6/26 チャリーン、いんぺいでーす

ツールド美ヶ原での練習量に見合わぬ好結果に納得がいかず、あれこれ考えてみた。わかった。去年の敗因は「脚は出来てるのに心臓が付いて行かなかったこと」にあったんだ。今年は忘れてしまうくらいに、そこにまるで負担を感じず走り切れた。大町・長野両マラソンを通じて育んだ強心臓がモノを言ったのである。それに練習時間を出勤前に確保していたことで、ウォームアップが不十分でも朝からフルパワーで激坂を登ることに慣れていた。さらに練習のある日もない日も、朝ごはんを最低1合は食ってからもがくようにチャリ通をしていたことで、エネルギー代謝においてもツールド美ヶ原に最も適した体質が出来上がっていたのである。今後精神的に強くなれれば、納得しうる練習量をこなせて8月の乗鞍1:15、来年の美ヶ原1:20なんて記録も…と妄想してしまうが、そんなにがっつかなくてもいいじゃん?

今朝は久々のジョギング。6.5kmが長く感じるが、また徐々に延ばしていこう。朝食&シャワー後にチャリで仕事に向かう。昨日小谷村のトンネルで自転車日本一周の爺さんがダンプに追突されて亡くなった、というニュースに思いを馳せてボーッとしていたら、近道の路地に侵入する時に追突されて自分が派手にぶっ飛んだ。…呼んだな…。
相手は右側歩道走行の自転車だったが、過失は進路不注意の私にある。向こうに怪我がないのが幸いで、それを確認すると私はそそくさと通勤再開。腕がカスリ傷だらけで会社にバレると面倒だなと思い、暑いのに長袖の作業着にして隠蔽するのだった。

6/3 カナル来てる 感じてる

寝不足というわけでもないのに昼間中うつ伏せで眠ってしまった。あれだけ好きだったジョギングを辞めてしまうほど自転車トレーニングは楽しいが、体が付いて来てないのだろう。
暗くなってから久々にジョギングに出てみる。もう夜でも半袖Tシャツで事足りる季節になっているんだな。iPod shuffleで音楽を聴きながら走るのだが、イヤホンを新しくしてみた。これまでは元々付属していたApple製をコードをぐるっと耳に掛けて使っていたが、それでも外れやすく風切り音にも弱かった。今回買ったのはSONYのカナル式で耳かけハンガーが付属している(MDR-EX52SL)。
音質的には低価格モデルらしくドンシャリで中域は質も量も無いが、イヤーピースによる密閉でしっかりその重低音が伝わってくる。少々の風にもめげないし、ジョギング用途としては充分だろう。イヤーピースを水洗いできるし。ただし外の音が聞こえにくいので安全上万人にはお薦めできない。
5kmぐらいで止めるつもりだったが、気持ちいいので浅間温泉まで足を伸ばして8km走行。キロあたり7分近いスローペースで、体への負担も少なかった。

5/13 都会のジャングルにジョギングコースは実在した!

実家の近所である水元公園へジョギング。さらに小合溜と大場川に挟まれた細く未開な土手を通る。子供の頃は「ジャングル」と呼んでいて、アマゾンを彷彿とさせるそこをドキドキしながら探検したものだ。久々に来てみたら青テントが増えていてカオス度アップ。釣った魚だけ食べて生きているのだろうか。灯りも無けりゃ公園の水道も遠いし、その生活は窺い知れない。しかし紛れもなく◯年後の私の姿だ(?)。
埼玉県みさと公園に回ると、対岸になる水元公園のバードサンクチュアリからはおびただしい鳥たちの鳴き声が凄い。江戸川を渡る葛飾橋まで往復して、13.5kmを走行。ジョグルートとしては緑が多くて面白かったし、ここで暮らすのは山こそなけれ物さわに万足らわぬ事ぞなきか。いや、やっぱ千m以上ガツンと登れる山がないと坂馬鹿としては寂しいよ。

シャワーを浴びてから実家を発ち、軌道刑事ツクバンを口ずさみながら八潮駅に向かう。TXの中では最寄りだが早歩きでも40分掛かった。ともかく秋葉原へ。喪服を着てお泊まりグッズ満載のデイバッグをしょって徘徊するには似合いすぎる街だが、実際はヨドバシカメラでちょこちょこっと買い物した程度。
さらに歩いて神田祭でにぎやかな神保町へ。ここで少ない時間ではあるが友人Nと会い、喫茶店「ぶらじる」でチャンチャマイヨというちょっと珍しい豆を確保。16時丁度のあずさ25号で松本に帰る。

