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12/27 堀の回りの懲りない面々

12/27 堀の回りの懲りない面々
木曽路はずっと雪の中だった。大阪への交通手段はまたしても青春18きっぷで、名古屋から東海道線。ヨドバシカメラ梅田にて、毎度悩む二人の姪への土産はクロックマンのO型と上方にする。この二つは人気なのか在庫ギリだった。

梅田から徒歩で中之島を伝い、初めて大阪城公園を訪れる。新聞連載の真田三代という小説がちょうど夏の陣たけなわだし、どんなものか見ておきたかった。堀の回りをあちこちの陸上部がぐるぐる走っているし、石垣の立派さは皇居を思わせる。城内はさすが松本のとは比べものにならない広さだ。天守閣の形をしたビルには登らず、大阪城公園駅へ抜けて再びJR。天王寺・阿部野橋乗り換えで近鉄古市へ。少々歩き疲れたが、明日からの餅販売の準備にかかる。

12/25 ウラジロストク

Keshibo 正月用餅の販売に毎年オマケで付けているウラジロが、関西の親戚においては今年あまり収穫できなかったらしい。との報に接し、暇人の私が直ちに出動、これを収穫せんとする。本日は天気晴朗なれども風が冷たい。ジョギングで城山公園に登り、目を皿にしながら城山遊歩道を北上する。しかしウラジロは基本的に温暖な地域で育つもので、亜寒帯もある松本ではあかんたい。似たようなシダ植物は見掛けるが、二股に分かれてもいないし裏が白くもない。アルプス公園〜芥子望主山〜田溝池と回って、結局ただの歩き混じりのトレイルランだった。距離11.7km、標高差積算430mくらい。
ともかくこれで今年のトレーニングは終了。大阪冬の陣へ出立の準備を整える。

12/24 午後は〇〇思いっきり走り

一昨日の午後は田溝池〜浅間温泉〜美ヶ原温泉の15.9kmルートをジョギングした。久々に思いっきりランニングできた。平均5'07"/kmと、まだまだ往年の力を取り戻すのは先の話だが、もう毎朝目が覚める度に右膝の痛みに失望することはない。長い二ヶ月だった。

今日は午前中に薄川第一水力発電所まで往復する16.7kmルートを、ゆっくり目にジョグ。一昨日の疲れが残っているあたり、まだ脚が出来ていない。でもこれからは体力を伸ばしていく障害がないのだから、それだけで根拠不明の希望が湧いてくる。ただし近年自分のマラソンは膝痛故障の歴史と化しているので、来年こそは気を付けないとな。げげげげ。

参戦記は10月の梓川ハーフマラソンの分をアップし、ようやくむらよしギムナシオンに残すべき全ての自転車・マラソン関係の記録を書き終えた。大した量でもないのに酷く遅筆で一年以上先延ばしにした事もあったが、「埋めなきゃいけない事がある」ってのは一つのエネルギーでもあった。いよいよネット空間では何もすることがなくなり、あとは現実に追い込まれるのみ。

12/18 All through the day I めまい

チャリで美ヶ原温泉から美鈴湖方面へ登る。ありゃ、湯ノ原林道が冬季閉鎖になってるから引き返さないと・・・いや待て、近年やたらルール厳守に気を遣いすぎていないか。根っから不真面目な自分らしくない。だいたい通行止区間に自転車が侵入して具体的に何がマズいかって言うと、ブッ飛んだ時に死体を発見してもらえなくなることだ。登りだけなら心臓発作でも起こさない限り大丈夫。
Misuzutoya という訳で、先々月のハーフマラソン以来久々に心肺を追い込むような走りをする。御母家からもりの国まで距離5.2km、標高差430m。しかし数日前の食あたりによる不調がぶり返し、とりあえず目標を30分としていたが30秒オーバーした。その上軽いめまいと吐き気に襲われる。まだまだ、これから体を造り直さないとな。美鈴湖畔でだらだらと回復を図った後、三才山集落経由で帰る。

