1/10-12 タンパクは味方 炭水化物は敵 炭水化物は敵

Takeda今冬の青春18きっぷは使い切れないし元も取れない、と思ってたが、結局はしっかり有効活用できた。その最終5回目は使用期限の1月10日、松本〜甲府往復で使う。駅で東京の友人と落ち合い、ほうとう屋「小作」でボリュームたっぷりのすいとんを食べる。それから歩いて武田神社にお参り。武田節で歌われる躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)と言った方が有名かも知れない。「人は石垣 人は城〜♪」 駅前に戻って甲府城も観光する。天守台から甲府盆地の眺めが良く富士山も見える。つーか普通、こっちが武田信玄の居城だと勘違いするよな。桔梗屋が経営している和カフェ「黒蜜庵きなこ亭」の信玄餅パフェは絶品。という訳で、8kmくらい歩いたが食べた量の方が多い気がする。

Gekiue日曜はジョギングで冬季閉鎖中の浅間激坂を登る。今のところ雪が少ない松本市とは言え、ここはアイスバーンの上に薄く積もった雪も凍っていて走りづらい。それにしても急な坂、ほんとに6月になったら自転車で登れるの? 美鈴湖畔のカフェピラータで毎度のようにパスタを食べながら漫画サイクル野郎を、今回は第16巻まで読む。寅さん並に旅の先々で恋多き主人公たち。下山はこちらも冬季閉鎖中な林道湯ノ原線で美ヶ原温泉方面へ。そのあと成人式で賑わう総合体育館を通り、「ぴっこ」でジェラート、ではなくロールケーキを1本買っていく。恵方巻き代わりに…。という訳で、17kmくらい走ったが食べた量の方が多い。

Iceart月曜はありがたき祝日。昨日「あめ市」をすっぽかした分、今日はジョギングで松本城の氷彫フェスティバルを見に行く。松本駅で18きっぷアンケートを提出し、お腹が空いたので食品スーパーでドカ食い。放光寺の厄除観音大縁日まで登って、またお腹が空いたのでコンビニでドカ食い。という訳で、12kmくらい走ったが食べた(ry

2015/1/2-3 旅ゆけば 駿河遠江三河尾張の国に鉄の香り

日本海側は大荒れとの報に接し、予定していた鉄道旅行の方向を180度変えて、太平洋側で組み直す。基本は青春18きっぷ利用だが、身延線の普通列車はダルいのでそこだけ特急を使う。間近に聳える富士山って、やっぱ凄いな。富士から東海道線で西へ。清水〜静岡間は静岡鉄道を使い、ついでに小走りで駿府城を回る。天守閣は再建されておらず、堀に囲まれた広い公園に櫓ふたつ。

Futamata島田の工場火災に驚きつつ浜松でまたJRを降りて、遠州鉄道で北に向かう。連続高架や独自のIC乗車券など、割と近代化を頑張っている。終点の西鹿島(にしかじま)で下車。天竜浜名湖鉄道の乗換駅だが、ここは少し先の天竜二股駅までジョギング。遠回りして陸軍中野学校二俣分校跡地の記念碑を見ていく。5km走行。

天浜線の天竜二股以東は乗ったことがあるが、西側はないので今日がドキドキの初乗車。単行気動車の左手には浜名湖が、右手には三ヶ日(みっかび)のみかん畑が広がる。新所原からJRで豊橋まで移動すれば初日は終わり。だけど、せっかくだから路面電車も分岐線まで乗り潰しておこう。鉄分の濃い旅になってる。

 

二日目。ビジネスホテルのバイキング朝食をがっつり食べて、エネルギー充填完了。渥美半島へ向かう豊橋鉄道で、終点の三河田原まで移動する。ここからバスで直に伊良湖岬(いらごみさき)まで乗るつもりだったか、路線図を見たら伊良湖支線という南岸をゆくバスもある。面白そうなのでこっち!「田舎のバスはオンボロぐるま〜♪」ってほど古くないけど、客も信号も少ない風情が良い。

