いっときは松本でも牛伏寺断層あたりを震源とする小さな揺れが度々あったからビビっていた。チャリ用メット嫌いの急先鋒たる私が、それを枕元に置いとかないと眠りにつけない程だった。
非常時に於いて水・食料の次に無いと困るトイレロールは「いつデマで品薄になるか分からない」から常時多めに買い置きしてあったが、次に重要である情報通信手段としての携帯電話は、充電環境が貧弱なままだった。「そのうちiPhoneに機種変するからいいや」と後回しにしていたが、今のケータイはまだまだ使えそうだし急遽揃えることに。シガーソケット式ACコンセント&USB電源出力インバータ、USB式ケータイ充電&通信ケーブル、乾電池式ケータイ充電器、の3つを購入。有り合わせのデイパックを非常持出袋にしてぶっ込んどく。
その後、今なお続く東日本の余震に比べればだいぶ揺れも心も落ち着いてきた。まぁ無駄な出費であったことが望ましい。
こっそり大阪マラソンの抽選に申し込んでみたものの、来月の長野マラソンは開催が微妙な情勢で、モチベーションに若干の影響がある。しかし決行されてもいいように脚は作っておきたい。今日は速めのペースを心がけて安曇野自転車道を進む。南風が強く往路は追い風となるが、ノリは今ひとつ。道の駅堀金より数km進んだあたりで折り返すと向い風。道の駅でスポーツドリンクを飲んでからようやく少しノリが良くなった気がするが、スタミナは持たなかった。帰宅までの32.3kmを平均4'55"/kmと、サブスリーを目指すにしては無残な結果である。そろそろ慌てるべき時期かな。
ところでこの季節に山形・朝日村方面で相当の砂塵が舞っているのは恒例だが、今日は美ヶ原方面まで赤く霞んでいるほどだった。うがいをしっかりして、以降外出は控える。
「自転車&歩きで目指す松本の展望台」サイトには「戸谷峰」と「保福寺峠」を追加。さらに「むらよしギムナシオン」の過去作6つに於いて文法が汚かったHTMLを整形(XHTML1.1化)するなど地味で面倒な更新をしている。
昼過ぎ、北の刈谷原峠に向かってジョギング。市街は晴れていても山に近づくほどに雲行きが怪しく、不安になる。峠付近は未舗装かつ雪道。ここから稲倉峠に続く尾根が稲倉長尾遊歩道となっており、初めてアタックしてみる。穏やかな尾根道を期待していたが案外急坂で残雪も多く、殆ど走れなかった。標高1108mの三角点からは左右に展望が開ける。天気が良い日にまた来たい。稲倉峠まで降りればあとは舗装の下り坂なので一安心。飛ばし気味に帰宅する。18.4km。
おそらく帰宅前に最初の揺れがあった筈だ。風呂シャワーでアイシングし、遅い昼食を調理中にも長い揺れが発生したらしいが、どちらも全く気が付かなかった。ツイッターのタイムラインを見て東北地方太平洋沖地震の事態を知る。テレビからはこの世のものとは思えない映像中継が流れる。のうのうとストーブを焚いているのに、ランニング後の体の冷えとは別の種類の震えが止まらない。
最近の災害は忘れないうちにやって来る。自分に何が出来るだろう。
長野マラソンのナンバーカード通知証が来た。ネットエントリーの大混乱のなかで実績・予想タイムを入力した記憶が飛んだから「もしかして最後尾スタートになっちゃうかも」と不安だったが、どうやら招待選手や陸連登録選手に次ぐ列を確保した。それに見合った走りが義務となるので、何がなんでも故障だけは避けたい。まぁこれまで通り走りたい時だけ好きなように走ればいいだろう。
という訳で今日はゆっくりペースで南の薄川を渡り、千鹿頭山(ちかとうやま)に登る。千鹿頭神社の四隅を護る溝は空座になっているが、近々建御柱があるのだろうか。さらに尾根を少し奥に進むとミニミニ展望塔がある。これは初めて見るな。常念山脈を遠くに、松本市街を順光で見下ろす良い眺望だ。千鹿頭池に降りる途中からは山脈と池との対比が見られ、こっちの方が気に入ったが。
さらに東城山も登りに行く。何度か来ているけど、ここの林大城跡は深志城(現松本城)や最近廻った稲倉城、平瀬城などの親玉だと知ると感慨深い。曲輪や土塁、石垣などの規模がデカく堂々たるものだ。最近の雪が若干残っており、下りはサクサク音を立てて進む。歩きも多かったけど総距離18,1kmをジョギングとして集計する。
夕方チャリで移動し、美ヶ原温泉のウェルネスうつくしという施設を初利用してみる。貰ったタダ券の期限がもうすぐ切れるからだ。狭い風呂場の他に水着着用のバーデゾーンってのがあり、その先に25mプールがある。その為に昔買ったまま使っていなかった水泳帽と度付きゴーグルを持参してきた。それにしても狭い。2レーン分の広さで水中ウォーキングレーンがあり、老人たちが往復している。スイミングレーンは1つのみ。他に泳ぐ人がいなかったから独占できたが…。