あ、長野マラソンの記録証がやっと届いている。参戦記書かなくちゃ。

5/5 大文字ヤケ

おととい芯から冷やした体で昨日ひねもすピザ屋のバイトをしたせいか、体調が今ひとつ。昼を過ぎヤケ気味に板チョコをバリバリ食って、畳の上でしばらく大の字になっても回復しない。しかし食ってしまったからには動かないと。とりあえずジョグに出る。ウォーミングアップ的にゆっくり5km走行。
Shibu4 続けてチャリで浅間の激坂へ。一番軽いギアを封印してみるが、だらだら登りになってしまうことに変わりはなく。美鈴湖まで登ってようやく心身がノッて来たので、第2チェックポイントまで足を伸ばす。温泉街から650mアップ、43分。
少し下りて渋池周辺を散策するが山菜のことはよく分からないや。

5/3 県歌上等

昼前にジョギングに出る。春の里山色がまるで絵画のようで、風は爽やかとしか言いようがない。せっかくのGW、テントを持って新緑狩りに出掛けるべきだったかと思うが、こうやって走ってるだけでもまぁいいか。ピクニックで賑わう芥子坊主公園まで標高差300mアップし、田溝池、岡田新道を下りる11.5kmを走行。
給水だけして、続けてチャリで岡田旧道を登って行く。何かデカい虫が鼻の頭に強く打ち付け、とても痛かったので戦意喪失しかけたが、気を取り直して稲倉峠をアタック。災害復旧が済んでおり走り易い道だ。峠を旧四賀村側に下り、大口沢経由で帰宅。チャリでの積算標高差は600m。

Bcl 自分なりのスポーツをたっぷりした後は、セミプロ野球“北信越BCリーグ”を友人と観戦しに行く。いつもジョギング中に横を通ってばっかりの浅間の松本市野球場に初めて入場。信濃グランセローズのホームゲームなので県歌「信濃の国」の大合唱で試合が始まる。これを歌えない奴はモグリというわけだ。
しかし試合はおよそ試合になっておらず、富山サンダーバーズに滅多打ちにされる。おとなしさが取り柄の長野県民もラッキーセブンにようやく応援が盛り上がり、チームは2点を返した。寒いのでそこで帰る。結果は4対24だったらしい。戦力面でも運営面でも今後の課題は大きそうだ。強くなって帰ってこいよ。

4/27 無風と共に去りぬ

Moantamizo ひんやりして風のない朝、浅間温泉から田溝池に向かってジョギング。水を張り始めた田圃は山々を映し、東からの日差しは柔らかくても草木は色空間いっぱいに鮮やかな季節。どこかにタラの芽はないかしらと目が泳ぐ。先日間違えて一つウルシの芽を摘んで来ちゃったからなあ。
復路になると脚が疲れて硬くなってくる。先々週までのスタミナは幻か。何とか12.5kmを走り終えて朝食を採り、それから自転車通勤。

4/24分 ごちそうさん タイ産

一昨日ちょっとチャリで登っただけなのに、すっっかり筋肉痛になっている。普段運動しない人がいきなりサイクリングを始めても続かない、そんな気持ちがわかるようなだるさを感じつつ、夜ジョグに出る。浅間温泉往復の8kmをかなりゆっくりだが、走れど走れど楽にならず、冷や汗ばかりでずいぶん味気ないジョギングになってしまった。俺ってこんなに走れなかったっけと自信をなくすが、年がら年中張りつめていなくてもいいだろう。今しばらく、あせらず行こう。

プロジェクタ用として常駐する手持ちソースが少ないので、DVDを3枚まとめ買いした。
『アニマトリックス』…一作目だけやたら面白かった記憶があるマトリックスの、おまけアニメ(980円)。短い映像作品が趣を変えて次々流れるので飽きがこなくて良い。特にBeyondという話のノスタルジックさにメロメロ。
『カーズ』…クルマ嫌いの急先鋒たる私がカーズ? いや、そんなに嫌いじゃないよ。ただ世の中のクルマ信仰が行き過ぎていると思うだけで。さておき映像はフルCGだが、CGであることをまるで意識させないところまで今の技術は来ているんだな。中盤のドライブシーンは実に気分が良かった。舞台の“忘れられた町”は長野県小諸市を連想してしまう。全般に映像が緻密なので、DVDのSD画質じゃかなり物足りない。これから映像機器を買う人はフルHDにこだわるべきだろう。
『トム・ヤム・クン!』…主人公のムエタイにはCGやワイヤーを全く使っていないであろう、タイ産のもの凄いアクション映画。それをヘラヘラ笑いながら観るのがオツである。アジア映画ならではのユーモアも散りばめられているし。