Irago海岸沿い最西の堀切海岸バス停で下車。ここから先はジョギングして行かねばならない。美しい砂浜沿いを走る渥美サイクリングロード脇にはサボテンが生えている。日出の石門(ひいのせきもん)で岩場探検…あんまり迷い込んでると時間やばいぞ。恋路ヶ浜を見下ろす所まで来たらもう一息。伊勢湾の向こうに雪化粧をした鈴鹿山脈を望み、突端の燈台まで回ってから伊良湖クリスタルポルト旅客ターミナル到着、約8km走行。

ここから知多半島への船便は、前々日が強風で運休だったので、今日も来て見るまで心配だった。どうやら通常通り運航していて一安心。多少は安定しているカーフェリーが最近廃止されて、高速船だけになっちゃったんだよね。最中アイスを買って食べ始めたところで出航、これが揺れる揺れる。つーか宙に浮いたかと思うと叩き落とされる、の繰り返し。体調が悪かったらイチコロだろうな。天気晴朗なれども波高し。旅情たっぷり篠島、日間賀島を経由して河和(こうわ)港で下船。

河和から知多武豊まで名鉄線で、武豊から大府連合首長国までJRのキハ25形気動車で移動(まもなく電化されるらしい)。もうこれだけ色々な乗り物を体験したらお腹いっぱいだよ。そういえば初詣がまだたった。ハイドライド3気分で熱田神宮のお守りが欲しい。大混雑で病気も怖いが、ごくたまには人間の匂いが充満している場所も良いではないか。どうにかお参りを済ませて前厄の御守りを購入。千種で駅きしめんを食って、あとは中央西線で松本に帰る。

今年は寝正月気味で旅はこれくらい。思い付きによる予定外の行動も多く、ジョギングを旅の手段に組み入れて、体力いっぱい楽しめた二日間だった。

12/31 胸が土岐土岐

ふと思い立って、中央西線に乗るべく松本駅へ。しまった始発に乗り遅れた・・・でも後発の中央東線方面に乗れば、塩尻で追い付く仕組み。列車は木曽の雪景色を抜けて行く。

Tokiout岐阜県の多治見駅で下車。ここから東に戻るように、善光寺下街道(したかいどう)をジョギング。旧道にこだわろうとして、ちょっと迷ってしまったけれど。神明峠に土岐プレミアム・アウトレットがあるので寄っていこう。さっそくフードコートで暴食。いや、ここまで来たからには食欲じゃなくで物欲を爆発させないと。足早に街を歩き回り、正解はコロンビアのフリースジャケットと、トミーヒルフィガーのシャツだけ買う。

ジョギングで土岐駅まで降り、計11.6km走行。列車で帰松し、夕方の食品スーパー売り尽くしに間に合った。意地でも「元日に買い物」したくないじゃん、ブラック肯定の鬼じゃあんめえ。さて十年ぶりくらいに松本で大晦日の夜を過ごすが、最後まで紅白を観ることなく、おやすみ。

12/28 湯猿岩猿雪猿

男はつらいよの歌詞に「ドブに落ちても根のある奴は いつか蓮(はちす)の花と咲く」とある。その言葉を信じてもう数十年経ちましたが、私はやはり根無し草だったか。

Fukasawaという訳で冬休み初日の今日、JR飯山線の蓮駅に降り立ちジョギング開始。さすがの豪雪地、キラキラした景色が美しくてつい写真ばかり撮ってしまい、ちっとも先に進まない。千曲川と夜間瀬川を渡って南東へ、集落を繋ぐ県道434号を行く。開業間近な北陸新幹線の線路が真新しい。道は概ね融雪されてるが、高社山の裾で意外にアップダウンがあり難儀する。体重増加のせいだな。目方で男が売れるなら、こんな苦労もしない。