南松本IYの専門店で1500円以上買うと使える500円券があるので、ツーリングマップルかレールウェイマップルでも買い足すことにした。しかし小さな書店コーナーでは扱っておらず、他に欲しい本は無いし別の専門店で欲しい物もない。百均なりCD屋なり服屋なりあるだに、買い物をする時の目はすっかり死んでいる。結局本屋に戻って日本地図帳にした。最新の県別データによる特集記事が半分を占めているやつで、二社が競合している。昭文社の方が観光色が強く、成美堂出版は「失われた10年が云々」とか暗い話題から入る。普段は昭文社の地図ばっかり使っているので、違う角度から日本を見るために成美堂出版の方にした。付録の鉄道地図が欲しかっただけ違うか。
ざっと読んでみると期待通り新しい発見がある。しかし数カ所間違いにも気付く。これはどこの出版社も変わらないな。ともかく県ごと見開きの地図で、しばらく脳内旅行を楽しめそうである。

12/16 イチから出直し出放題

今月に入って徐々にジョギングが復活している。右膝の回復は非常に緩やかで、負担を掛けると回復傾向が踊り場になる。と書くと胡散くさいが、ゆっくり慎重に走るぶんには悪化しないようだ。今日は自分的基本である田溝池〜洞信号〜浅間温泉野球場回り12.5kmルートにようやく復帰。ブランクによる弱体化は否めず脚の筋肉が張ってしまうが、最近は心肺機能の方が問題だったからバランス良くなったんじゃないか。また20km以上の距離が走れるよう、一緒にイチから出直しを図っていけば良い。
あと最近5回の走行ペースがいずれも6'40"±5"/kmになっている。意識して走っている訳じゃないが、これが一番負担の少ないスピードらしい。いずれまたメリハリを付けよう。

先日しまなみ海道旅行記をアップしたけど、道中でいくつか動画も撮っていたことを忘れてかけていた。たいしたネタはないが旅行記の補足として、適当にまとめてzoomeにアップ→『JR芸備線回り尾道〜しまなみ海道旅ジョギング』編 。木次線の発車シーンなんてどーでもいいんじゃないかとも思うんだけど、まぁ趣味旅の雰囲気として…。
(アカウント利用のテストとしてYouTubeにもアップした。強制再エンコードを見越して無駄に重いソースを送ってみたけど、ベースラインプロファイルのH.264のような(実際のところは知らんけど)低画質になってしまうのが残念。まだまだzoomeには生きていて貰わないと困る。)

12/11 you say 融雪

外出する気が失せるような強風だが、いざ玄関を出てみると午前9時でも暖かい。そういう気圧配置らしい。チャリで山辺方面へ走る。薄川第一発電所から左岸の道に渡ってみると、日陰道が多いので融雪剤がたくさん撒いてある。有り難いんだけどあちこち錆の原因になるんだよなー。
Snow3shiro 扉温泉分岐を左へ、三城方面へ登る。美ヶ原の南斜面だが、日陰はやはり雪が残っている。少し頑張って漕いでも、不調時ほど心臓に圧迫感を感じなくなった。残る問題は膝痛ということになる。やがて標高1,400mちょっとの三城牧場に到着。天候が怪しくなってきたので気持ちは焦るが、残雪箇所以外でも雪解け水で路面は濡れている。スピードを殺して慎重に下山しよう。今年度、三城の標高まで登れるのはこれで最後かも知れない。暖かめの日とは言え、下りは寒くていやになるし。

10月のしまなみ海道ジョギング旅行記をアップした。たくさん写真を撮ると旅行記ページだけでの紹介では飽き足らず、補完的にフォトアルバムまで作ってしまう。ジョギングは旅の手段としてはあまり適していないことが解ったけど、もしやるなら軽荷でやりたい。つくづく自転車、特にランドナーは万能であると思う。

