6/30 帰還者を待たぬ機関車
昨夜から突き上げるような揺れが度々あったので、松本市民なら誰しも近々本震が来る可能性について思案しただろう。
職場の更衣室で着替えている最中に「ああ、本当に来ちゃったか」と思った。大勢分のロッカーがガタガタ音を立てるさまは、エヴァの初回でシャッターが衝撃波で揺れるシーン(だったっけ?)を思い出させた。慌ててズボンを履き、とりあえずメールやらツイートやらを試みる。明らかに震源が近く、遠くのヤバい大地震でないという安心感はあったが、指の震えはごまかせず、どうしても一回多くボタンを打ってしまう。
皆が駐車場に集まる最中にも余震一発。やがて松本市震源の震度5強だったなど情報が漏れ伝わってくる。東京で20年以上前?に経験して以来の揺れだ。それにしても、電話はともかくパケット通信って案外丈夫なんだな。
30分遅れで業務はスタートし、また何度も余震があったらしいがそれに気付ける仕事ではない。でもさすがにこんな日は残業要請はなく、一刻も早く帰宅して部屋の状況を見たいところ。
しかしジョギングの支度をしてきてしまった。仕方がない、走ろう。職場近くの信州スカイパークを、予定では2周だったが暫定コース9.4kmの1周にとどめる。さあチャリで家路を急がなくては。
最短で結ぶ道が奈良井川を渡る二子橋が、ヒビ割れを仮舗装したようで交互通行になっていた。チャリ通だから渋滞の心配はないが、明日から遠回りした方が良いかも知れない。そして屋根瓦が崩落している家の多さにビビる。
自宅近くは地盤が固く、これといった爪跡は無し。アパートの自室も小物が棚から落下している程度だった。HOゲージのC59プラモデルが大破したのが最大の被害。しばらく揺れが続くだろうが、まぁ本当の本震は私が松本を離れている間に起こるものだから大丈夫。
って書いてる間にもまたズシ、ズシ・・・。
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