Monkey長野電鉄の湯田中駅前で買い食いしたら、もうひと頑張り。ツルツルな遊歩道を奥へ奥へ突き進み、初めて訪れる地獄谷野猿公苑で走行終了、19km。言わずと知れたスノーモンキー、世にも珍しい「温泉に浸かる猿」の群れが居る。観光客の半分を占める外国人にとって、これ以上ない土産話になるだろう。仲良く風呂に入って毛繕いをしてる姿に、人間のコミュニケーションの原点を見る。

アメイジングでファンタスティックな光景は猿用の露天風呂だけではない。地獄谷温泉には人間用の露天風呂もあるのだ。運が良ければ猿も一緒に入るらしい。遊歩道から丸見え過ぎて人気はないが、ここまで来たからには入ろう。見る者をあまり不快にさせない程度の配慮をすれば良い。オー、ジャパニーズヌーディストクレイジー!とか言ってるのだろうか、パシャパシャ撮りながら。

渋や湯田中などの温泉街を軽く散策し、帰りは元ロマンスカー車両の特急ゆけむり号。前面展望に優れるが、ぼちぼち眠い。長野駅でスタバってから、JRで帰松。冬の青春18きっぷ、第1回目はこんなところ。

12/21 俺のジョギングは重荷を負いて遠き道を行くが如し

今まで非接触ICカードはEdyのみ利用してきた。頭が悪いので、あまり何種類も電子マネーを持ちたくない。しかし大阪や東京など大都会へ下りた時に鉄道の券売機で時間を掛けたり、路線バス(しかも前払い)で小銭と格闘したりと、さすがに心痛することが多くなった。今年から首都圏Suica対応エリアが松本まで一部対応とはいえ広がったので、そろそろ持ちたい。旅行好きだし、どうせならJR東日本が発行するVIEWカード一体型が欲しい。しかし恥ずかしながら不安定な職業柄、一切滞納などしたことなくてもクレジットの審査に落ちることがある。

今週、ねんがん叶ってようやくVIEW Suicaカードが手に入った。年会費が実質無料となるイオンやビックカメラといった提携カードも考えたが、ポイント制度が複雑化するので僕の頭では付いていけそうにない。会費を払ってでも、どノーマルが楽だろう。利用明細書を郵送からWeb化すればポイントで元は取れる、って認識で良いのかな? ともかく日常生活が一変するかのような喜びよう。実際にはジャスコでの買い物が少し楽になる程度かも知れないが。VIEWカード特典で当面の年会費が無料となるモバイルSuicaを利用するかは、機種変やセキュリティを絡めて今後検討する。

はやくっ、「ピッ」ってしたいお。月曜からの風邪みたいな症状がやっと治った日曜、いざ松本駅へ。本当にカードを財布に入れたままで改札通るのか…通ったぁ!「ピンポーン、ガッシャーン」されなくて良かった。で、ここから一番近いSuica対応駅である塩尻で降りる。切符だと240円のところ、交通系ICカードだと237円になるのね。

Iwadare西口からジョギングスタート。奈良井川を渡ると「松本盆地にこんなだだっ広い田園風景があるのか」と驚いてしまいそうな岩垂原に出る。読みは「いわだれはら」だが、地元の人は「いわだれっぱら」と読むのだろう。8kmほどで道の駅今井に到着。辺鄙な場所だがモーレツな人気がある。玄米5kgとリンゴ6個を買い、それを背負ってリスタート。こんな形のジョギングがあったって良いじゃない。鎖川、奈良井川沿いに松本市外へ戻り、都合20.5km走ったなぎさライフサイトで昼食のため終了。さっそく夜までにリンゴ4個を食べてしまった。

