« 2012年8月 | メイン | 2012年10月 »

9/29分 ホワイトガソリンプラン

左肩が上がらないながら手品のようにTシャツを脱いで、事故以来やっとシャワーを浴びられた。午後には頭痛が引き、今日も歩いて街へ出る。
観光案内所に寄り、念願の美ヶ原トレイルマップをゲット。入院中の読み物にしよう。次に石井スポーツで、災害対策用としてホワイトガソリンを購入。これでガスが止まっても数日は大丈夫だ。あと10月中旬に浅間山登山の計画があったので、多分この症状ではフイになるんだけど、デイパック用のレインカバーも購入しておく。いつか役に立ちますように。期間限定のオマケでゴアテックスミニポーチが付くのが嬉しい。

昨夜事故現場から松本警察署まで運んだ破損自転車を、今日は自宅まで引きずる。このまま自転車屋にドック入り出来れば楽だったんだけど、あいにくお休み。仕方なく深志ヶ丘の坂を引っ張り上げ、本日の歩行7.4km。

夜は事故報告書を作成してみる。タイピングは右手一本なのでミスが多いし、また頭が痛くなるわ。(住所情報を抜いたバージョンをPDFで置いとく。)

このところのゴタゴタで紹介し忘れていたが、一週間前に富士山国際ヒルクライム参戦記をアップしていた。新ランドナー、ピカピカのデビュー戦であった。

9/28分 退院したらポテトチップを食べるんだ

脚は大丈夫なので歩いて街へ降りること40分、巨大な相澤病院へ。8時半受付開始に十分な余裕はあったが、列の並びに出遅れ、持ち込んだ新聞を読みながら整形外科で順番を待つ。やがて自分の診察。後遺症を残さないためには手術が必要らしく、難しい話を聞いているうちに貧血で倒れてしまった。普段低いほうで100くらいの血圧が、60台まで下がっている(←記憶ミス)。以降、病院内の移動は車椅子で押して貰う形となった。レントゲンなど各種検査の途中で、相手方保険会社との面会も行う。休業補償についてなど、全く知識がない訳じゃないんだぞと先制攻撃を入れておく。
その後救命救急科や麻酔科にも回る。巨大病院ゆえの縦割りで、同じ設問シートに何度も答えるのが面倒臭い。そして、やはり難しい話になると倒れてしまう。なんという豆腐メンタル。こうしてさんざん待ったり待たされたりした結果、全てが終わったのは16時半となった。8時間拘束されるなら普段の仕事のほうがよっぽど楽しかっただろう。
どうせ手術するのなら、いま骨をくっつけてもしょうがない。三角巾を外す。

院内では座ってることもままならなかったのに、歩き続けてるぶんには何とかなるのが不思議なところ。これが生きるということだ。とにかく目が見えないとどうにもならないので、破損した眼鏡と同等の物を買いに行く。やっと視界を取り戻した。

Ishishiba さらに石芝町の事故現場まで歩き、前輪ポテトチップ状態、ハンドルも折れた自転車を引き取る。相手が「軽トラを用意して云々」などと言っていたが、ここだけの話、生涯クルマを運転して欲しくない人にそんな事を頼めるわけがない。
ここからが難行。前輪を持ち上げて引いて歩くがなかなか進まず、街中なのに5月の遭難時を思い出す。途中の牛丼屋街に惹かれるが、自宅の冷蔵庫には期限切れの豚肉がたくさん残っているんだ。
松本警察署まで診断書を提出しに行った所で体力が尽きた。左肩骨折の痛みが頭痛にも及ぶ。ここに自転車を置き、続きは明日。自宅まで歩いて本日計14km、ウォーキングしたことにしよう。お好み焼きを作って食べて、バタンキュー。

日曜には入院、月曜に全身麻酔で鎖骨の手術となる。

9/27 回る回るよ 肢体は回る

Skyparksep 第2回おんたけ湖ハーフマラソンにエントリー。それでもトレーニングにブランクが空き、1週間ぶりのジョギングはまた信州スカイパーク10kmコース。夕景の美しさを再認識しながらゆっくり走っていると、間もなく月夜に変わる。

