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7/31 骨にしみいる笑い声

ガサツな自分でさえ、昨今は胸が痛くなることばかりで困る。

一週間程前にちょっとした不注意から胸を強打した。肋骨にヒビを入れてしまい、力仕事をこなしながらも少しずつ快方に向かっていた。しかし何かに大笑いした拍子に「ギャハハハハ。あ…」また骨をくっつけ直しである。

空気入れを操作することさえ出来ない状態で、今週末もトレーニング無しである。まぁこんなこともあるさ。
で、またちょっと遅くなったけど先月のツールド美ヶ原2011で撮影したチャリ載動画を5倍速で編集してアップロード。録画が途切れてしまった最終区間は翌週撮った映像に差し替えてあるが、これはこれで天気が良くて…やっぱり悔しい。
BGMは一部のみで、チェックポイント通過時の曲はiLife付属サウンドで手抜き。スタートとゴールは伝説のフライトシミュレータ「TOP LANDING」のテーマをGaregeBandでいじって使用した。ゲームミュージック名曲中の名曲をこんな動画で使ったら勿体無い気がする。しかも歳がバレる。あのコックピット筐体で僕らは間違いなく大空を舞っていた。

投稿先はニコニコ動画とズーミー。後者は高画質なうえ誰でも再生できるのが便利だったが、8月末で閉鎖されてしまうそうだ。寡占化著しいユーチューブは15分制限と強制再エンコードがあって自分の用途では使い物にならないから、今後ニコ動一本にせざるを得ないか。しかしサイトの性格上、等倍速編の置き場としては使いづらいし画質も落ちる。サブカル色が強いイメージを嫌って、視聴に必要なアカウントを持たない人も多いだろう。困ったなぁ。
ニコニコ動画:【自転車載】ツールド美ヶ原2011(5倍速)※360p
zoome:【自転車載】ツールド美ヶ原2011(5倍速)※480p

7/24 ペダル漕げずもメシ焦げる

せっかく天気に恵まれた日曜日。サイクリングやジョギングの予定はあったのだが、上半身をちょっと怪我したので大事を見て外出は控える。まぁこんなこともあるさ。数日で治るだろう。

昼飯を火に掛けていたら消防車のサイレンが聞こえてくる。そんなに珍しいことじゃないと思いつつ、念のためベランダから外を眺めてみたら高台にある元朝鮮学校の建物が激しく燃えている。びっくりして写真を撮ったりしているうちに、焦げた臭いが…ってウチの台所じゃん。危ない危ない。ともかく火事の煙がこっちに向かってくるようなので干していた布団を取り込み、やがて煙たくなる。風向きが変わるまで窓を閉めざるをえない。そんなに暑い日じゃなくて助かった。

というわけで、むらよしギムナシオンに5月の塩嶺王城10マイルマラソンの参戦記をアップ。うっかりしているとまたキューにどんどん溜まってってしまうな。

7/17 物見石山まで物見遊山

先日焼け落ちた人肉の館を横目に、美ヶ原方面へチャリで登る。寝坊して昼前の出撃となり、こんな猛暑で登ろうなんてまさに坂バカの極み。でも走り始めてみれば案外気持ち良いものだ。日帰り旅のつもりで人と争う気など毛頭ないが、他の大勢のサイクリストと抜きつ抜かれつしていると、つい脚に力が入ってしまう場面も。

女鳥羽川源流で水を汲み、自宅から1220mアップで武石峠。ここまででも十分ヘビーなヒルクライムだが、今日は思い切って峠から向こうの巣栗観光センターまで下りる。県道464号を美ヶ原高原美術館まで登るのだ。14年前のキャンプツーリングで下りたことはあるが、道の記憶なんて無いし登るのは初めて。標高差870m。あとどれくらい登るのか見当がつかない。カーブ毎に「第38カーブ」とか標識があって数字が減っていっているから、あれがゼロになるまで走れば良いようだ。…遠いな。

Utmuseum 白樺平の平坦路を過ぎてあと一頑張り。おもちゃ箱をひっくり返したような屋外美術館がグンと迫り、鞍部に到着した。ここから少し東へ歩いて物見石山1984.9mに登頂。これで美ヶ原のピーク群のうち通常立ち入りできるものは全部制覇したことになる。眺望は浅間山、蓼科山、八ヶ岳、霧ヶ峰、三峰山などのほか、振り向けば美ヶ原の台地がワイドに広がる大パノラマを堪能できる。