そもそも私は泳げない。鼻や口に水が入ると大パニックになる。「素の自分ってこんなに落ち着きなかったんだ」と軽くブルーになる。おまけに伝家の宝刀『一重のし』が出来なくなった。これは水深が1.05mと極端に浅いせいもあるが、体脂肪20%を誇っているにも関わらずまるで浮かない体にショック。「こんなままでは海難事故に遭った時に真っ先に死んでしまうぞ」と、なんちゃって平泳ぎばかりで休み休み4往復したところで上がった。腕がパンパンに筋肉痛を起こしている。走り慣れない人がいきなり5kmジョグしたらこんな感じなのだろうか。
たぶん12年ぶりの水泳だったが、ブザマ過ぎて恥ずかしかった。クロールとかそんな超難度の泳法は生涯無理っぽい。トライアスリートには畏敬の念を抱かざるをえないな。
雨が降っていると濡れて面倒臭いのは確かだが、この季節自分のようなバカでも風邪っぽくなる花粉症持ちにとっては楽に距離を稼ぐチャンスとも言える。ゆっくりペースのジョギングで安曇野を横断し、室山公園へ。南側の遊歩道からファインビューに登り、山頂のでいらぼっちゃ展望台へ。走っているうちに雨はほぼ止んだが、景色は望めない。
自宅まで戻って30km走行し、今月合計400kmに到達した。毎日走った去年同月より50km少ないが、何より故障しないことが大事である。以前も雨の日に室山まで走った帰りに故障したことを思い出してヒヤッとしたが、今のところは大丈夫。
先日開設した「松本の展望台」ページには稲倉峠と稲倉城址を追加した。なるべく画面をスクロールしなくて済むよう解説文は少なめにしている。そもそも人に紹介できるほど詳しくなかったり?
芥子望主山の近くに「いのちと平和の森」という場所がある。どこかの宗教団体が鳥葬か散骨でもしてるのだろうと思って今まで立ち寄ることはなかったが、どうも様子が違うのでジョギングで行ってみることにした。標高800mほどの狭い丘に、松本市長や小澤征爾らの植樹がある。活動の趣旨は解らないが、勝手に入っても良い事だけ判れば十分。すぐ近くの一千舎展望台よりずっと視界が開ける好展望地だった。
さて一千舎展望台から少し進んだ左手に、下の平地まで降りて行けそうな山道がある。思い切って進んでみたが、やがて道が無くなってしまった。右に左に迷ってみても獣道しかなく、仕方ないからカンに任せて真っすぐ下る。木々にしがみつきながら何とか降りる急斜面で、ポケットのデジカメを落としたことに気付いた。斜面には落ち葉が堆積し、モグっていたら非常にやっかいである。それともさっき崖下に落ちていった石のようなものがデジカメだったのか? もしかして大ピンチ? しかし最後に写真を撮ったあたりをもう一度よく探したら見つかった。助かった―。
松本トンネル入口付近まで降りたところで、八滝神社なる建物を発見。半壊しているが廃社されてる訳でもなさそう。地図にもWebにも載ってないし、こうして迷わなければまず出会えない神様だ。
料金所の駐車場でスポートドリンクを買い飲みし、さらに平瀬川集落まで降りて踏切を渡ると謎の丘がある。私有地だとヤバいかなと思いつつ裏手から登ってみると、「坂下一号古墳」という標柱があった。これも地図やWebにはない、レアな物件である。
国道19号を北に走った下田集落に「平瀬城跡入口」という大きい標識がある。ずっと気になっていたので、今日こそ登ってみよう。山道は急斜面を巻いてはいるが、走れるほど緩くはない。やがて本郭と思われる平坦な頂に出る。712.7mの三角点があり、犀川を真下に西側の景色が非常に良い。思わぬ収穫をずっと眺めていたくなる。かつてこの強固な山城に篭もった武将204名が討ち死にしたらしいが、武田晴信にとっては赤子の手を捻るようなものだったのだろうか。
ここから下田まで引き返すのは面倒臭いので、稜線をそのまま登る。強烈に深い堀割があるわけでなく、概ね踏み跡もあるので簡単に上の車道に出た。でもこっちから平瀬城を目指すと別の尾根を下りてしまう危険はあるだろうな。
芥子望主山をかすめて帰宅。距離は17kmでも3時間半かかった。勝手知ったるような近所の山でも、まだまだ知らない場所が沢山あることを実感。むらよしの冒険はいま始まったばっかりだ。
昨日は今月初めてジョギングせず。これで故障する確率を若干下げられたことにして、今日はしっかり走っておこう。雲ひとつない青空のもと安曇野市に渡り、高速の側道を北へ。ワサビ地帯を過ぎて高瀬川を渡ると明科押野に着く。安曇野で東山と呼ばれる丘陵は犀川流出口を挟んで、主に池田町東側の尾根となる北半分と明科・豊科東側の尾根となる南半分に分かれており、ここに北の最南端が岬状に突き出している。