自転車での帰り道、ウインカーもなく左折してきたクルマとぶつかる。目撃者曰く、私の体は宙で一回転したそうな。肩が動かせないし、頬から血。自転車と眼鏡は大破。救急車に乗るのは多分32年ぶりくらいだろう。無医者記録も12年で途絶えた。CTだのなんだのと検査され、結果鎖骨骨折。明日また詳しい検査を。

こんな一年もあったねと、いつか笑って話せるわ。

9/20 走る熱さは彼岸から

とにかく一旦膝を完治させようと、北海道の美瑛を少し走って以来一ヶ月以上ブランクを空けたが、100%回復とはいかず違和感が残る。様子を見ながら、ジョギングを再開することにした。

Ydome 仕事帰りの信州スカイパーク1周。キロ6分の巡航的ペースから入るが、筋肉が痒くなってくるあたりにブランクを感じる。辺りはどんどん暗くなっていき、もうランニング用のライトが欲しくなる季節になった。こんな空腹で10kmも走れるかよ!と思っていたが徐々に調子を上げ、ラスト2kmはキロ4分45秒までビルドアップ。計55分で走り終えた。inバープロテインを補給して自転車帰宅。

という訳で秋シーズンはすっかり出遅れ、春にも響くだろう。とりあえずまだ様子見という段階だし。大丈夫そうなら年内に何かひとつレースを入れたい。

9/16 You know YUNO○?

夜中はやっぱり冷えたので、寝袋があって良かった。朝6時半に嬬恋村大笹をずらかる。今日こそは、5月のツーリングで山を抜けられず電車で帰ることになってしまった、幻の二日目を実現しよう。

Kurumazaka 国道144号を西へ走ると、右に四阿山の植林が美しい。左折して県道94号、鹿沢温泉を抜ける。さほどキツい箇所はなく、長野県境の地蔵峠1732mに着いた。ここから素直に下りず、湯の丸林道を東へ。舗装の登坂がまだまだ続き、標高2061mが最高地点。池の平湿原越しに八ヶ岳と、見え隠れする富士山が美しい。ここから道はダートの下り坂になり、車坂峠1973mに突き当たる。佐久平の俯瞰は、もうただただ素晴らしいの一言。

さよなら群馬県。チェリーパークラインで長野県側に下山する。自転車ヒルクライムの名所で、この急坂を登ってくる人もちらほら。いつか自分も登ってみたいな。ツルヤ(スーパーマーケット)本社に隣接する小諸東店で昼食にする。ツルヤマニアの聖地?

Nunobiki 小諸は男はつらいよ等の聖地でもあるが、懐古園の再巡礼はまたの機会にして、西浦ダムを渡って千曲川左岸へ。布引観音をお参りする。これがちょっとした登山となり、残存体力に不安を覚える。石像がたくさんあり、その顔に子供たちがこわいーこわいー言ってる。昼間っから肝試しの様相か。

立科町へ南下し、中山道芦田宿から松並木を経て笠取峠900mを越える。長久保宿、和田宿も通り、心臓の負担にきゅうきゅうとしつつ標高1510m、和田峠(旧和田トンネル)を越える。下諏訪宿まで降りれば、これでようやく中山道の県内区間はコンプリートしたことになる。

旅の目的としては終了。ここで輪行するのもアリだと思ったが、あした丸一日休めるし、もうちょっと無理をしよう。夕闇迫る中、塩尻峠1012mを越える。こうして北信地方から始まった旅は、群馬県吾妻地方を経て東信・南信・中信とぐるり回り、ナイトランに突入した18時40分に自宅到着。距離や標高差は未計算だが、掛かった時間からしてもベリーハードな旅程だったと思う。何にせよ無事これ名馬。

9/15 その先の群馬へ。リベンジ編

9/15 その先の群馬へ。リベン
松本から長野まで輪行し、8時45分スタート。須坂で買い出しをして高山村へ。痛恨の失敗に終わった5月のサイクリング、そのリベンジに来たのだ。