美ヶ原高原美術館と言えばかつてフジテレビが猛プッシュしていたので、関東人にとっては上田市や松本市より有名な存在だった。一応売店の建物に寄ってみると、誰もいなかった物見石山と打って変わって大変な人混みであり、駐車場も満杯だ。財布を忘れて愉快なので館内には入らず、積雲が乱れる前に下山することにする。

ビーナスライン側に下りて、扉峠を経て松本へ。盆地が空鍋を炊いているが如くカラカラ熱くなっている。もっと高原でゆっくりしていくべきだったか。しかし帰って動画のエンコード作業に戻らねば。

というわけで、先月のツールド美ヶ原映像を等倍速編からようやくアップロード。新マウントはフレームへの固定が強すぎるのか却って路面の凹凸を拾い易くなり、手振れ補正を強めに掛けてもちょっと観づらい映像になってしまった。終盤で録画が途中終了してしまった分は、後日撮り直した分をくっつけて何とか形にはしたが、来年はもっとしっかり撮りたい。
→zoome: ツールド美ヶ原2011自転車載映像(等倍速)前半編 38:32
→zoome: ツールド美ヶ原2011自転車載映像(等倍速)後半編 48:04

7/13 よろしく外周

Skyparkarch 毎週水曜日あたり恒例、夕方の信州スカイパークへジョギングに行く。しかしいつもミズスマシみたいに同じ所を回るのはどうかと思案し、今日は公園の外周を走ることにした。ちょっと外側を走っているだけなのに、景色は結構違うものだ。クローズドコースのような走り易さはないが、たまには良いと思う。心肺に負担を掛けない超ゆっくりペースで一周10kmを走行。北東の空に稲妻がぴかぴか光っている。

7/10 ツールド桔梗ヶ原

いつもより3時間早起きすることがこんなに辛いなんて。急ぎ納豆卵ご飯を食いコーヒーも済ませ、出発。ルームミラーと二つのドアミラーに太陽風を受けて、国道158号を西へ向かう。しっかし、よくこんな梓川源流の秘境にクルマの通れる道を作ったものだ。

Denkamorning 今日もやって来ました岐阜県の乗鞍山麓、殿下平駐車場。乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム参加者のクルマが続々集合している。チャリの組み立てや荷物預け、カロメ朝食をしてる間にも他の人はローラーを回し続けている。怖いよう、負けちゃうよう。せめて軽くジョギングしておこう…。

多少の荒天は覚悟していたのに、暑いくらいの日差しが眩しい。8時に実業団クラスからスタートを切り始め、一般30〜35歳のロードレーサー男子マスターズAはマスターズBと共に9分後に号砲を受ける。自分だけランドナーだし、何もマスターしてないけどな。

標高差1342mって何気にインパクトのある数字だし、序盤は急坂だから落ち着いて・・・のつもりでも呼吸は苦しい。20分で平湯峠を通過し、いよいよ乗鞍スカイラインに入る。マイカー規制はされているがバスは時々行き来する。500人レベルの大会だしそれで不都合は無いが、注意は必要だ。
問題は片側交互通行が3箇所あること。もし止められたらその分タイムを減算してくれるらしいが、できれば止まりたくないから、ポイントの度に自分の前で切られてたまるかと必死になる。

振り返れば笠や槍穂が青い空に突き刺さる。道は10%弱の斜度が続き、ギアはほぼセンター(38)×ロー(28)に入れっぱなし。これで抜きつ抜かれつ、あるいは追い付けそうで近づかない、そんなレースを楽しんでいる。終盤は日が陰って涼しくなった。
Kikyogahara しかし呼吸はいよいよ壊れそうだし腰も痛い。桔梗ヶ原の平坦路でトレインに乗り遅れたのがトドメとなり、「これ以上無理するな」と脳内リミッターが入ってしまった。

結果、1時間26分46秒887。クラス出走37人中16位で終わった。目標にしていた1:25'より大きく遅れたが、まるっきり練習してないんだからこんなものだろう。それより初参加のレースで完走できた喜びで、軽くガッツポーズする。

Sltatami 空気が薄くて頭が痛いし、呼吸もなかなか落ち着かない。それでも少し休んでから富士見岳に登山する。あまり集団から外れた行動をとると失格になるんじゃないかとビクビクするが、下山開始までヒマだから仕方が無い。ランニングシューズで来ているメリットも活かせる。多分、他にここまで登る選手はいないだろう。剣ヶ峰は雲に見え隠れしているが、畳平の俯瞰はいつ見ても絶景だ。