12/13-15 大音の黙示録

Daiondec正当な理由なく夜型の生活が続き、恥ずかしい限り。というか明らかに体力も落ちてきた。土曜は浅間温泉の墓場から大音寺山トレイルをジョギング、のつもりがちょっとした登りで息絶え絶えになり歩きも多くなる。健康診断の結果によればX線検査に異状なし、つまり気胸病の心配はいらないから肺をガンガン使って良いのに。美鈴湖畔のカフェピラータはこんなオフシーズンでも営業してて有り難い限り。スパゲッティを注文しつつサイクル野郎を少しずつ読み進める。いま福島県あたり。

日曜も遅い起床で、昼過ぎに衆議院選挙の投票へ。そのまま美ヶ原温泉方面を軽くジョギングしておく。昨日の筋肉痛がひどい。

平日の月曜になって、3月の松本ロゲイニングin波田の参戦記を書き終えた。やはり初体験の競技、しかも初優勝となると長々と語りたくなってしまうようで、無駄に長文化した。これもまた私が生きた記録。

12/6-7 ちゃんとチャントの松本人

土曜は電車とバスで白樺湖あたりを走りたい、と画策していたが結構な雪。それよりは単なる寝坊で遠出を断念した。近場で済まそう。という訳で仕方なくアルピコ交通上高地線に乗ると、なぎさTRAINを使用した臨時快速は車内アナウンスが渕東なぎさ(CV:新田恵海)になっている。臨時と言わずいつもこうして欲しいものだ。

Yakesnow終点の新島々駅からジョギング開始。安曇野に渡る沈下式の八景山橋は、今にも梓川に飲まれそうなスリルがある。昼間の気温は真冬並みという気圧配置、手袋をしていてもかじかむ寒さだ。雪が舞う安曇野から逃れるように倭橋で筑摩野側に戻り、新村駅を経由して渚へ。アサワのワッフルとうさぎやの満月焼をハシゴして、太って帰宅。ハーフマラソンくらいの距離だった。

J1parade日曜。長野マラソンのゆうメール通知を中央郵便局で受け取るために街へ降りると、松本山雅FCのJ1昇格記念パレードが始まっていた。ブラス隊がアルプス一万尺の演奏を始めると、沿道を埋め尽くす観衆が一斉に体を上下に動かす。定番のチャント(応援歌)らしいが、松本人って・・・凄い。それにしてもこんな、大きな税収源のない小都市が、トップリーグにチームを送り出すなんてなかなか無いんじゃないかな。今後の苦難も予想されるが、地域、そして私にも良い刺激で在り続けて欲しい。

帰宅してから別の手紙を投函する用事を思い出し、また郵便局へ。ついでに軽くジョギングしておく。実は先週の日曜に転んでいて、左腕の肩あたりにヒビが入ったような痛みが走っていた。庇いに庇ってどうにか一週間を乗り切ったが、今しばらく大事に行こう。

11/22-23 とにかく明神 神田明神

最近ずいぶん交通費が嵩んでいる気がする。という訳で、今回の東京行きは高速バスを往復利用とする。新宿に到着し、ここからの電車賃を浮かす為には上野まで自分の足で移動するのが良い。高島屋・東急ハンズで買い物をしてからジョギングを開始する。

喧嘩のエンカウントなんて発生することなく歌舞伎町を走り抜け、コリア街を左に見て東へ。スクエニ本社、牛込郵便局(何か聞いたことあるって人多いでしょう)、神楽坂を経て外堀通りに出ればドームですよドーム。茶水から北に入れば神田明神、スピリチュアルな空間が(主に絵馬あたりに)広がる。本殿では結婚式やってる。

Shinobazuそのあと頑張れ全力で男坂を駆け上がればダイエットもバッチリ? 近くの湯島天神もお参りすると、また結婚式やってる。不忍池、西郷隆盛を見てジョギング終了。実家への手土産にヨドバシカメラでゴパンを買い、京成電鉄で帰省する。

リキの墓に手を合わせる以上の用事もないが、建前上の目的はBS1で放送された全日本マウンテンサイクリングin乗鞍の番組録画を観ること。森本選手のストーリーで、なるほど自転車は重い方が速い、という内容だった。