ここから趣向を変え、舗装の県道ではなくジャリジャリダートの林道湯沢線を登る。ホイルスピンで何度も足を付き、単調なのに気が抜けない作業のような、ランドナーには厳しい坂だった。でも会ったのはクルマ1台、オートバイ2台、小さい猪1匹くらいで、空気は美味しかったと思う。13時に標高1823mの群馬県境、毛無峠に到着。

峠一帯は強い風で時折霧雲が通り過ぎてゆき、あっという間に体はどん冷え。小串硫黄鉱山跡の先の、前の自転車が眠る谷に手を合わせてから昼食をとり、一旦引き返す。

上信スカイラインで群馬県入りを果たし、見晴らしポイントに寄る。両親孝行ドライブ中と思われる方がいて、小串鉱山の話題に。「あそこから大前に降りる道はありますかねー」と聞かれ「無いです!」と断言を返す。「もしかしてあの方?」…私の記事を読んでいたらしく、つまり遭難の事も良く知っていた。なんという偶然、嬉しくなっちゃうね。

間もなく硫黄の香りが漂ってくる。万座温泉に入れるまんざ生涯なかなか無いチャンスだから、豊国館の露天風呂に入浴。見た目はただの白い湯だが、これが深くて気持ちいい。このまま泊まっていきたいくらい。

万座ハイウェーを下りられれば楽だが、自転車は通行不可。先週あたりヒルクライムレースをやってみたらしいし、少しずつ良くなっていくのかな。ともかく白根山の鞍部までもうひと登り。散策する時間はなく、霧の中を豪快に下りて、草津温泉もスルー。昔いっぺん来たし…。

毛無峠からだいぶ迂回した形で嬬恋村大前に到着し、リベンジを果たした。今度こそ、手元に自転車がある。公園にテントを張り、今回は昨日買ったばかりのダウン寝袋があるんだ。早速の活躍、と思ったら案外暑い。

9/11 鷹狩山にのぼりたがり

膝の治療も兼ねてここ2週間トレーニングは休養とし、通勤で自転車に乗る程度だった。今日久々にサイクリングに出る。

Kiritooshi 乗鞍同宿のチームメンバーで安曇野市在住のKさんと篠ノ井線田沢駅前で落ち合い、北へ向かう。天気予報は微妙だったがなかなかの天気である。明科廃線敷を少し歩いてから矢筈トンネルを抜け筑北村へ。善光寺街道の大切通しも抜けて麻績村から県道12号「アルプス展望道路」に入る。アルプスは残念ながら雲に隠れがちであるが、交通量は少なくサイクリングに好適。信州の央深部とも言うべき山の集落を繋いでいく。

Ashinojiri 北海道を旅した話など、自転車乗り共通の話題に花が咲く。下り坂以外ではほとんどしゃべりながら、旧大岡村へ。丁度今朝の新聞にこのあたりの特集があって、記事の通り芦ノ尻道祖神の表情が面白い。それにしても、大岡の中心地ってこんなに山の上にあったのかと驚く。

持参食料で昼食後、聖山を背に西へ進む。一旦国道19号に下り、布川峠を越えて旧八坂村へ向かうルート。地形が複雑で地図ではアップダウンが読みづらい。八坂中心部からまた登りで、今日合計1700mくらい標高差を獲得しただろうか、大町の鷹狩山山頂に至る。

Takagari 大町市街地が眼下、渺々左に安曇野や松本まで望める景観だけでも感動ものだ。これでアルプスまで晴れていたらもっと凄いのだろう。初めて訪れた鷹狩山は、明科の長峰山とはまた違った魅力を持つ素晴らしいビューポイントだった。

大町駅前でラン終了。輪行で大糸線に乗り込み、酒とツマミで「反省会」。列車の中で酒を飲むというのは初めてだったが、気分よく松本に戻った。帰宅後、酔いと疲れでしばらく眠る。また晴れた日に走ってみたい、良いルートだった。

さて2週間前の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍で撮ったチャリ載動画の編集が終わり、ニコニコ動画にアップした。コースの1/3に満たない所でリタイアした為、初音ミクとのバトルをメインに仕立てたネタ動画となった。全編等倍速HD版もユーチューブにこっそりアップ

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005