全員のゴールと棄権者収容を終えてから下山スタート。今日のレースを振り返ると、すごく楽しかったんだなぁと名残惜しくなる。終盤のへなちょこっぷりが悔しいので、いつか雪辱を果たしたい。

カロメ昼食を済ませて閉会式は途中でずらかり、クルマを出す。せめて温泉くらいは入っていきたいので「ひらゆの森」に寄っていこう。広い駐車場は満杯に近いが、施設にも十分なキャパがあるので困るほど混んではいなかった。ソフトクリームも食って、あとは帰るだけ。途中でクルマと自分のために一旦休憩を入れつつ、無事帰宅した。

こういう日の晩飯は万両の肉味噌ラーメン。眠気と疲れでクタクタだし、今夜こそ早寝したい。

7/9 殿下を大切にね。

7月の梅雨が開けた、松本のカラッとした暑さが大好きだ。窓全開、クーラーなぞ要らん。昼飯を食ってから、カーオーディオをゴキゲンに安房トンネルに向かう。いや、このクルマは走る棺桶と言うより走る火葬場で、夏場は水温計を睨みながらのドライブとなるが。

Infodenka すんなり岐阜県に入り平湯トンネルも抜けて、殿下平の駐車場に到着。乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムの会場である。実業団クラスも存在する大会に参加するのは初めてで、何だか厳しそう。自分のおんぼろランドナーなんて場違い過ぎる。しかも検車を受けなくてはならず、絶対整備不良を指摘される…!と構えていたら何も言われなかった。ラッキー。
参加賞にサイクリングボトルとスーパーヴァームゼリーと、セラミックウェットルーブという自転車用潤滑剤が付くのも嬉しい。

キャンプの予定は止めにして、温泉も入らずとっとと松本に引き返す。最近は毎晩のように電気を点けたまま畳の上でくたばってしまい、今夜こそは布団で寝たい、と思ったから。安房峠道路の無料期間が先月で終わってしまい通行料がかかるし(結局あの政策の恩恵を受けることは一度もなかった)、ガソリンも無駄に消費してしまうのが自分らしくない気がするが。

松本市街の渋滞にハマるうちに冷却水はグツグツ煮沸状態となり、メルトダウン寸前で帰宅した。ドライブ疲れをほぐすため軽く5kmジョギングに出かけると、突然のひどい雨。夏なんだな。

7/5 パッシュート チャラッチャラッビヨヨヨ〜ン

Skyparkshadow 夕方の信州スカイパークへ。落ち込んでいるスタミナを引き伸ばしたいし、今日こそ2周走ろう。5分/km以内のペースを作るのに最初は体が重くて苦労したが、やがて乗ってくる。1周目は旧9kmルート、2周目は暫定9.4kmルートを走る。どちらを走るかはみな半々と言ったところ。早く新ルートが定まってくれれば、半周回って同じ人とすれ違う位置でどちらのペースが速いか、自転車パシュート映像の要領でわかるのだが。
1時間経つと一時間病かっつうスタミナ切れが起こるが、他の速い人を目標に粘って、ラスト半キロをクールダウンに充てつつも平均4分40秒/kmとまずまず良好なトレーニングとなった。

7/3 ラプソディー口ずさみ 少し走ろうか

噂のスポット水元公園をジョギングする。
Mizumotodirt 導火線に火がついたのはいつだったろうか 中学生の頃か生まれる前か♪(ザ・ブルーハーツ「旅人」より)。小学生の頃はここで野球をしたりザリガニを釣ったりしたし、幼稚園児の頃は地球の面積の半分を占めていた。そんな公園も少しずつ変化しており、最近変わった事と言えば遠くにヴィナシス金町や東京スカイツリーが見えるようになったことか。
ジョガーはもちろんサイクリストもいっぱい走っている。乗鞍で勝負してえなあ。北はかわせみの池、南はゴンパチ池まで回る。ゴンパチ池で渡したラブレター 今も持ってるとからかわれたよ♪(堂島孝平「葛飾ラプソディー」より)。なんにもいいこと無かったけど、11km走行。

品川で勤務中の友人を呼び出し、昼食をとりながら近況などを手短に話す。別れて、食後の運動がてら大崎方面へぷらぷらしてみるとソニー歴史資料館が近くにあるようだ。興亡を学ぶチャンスと思ったが、残念ながら休館日だった。そのまま目黒駅まで歩く。

新宿の東急ハンズで作業着のポケットに入りそうなミニバインダーシステムを買い漁り、松本電鉄の高速バスで帰松する。かくして一ヶ月振りの連休は終わりぬ。私が戻ったからには松本は大丈夫だ。

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