夜は地震。御嶽山の時しかり、私が松本を離れると長野県に災害が発生する。信濃の国の中心で私が守護してないといけないのか? 冗談はともかく、心配だ。

Loop翌日はTXでつくばマラソンの応援へ。その名目で学生時代の腐れ縁四人が集まった。そのうちスタートしたランナーはHM君一人で、他は大学内でうだうだスタバってるなど。ぼちぼちランナーが戻ってきて、40km地点あたりで「ケイデンスを上げろ!」と無茶な声援を送る。辛いはずだが、笑顔で応えている。結果記録大幅更新、サブスリーまで登山に例えればあと岩を一掴み。口惜しいことに、秋〜春シーズン記録としては13分余りも抜かれてしまった。いまロゲイニングでチームを組んだらこっちが足を引っ張ってしまい、打倒HT先輩どころじゃないだろう。いつまでも引退気分じゃいられない。再逆転すべく、明日から頑張ろう。

中華料理大成軒に入るとなぜか長野県歌「信濃の国」が飾られている。後はお茶して別れ、私は明日普通出勤日のため帰松。

11/15-16 ホラ吹きの休日

Alpspark去年有明山の登山に失敗したので、そのリベンジが今年の宿題だった。今週末こそ登ろうと宣言し、念のため軽アイゼンを買って準備。しかし土曜は山の天気が悪そうだし、寝坊して断念。様子を見にジョギングでアルプス公園〜城山公園を走ると、有明山は遠くからでもはっきり積雪していると分かる。こりゃダメだ、一週間遅かった。という訳で宿題は来年に先送りする。軽アイゼンはいずれ何かの役に立つだろう。小串鉱山の砂山登りとか…。

 

Shibu日曜も全くズクが出ず昼までゲームしたり眠ったりと、トランペットならぬホラ吹きの休日。せめてバーチャルで旅をしようと、美鈴湖畔のカフェピラータへサイクル野郎を読みに行く。たまにはクルマを動かさなきゃいけない的なアレで、美ヶ原温泉奥の藤井沢ダム公園に駐車してそこからジョギングとする。標高1200mの渋池まで登る林道(作業道?)はとても走り易かった。漫画内では函館から十和田湖、浅虫温泉、盛岡等を経て陸前高田Y.H.へ…。現実に戻り、下山はもりの国入口から桜ヶ丘に降りるトレイルだが、途中の祠から左に別れる道で妙義山古墳・野球場へ。藤井沢に戻る頃にはすっかり暗くなった。

むらよしギムナシオンはようやく今年分の参戦記に取り掛かり、まず3月の春ランin信州スカイパークからアップ。間もなく来年分の申し込みが始まる。10kmの部で40分切りは達成したし、長らく走ってないハーフマラソンに乗り換えようかしら。

10/25-27 走るも走らぬも 大阪の路

Intex来年四月に行われる長野マラソンのネット申し込みは、例によって土曜の午前10時、早い者順のクリック合戦。今回は北陸新幹線延伸開業と善光寺御開帳が重なるので一筋縄でいかないとは予想していたが、手順ミスで数秒出遅れるとか、いつの間にログアウトしててログインやり直しとか、クレカ払いがシステム障害で通らなかったりとかで余計に手間取り、確定まで15分掛かった。28分で締め切られたと云うから、やや危なかったかも。駄目だったらツールド八ヶ岳や草津といった他の選択肢もあるけどな。ともかくこれで一次予選(ホテル予約)と二次予選を突破、三次予選(新幹線予約)は松本人なら免除だ。さて、それから「しなの」と「ひかり」で大阪へ急ぐ。自分はなぜ長野マラソンに出るのか、そしてなぜ、大阪マラソンに出るのか?

