要するに行き当たりばったり)というフォーク作戦では、後半の距離をきっちり計算して「行ける」と判断出来たチームに、戦略面でも戦術面でも勝ち目はなかったのである。1672対1644、この28点差には大きな実力差があった。

Komedaなお、やはり男子カテゴリは他に目立った成績なし。ちょっと男子ぃ~? よくお話しするIさんYさんのチームはしっかり山を取りに行って混合二位をゲットしている。私もカテゴリ別なら優勝で、気分は悪くない。心身ぼろぼろだったなら家路を急ぐ予定だったが、着替えはもう一泊分ある。出店の唐揚げ丼を食いつつ激安ビジホを急遽予約。せっかく愛知に来ているんだから、もうひとつやりたい事がある。

もうジョギングは無理だが、サイクリング巡航は可能。本業(趣味)が自転車旅行だからな。やたら重い優勝賞品をフロントバッグに詰め込んで、ちょっとだけキャノンボール気分で国道1号を名古屋熱田まで走る。途中コメダでピスタチオシロノワールを食いつつ、エクセルインにチェックイン。「おクルマですか?」と聞かれ自転車ですと答えると「部屋まで自転車を入れても良いですよ」とのこと。これは嬉しい!

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Manten月曜、さすがに全身疲労で寝苦しかったが、ホテルの朝食で元気いっぱい。のんびりと熱田神宮の社叢を散歩してから、名古屋駅を通り過ぎてすぐ、オープンして間もないノリタケジャスコに到着する。なんだこのお洒落な外観は! テナントも一風変わっていて、悔しいけどここはジャスコじゃなくてイオンモールって言うべきなのかも知れない。とりあえずタコスを食っとく。

お目当てはコニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA。LEDドームシステムという中国の最新技術が日本初上陸とのことで、早いうちに自分の目で確かめたかったのだ。開演前のデモ映像でもプロジェクタ式とは一線を画するくっきりとした明暗性能が分かる。平日の昼にも関わらず席はだいぶ埋まり、岡田麿里脚本「Dog Star 君と見上げる冬の星座たち」が始まる。

Jokoji明る過ぎるが故の課題もあるようだ。その強烈な発光が逆にドーム全体を照らしてしまい、暗い部分が浮いて画素配列が目立つ。それに、星空シミュレータとしては最新の光学式投影機にシャープさでわずかに及ばない。番組はマリー脚本的な生臭さは控えめで意外に良かった。帰ったら星の勉強をし直そうと思うくらいだ。

チャリに戻り、信号だらけの名古屋市街を何とか東へ抜ける。中央本線の快速がいつも通過する定光寺、古虎渓あたりはどんな感じなのか、一度走ってみたかったんだ。しかし紅葉には早く、狭いトラック街道は非常に走りづらい。ジョギングで通るよりはマシか。岐阜県に入り多治見市役所と冨士アイスじまんやきに寄って、多治見駅から輪行で帰る。三日間、良き旅路だった。

すぐ三週間後にFDGin蒲郡がある。今回の反省点を十二分に活かせば、負けが確定した訳じゃない。

→Facebookアルバム: フィールドディスカバリーゲーム in 三河上郷2021(全獲得スポットの写真など)

11/3,6,7 大町でおお間違えた

Start祝日の水曜、JR大糸線で松本から北大町駅へ。ここで降りたロゲ参加者は私だけか。と言う訳でやって来ましたOMACHIロゲイニング2021。時節柄、より人を分散させるためにカテゴリ別の時間差スタートとなっている。ソロは11時から、3時間の競技が始まる。ちなみに自分のジョギング練習量は十月で220kmとピークの半分。

アスリート2名が先行し、最初の信号で置いていかれる。もうだめだ。さて、与えられた作戦タイムがスタート10分前からと短く、その中で戦略を決めた。市街地東側の丘は終盤の調整には使えないので、まずそこから。霊松寺の紅葉にボーッと見惚れて、いきなりミスったぞ。

Iyari北へ行こうランララン。信濃木崎駅は「おねてぃ」の聖地だけあって取りたいコントロールだが、ここは冷静にカット。熊鈴を付けて山に入る。鉄塔巡視路の激しいアップダウンにスッ転ぶし、迷いかけてコンパスで修正するなど。これがKTプランナーの厳しさだなぁ。視界が開けた場所からは木崎湖も俯瞰し絶景! こんな一期一会の景色に逢えただけでも今日参加した価値がある。

湖畔でもう時間半分が経過し、西部戦線へ。極端に遠い最高点はハナから諦めている。鹿島大橋の袂でガサガサッ! こんな所で熊か? カモシカでした。こんな感じであちこちで、競技とは無関係な写真を撮りまくってしまう。「ロゲ=旅」という楽しみ方をしているからだ。

Route走力不足を感じ、高得点なアルプス搗精工場もカット。市街地のコントロールを取り尽くしてやるぞとなだれ込むが、終盤の時間経過は想像以上に早い。結局だいぶ残して制限2分前にフィニッシュするのだった。獲得20/30コントロール、1459/2000点。