12/8 田川源流に違わず

チャリで五千石街道を通り、塩尻のみどり湖へ。日陰には昨夜降ったのか雪が残っている。ここからさらに南の小野方面へ向かう予定だったが、みどり湖から田川をどこまで遡れるか探求してみたくなり、川沿いに進むことにした。田川といえば松本市内では割と幅を利かせるメジャーな河川だが、ここまでくると小さな用水路だ。本来川底である部分は高速道路となり、その脇を申し訳なさそうに流れている。やがて高速は塩嶺トンネルに隠れ、東山霊園前で川筋も追えなくなった。
Higashiyama 目的を失い、南へ少し登ると「チキリヤ分水嶺」という標識前に出た。後で検索してもヒットしないので、別荘地内でのローカルな呼び方なのかも知れない。太平洋側を少し下り、熊鈴付きの下校風景を見掛ける勝弦集落で北に戻ると、今度は「下り坂分水嶺」の標識が。これで日本海側へ下り、五千石街道での帰路へ。
往路と同じ道じゃつまらんので、途中からひとつ丘側の道を使う。今日は土地勘のなかった場所をいろいろ走ることができて良かった。松本近辺でもまだよく分からない所はたくさんあるのだ。

12/5 禁じられた走り

半端に残っている中力粉とドライイーストでパン作りに再チャレンジ。材料の分量なんかはテキトーだが、前回の失敗を踏まえて砂糖やバターはちゃんとぶっ込む。砂糖はイースト菌を元気にするんだね。また生地が気泡を膨らませるために粘る必要があるらしいので、まな板に叩き付けまくる。強力粉に対して不利だけど、これでグルテンが生成されるかな。温度管理もテキトーだが見た目と感触とカンでいい。
Churiki 出来上がりはやや重い感じはするが、発酵臭が残らず中までふんわり焼けて、今までで最高傑作となった。高価な強力粉を買わんでも1kg100〜128円の中力粉で十分イケるじゃん。ロールパン8個全部に何も塗らず、一気食い。

という訳で食い過ぎた。テレビでマラソン中継をやっているし、パソコンには各地マラソン大会のツイートが届く。走りたくてどうしょうもなくなり、禁断のジョギングへレッツゴー。実に37日ぶりとなるが、右膝痛がわずかずつでも治っているかも知れないのを台無しにしないよう、相当慎重に足を運ぶ。より速くより遠くへ…という気持ちを抑え、5kmを35分で回ってきた。これでまたしばらく様子を見よう。いつかまたマラソンを走れるようになる日が来ることを信じて。

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の参戦記をアップロードした。もう二つ前の季節の出来事なんだ。

12/4 ハッパドキア

Happa 自転車で豊科カントリー倶楽部へ登り、大口沢に下りる。ここから旧四賀村方面への国道に掛かる七つの橋は、赤・橙・黄・緑・青・水・紫だったかの順に欄干が塗られている。刈谷原トンネルは回避して砂利道の峠へ。途中に男の子心をくすぐるような広い採石場がある。土日だと発破作業はやってないかな。ところで常念岳を松本市街から見ると向かって左肩に槍ヶ岳が覗くことがあるが、この辺からだと右肩に見えるんだな。初めて気付いた。
四賀側に下りて、熊鈴を鳴らしつつ稲倉峠を越える。寒い北斜面を登り、暖かい南斜面を下るのは理にかなっているようで、少し楽。まぁまだ、本気では走らない。

12/2 冬眠熊のごとし

来年4月の長野マラソンで結果を出そうってなら、そろそろいいかげんジョギングトレーニングを始動しないとまずい。しかし現状は右膝にサポーターを付けて、様子を見ながらサイクリングするのがせいぜいである。
という訳で大口沢経由、光城山への舗装林道を登っていく。冬季閉鎖は今月末からとのことで、もうしばらくは大丈夫だ。一応熊鈴を持参していたけど、鳴らすほどの恐怖は感じなかった。ここでは出ないとカンが言っている。つーかみんなもう冬眠してくれ。
Ngmnpnrm 城山はスルーして、北アルプス展望地の長峰山に到着。眼下には安曇野の各河川が集まり、奥は常念山脈から遥か白馬連峰までまだ薄めの雪化粧が並ぶ。ずっと眺めていても飽きない。
明科に降りてまっすぐ帰り、坂ありサイクリングとしては標準的。

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