と言う訳でやって来ました、南港にほど近いインテックス大阪、受付会場である。身分証の提示が求められるなど妙に厳重、赤と黒の参加賞Tシャツがかっこいい。出店ブースはサプリなど並ぶと貰える物が多くて、つい時間が掛かる。観光の予定はやめて、まっすぐ古市へ。姉宅に泊まる。

Castle日曜の朝、JR大阪環状線の森ノ宮駅で降りると大阪城ちゃんが見える。参加規約違反じゃないかってくらい、マラソンの練習らしいことを何もしてないこの秋。タイムは望めないけど、これから初めてこの街を走れるってだけでワクワクする。5倍と云う参加抽選を突破出来たのは、幸運の2014年を象徴する一つの出来事。荷物預けは駅から近いけど、スタート地点へは大阪城公園の東端から西端までかなり歩く。狭い松本城ちゃんとは勝手が違うなぁ。サブスリーを記録した長野マラソン直後に強気の予想タイムで参加申し込みをしたため、与えられたのはAブロックのゼッケン。申し訳ない気分だけど、せめて前半は後続に迷惑を掛けないよう流れに乗ろう。午前9時、3万人のランナーが号砲を受ける。

スタート時点で気温20度の暑さ。トイレに行きたくなる不安が少ないのは良いが、こまめに給水を取らないとヤバそうだ。やたら「小渕健太郎」のノボリが多いけど、大会テーマソングを作ったコブクロの人だと後で知る。流れに乗るどころか快調に順位を上げて行き、いっそ今からサブスリーを狙う?…なんてね。沿道の応援や大都市の街並みを目に焼き付けながら走る。あれが中央公会堂、あれがアップルストア、あれがグリコネオン。完全に交通規制された御堂筋クンを中心に、環状線内は十字形に行ったり来たりするコースで、やはり中間地点あたりでペースが鈍ってくる。環状線を脱出して南に進むと大阪人情の核心部、観客との距離がぐっと近づく印象。「兄ちゃんらも辛いけど、応援してる方も辛いんやで〜!」といった大阪ならではの声が嬉しい。32.5km地点の大給食エイドにはタコ焼きやわらび餅、あめちゃんなど何でもあり。干し梅と饅頭を食べ、水かと思って受け取った紙コップにはパイナップルが。

住之江公園駅付近で、もうだいぶ意識朦朧としつつふと沿道を見ると、姉と姪二人が来ていた。「人が多過ぎて、お互いを発見するのはまず無理だろう」と伝えておいたのだがバッチリ、3DSで写真も撮ってくれたようだ。

Finish脱水症でストップするランナーが多い終盤、自分もすっかり失速している。スピードが落ちれば落ちるほど、ゴールは遠くなる。ゴールはあるのかな…。南港大橋のアップダウンをクリアしたところでとうとうジョギング以下のペースになり、順位も激しく落ちていく。しかし肺への負担を一定に保つと言う意味では目標通りのレース運び。赤城山ヒルクライム以降また肺が壊れかけているから、傷を拡げてはならない。無理なスパートをせず、3時間17分丁度でフィニッシュする。・・・…やっぱり悔しいなぁ。

レースの前後にやたら歩く距離が長いのが大規模マラソンの欠点。エアーサロンパスの試供は助かる。姉らと落ち合って「うまいもん市場」で太閤ラーメン等を食い、会場を離脱する。二泊させて貰う恩義に家の補修作業をするので、天王寺のコーナンで買い出しをし、「働きたくないでござる」などとブツブツ言いながら河堀口(こぼれぐち)駅から近鉄に乗って古市へ。ばたばた。夜は雷雨になるし、今日は夏だった。

月曜は有休。のんびり近鉄線の急行を乗り継いで名古屋へ、味噌カツカレーを食べてから高速バスに乗り換えて松本に帰る。今年はもう何もない。来年以降の大阪マラソンも、運試しに申し込みしてみようか。ちゃんと練習して。

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