致命的なミスは無いし力を出せたから、もしかして上位に食い込んでいるかも? と集計用紙を持って行った所で、居合わせたBさんに負けていることが判明。さらに上が二人は居ると言う。ああ、入賞できたらメトロノームウオッチを買う予定だったのに、今回は断念。時節柄、表彰式は無くて後でWEB発表となる。Iさんとか帰っちゃったし、やっぱ寂しいな。そこまで分散させないと観光協会等との調整が付かないから仕方なかったんだろうな。私もぼちぼち、信濃大町駅へ歩く。半端な時刻で食堂はやってないし、松電ストアでパン買い食いしてから電車で帰ろう。

リザルトは男子ソロ18名中で五位、総合でも47チーム・ソロ中で同順位。上位7名くらいまでは僅差にも見えるが、みなてんでばらばらなルート取りなのにきっちり実力通りの順位が出る。これがKTプランナー地図作成の真骨頂なのだろう。一位の人は実業団レベルのスーパーランナー、二位の人は身の丈に合った戦略が奏功している。私は自己採点で戦略90点、戦術70点、走力50点とする。

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3jiro土曜は自転車。そろそろ自分の自転車シーズンは終了でランニングに切り替える時期(この切替が面倒臭い)。最後にツールド美ヶ原のコースを登っておく。ゆっくり、紅葉の写真を撮りながらだけど。ゴールの自然センターで綿あめのやつ買おうかと思ったら、もう今シーズンの営業は終了している。

サイクルラックに自転車を駐め、歩いて王ヶ鼻へ。アルプスの山々と松本市街地の俯瞰、これも見納め。あと三城牧場の俯瞰がまた、秋に染まって美しい。さらに歩いて王ヶ頭へ。やっぱりここは、みんなみ観てもらいたい景色だ。自然センターに戻り、ダウン等を着込んで無事下山。

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Seseragi日曜、また電車で信濃大町駅へ。もっと早い時間に来れば芸術祭を回るのも良かったんだけど、寝坊した。一番行きたいプラネタリウムは長いこと休映中。やはりロゲイニングの反省ランと称して、取り逃したコントロールを回る。せせらぎの気持ち良い平地のトレイルや、大町マラソンで懐かしい源汲(げんゆう)橋など。アルプス搗精工場はぜひ見学したかったが、さすがに日曜は稼働しておらず。

こうして落ち着いて再走してみると、競技の時は読み違えていた部分などを発見できて、また良い経験値となる。次は…勝ちたい。

→Facebookアルバム: OMACHIロゲイニング2021(全通過コントロールの写真など)

また先週末の信州サイクルロゲイニング2021_安曇野Stageについて、試走と前日のキャンプ、当日の様子をまとめた動画をニコニコにアップした。数多い自転車動画の中でも特異なテーマだと思う。これでロゲにばたばたした日々もようやく一段落。と思ったら次は来週、FDG三河上郷だ。

10/24 快晴でもショパンの調べ

Band日曜、クラシックギターを担いでジョギング。浅間の激坂を登って標高差400m、カフェピラータにたどり着く。今日は一年に一度のフリマ&音楽会。例年この日だけはクルマで来るんだけど、廃車にしたからとうとう本番当日もジョギングだ。演奏もジャージでやることになる。

朝は冷えたが良く晴れて、滞りなく室外でのバンド演奏から。松本ぽたりんぐクラブさんの面々が集っているから客数的にも盛況である。聴いてる方としては「演奏できて当然」のように考えてしまうのだけど、同系統の楽器をやっていると、そのレベルに達するまでにどれだけ苦労したかが、何となく分かる。

Guitar休憩のあと室内に移動。私はYさんとのギターデュオで、バッハのゴルトベルク(アリアと第一変奏)、プレリュードとフーガ第九番を演奏する。やはり練習通りとはいかず、「走る」のを抑えられなかったり。致命的な演奏停止等が無かっただけ良かったし、楽しんで頂けたかも知れない。続けて私のソロだが、その前に信州サイクルロゲイニング安曇野Stageのエントリー募集、最後のお願い。やり過ぎるとウザいから加減が難しい。曲目は雨にちなんだ2曲「城ヶ島の雨」「ショパンの雨だれ」。城ヶ島は覚えたてだが先日実際にそこを旅して思い入れひとしお、雨だれは古いレパートリーの覚え直し。適度な緊張を維持していたのだけど、終盤は怖くなって心を閉ざしてしまった。まぁ、私にはこういう演奏しか出来ないってのを残せたと思う。

ガチ勢の声楽&ピアノなど、今どき貴重な生演奏の時間が続いていく。名残惜しく全てのプログラムを終え、次はまた遠い機会に。走って帰らなきゃいけないから、フリマでは何も買わなかった(カレンダー基金だけワンコイン)。御殿山トレイル経由で下山、帰宅する。

Webサイト(むらよしギムナシオン)に去年8月の自転車ツーリング記「木曽・園原と西伊豆・富士西麓」をアップ。そういえば今年は去年以上にロングツーリングが出来ていない。もう、時間がないぞ。

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