押野山695m。標高は松本市基準だと大したことないが、明科まで下ると520mからのアップとなるので意外に登る。一部凍結しているコンクリート舗装路で山頂に至ると、雪で埋もれかかっている三角点の周りに各テレビ局の電波塔が立っている。松本方面の眺望を期待したが、ちょっと電線が邪魔になって今ひとつ。穂高地区越しに常念山脈を眺められるポイントはあった。ここで補給食休憩。
帰路は光〜田沢〜新橋と急行するが終盤ヘタり、計36.2kmを平均6'02"/km。昨日脚休めをしたのだから言い訳は効かない。体脂肪は20%前後と高水準を維持しているくせに、スタミナは足りない。まだ慌てる時期じゃないけど、体重を軽くできれば足首や膝の故障率は下がるんだろうな。
僕だって毎日走ろうと思えば走れるんだ、と言わんばかりに今月に入ってからずっとジョギングを続けている。ペースは二日周期で、距離は三日周期で上げ下げし、質と量の両面をアップさせているつもり。一時体調を崩しつつ持ち直した。しかし去年の2月も毎日無理に走った挙句に故障したので、今年こそは念入りにケアを行いつつ、状況次第でパッタリ諦めよう。
今日はゆっくり短めの日。とうとう松本にも雪らしい雪が降る中、市北部の田溝池まで登って浅間温泉まで回る基本コースで12.7km。明日から路面がどうなるか心配だなあ。
午後は二年に一度の恐怖である車検。アルピコ自工任せで問題箇所は少なかったのだが、底にサビ穴が開いているので板金ン万円コースらしい。錆止め塗装はしておいたはずだが、6年も経つとダメなのか。まったくクルマってやつはバカみたいにバカバカお金が掛かるものだ。こうなったら元年式のこの軽貨物、平成の世が続く限り千代に八千代に乗り続けてやる。
代車で帰宅後、気を紛らわすように雪かきを行う。ついでに猫除けの雪壁を作ってみたり。糞害との戦いはまだまだ続く。
この季節なら熊は出まい。以前行きそびれた稲倉(しなぐら)城址を目指してジョギングする。峠口から舗装林道ではなく、沢沿いの古道を登ってみる。倒木や沢渡りなど意外に野趣があって、走るどころか歩きづらい。一旦車道に出てまた古道っぽい方を登る。あれ、どこで間違ったのか道がなくなった。上を目指して山林をバキバキと彷徨ううちにようやく車道に復帰。あとで地図を確認したら、中途半端にひとつ西の刈谷原峠に向かいかけてたらしい。ともかくだいぶ稲倉峠近くに来てしまったので、予定外だが峠まで往復しておく。たぶんこっちへの古道は残されていないんだろうな。
車道で戻り、半分ほど降りた所に稲倉城址の案内図がある。さあここからまた急登の山道だ。息を切らせながら尾根の城跡に辿り着く。三つの郭が長く連なり、それを区切る大きな空堀も残されている。城跡マニアなら唸るであろう遺構だ。景色は東側の崖上から三才山集落方面を垣間見る程度だが、「よくもまあこんな山の上に城を構えたものだ」と昔の人の無茶っぷりには感心する。底がツルツルのランニングシューズでは下山も恐る恐るで。帰宅までおよそ19kmを3時間、標高差は合計600mとなった。
車検間近なので、クルマをイエローハットまで持って行きオイル交換を任せる。量り売りだし多分こっちの方が安上がりだろう。あと劣化しまくっていたワイパーブレードも交換。誰も聞いてない所で「ビビってんじゃねぇぞコラ!」と凄む楽しみは暫くお預けだ。帰宅後も若干整備し、さらに滅多にやらない部屋の掃除までして腰がくたびれた。珍しいことばかりしてるから、そろそろ雪が降るかも。
好調と不調が一ヶ月周期でくるとして、今は少し悪い感じがする。ジョギングというよりハイキング気分でゆっくりと、芥子望主山に向かって走行開始。すぐに気が変わって浅間温泉から御殿山見晴台に目標を移し、遊歩道を登って行く。見晴台に先着していたオッサンに「勢いが無いねぇ」と言われるくらいのペース。
標高が上がるにつれ風を受けるが、今日は南風が心なしか暖かい。冬はまだまだ続くけど、一番ヤバイ寒気は去ってくれたようだ。もう朝起きて室温2℃とか無いよね。
美鈴湖はさすがの全面結氷。氷上立ち入り禁止と書いてあると余計に歩きたくなるし、足跡もちらほら。それはともかく「もりの国」入口まで登って、桜ヶ丘遊歩道を下る定番トレイルコースで帰宅。一部の日陰を除き積雪は無く、対岸の火事ならぬ山脈の向こうの大雪じゃん・・・なんて油断したら罰当たるかな。14.1km走行。
去年12月まではしょっちゅうアイスクリーム(アイスミルク)を食べていたが、今年に入ってぱったり食わなくなった。それでも体重・体脂肪率は高水準をキープしている。どうやら餅の食い過ぎが悪いらしく、アイスは関係ないね。という訳で今日久々に一個食ってしまった。
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