以上3枚、良く出来た邦画のように胸を深く打つ内容では無かったが、気軽に観られそうなのをチョイスしたから当たり前か。しかも邦画って買うと高いから…。

4/20 明日は足イタの風が吹く

やたら筋肉痛が長引いている。後々のことを考えればマラソンは余裕を持ってフィニッシュすべきだろう。しかしその限られた時間において、私は過去しか振り返らないから。
ようやく小走りくらいは出来るようになって、出勤前のジョギングを6.5km。痛い。ともかく今週はあまり運動をしなくても腹ばっかり減る。今日の夕食はけっこううまい東麺房のラーメンに豚丼を付け、さらにミスドにハシゴする。やや肥満傾向であることを示す健康診断結果が返って来たばかりというのに。できればこんな暴食は今日までにしておこう…。
帰路はたかだかチャリ200mUPの大口沢経由にしたが、それもまだ脚が痛くて登りにくかった。

4/15 走った距離は私を裏切らない 私も決して走った距離を裏切ってはならない

昨日歩き過ぎたせいで体調は一割引だが、それでも充分以上。松本駅に(新宿行でなく)中野行のスーパーあずさが入線しているが、私が向かうのは長野。始発の鈍行で行く。果たしてこれで間に合うのかちょっとした賭けに出たのだ。同じ発想の無謀なランナーはほんの数人。北長野駅に到着してからウォーミングアップも兼ねてランニングで会場に急ぐ。荷物預かりの締め切りギリギリになったがそれでも何とかなってしまうあたり、さすが日本一の運営力を誇る大会だ。トイレも問題無しで、スタートの整列に間に合わす。良かった良かった。天候はピーカンでわずかに追い風の絶好条件。しかし長期間にわたる練習の成果をたった3時間半前後に凝縮しなきゃいけないのだから、42.195kmって憎らしいほど短くないか? かと言ってウルトラとかやらないけど。
Kyoiku やがて号砲。ゲートをくぐる時にクレーン式のテレビカメラが目の前に来たので、十本の指を広げてぴょんぴょんアピールする。それはサブテン…じゃなくて3時間10分切りおよび上位10%を目指す意気込みを表現したものだ。次回サブスリー挑戦への切符を手にするため、無謀だけどロマンを求めてやってみるよ!
弱気に設定してしまった目標タイムで決められたブロックで、スタートラインを跨ぐまでのタイムロスは1分35秒ほど。ここは今の自分がいるべきポジションじゃない。呼吸が荒くならない程度に押して、ぐんぐん前に出る。7km地点で見覚えのあるユニフォームに追い付いた。前回のマラソン「三郷アップルハーフ」でほぼ同時にゴールした小諸のおっさんだ。集中力を乱しちゃいけないと思って声は掛けなかったが、向こうも私に気付いたのだろう。ここからこの人とのデットヒートが始まる。今度こそ負けないよ! それにしてもオーバーペースじゃないかと不安になっていた所に、同等の走力を持つベテランが並走してくれているなんて、凄く心強い。ただし向こうも同じことを考えていたら、…共倒れだ。何か呼吸荒くありません?
1kmあたり4分30秒を意識して、実際はそれより少し速いくらいのペースで前半を刻んで行く。たまに出る4'15/kmなんてサブスリーペースだよ。もはやシューズの性能を超えているのか、靴ズレがひどいけど。中間地点が1時間33分…これがハーフマラソンだとしても充分に速い、何ちう通過タイムだ。
ところが小諸のおっさんが脱落。え? 直後の25km地点で私も脚に硬さを覚えてペースが緩む。代わりに、ここまで沿道の応援に気を良くしてこのまま死ねるんじゃないかってくらいにこやかだった顔は引きつってくる。PowerBarGELを服用して粘ってみるが、30km地点がまさに壁になり脚が上がらなくなった。やはりオーバーペースだったか。やっちまったものは仕方ない、ここからは完走のための最善を尽くそう。ほら、北アルプスが松本から眺めるのとは別の表情を見せているし、風林火山で賑わう川中島古戦場の桜並木が満開だ。
へたっても1kmあたり5分のペースが絶対国防圏。しかしちょっとしたアップダウンで脚が吊りそうになり陥落してしまうことも。長野は硫黄島だ。誰か助けてよ〜。…オレ、精神力が弱くなってないか? そんな時でも沿道の人々はひっきりなしにNHKや信毎の旗を振っている。応援もサイコーの大会じゃないか。完走するぞと勇ましく、山本勘助のコスプレの人にハイタッチをするのだった。
二つ目のPowerBarGELを服用しようとポケットをまさぐったら、あれ? 無い! 途中で落としてしまったようだ。オレの250円がぁ〜〜、じゃなくてマラソンはエネルギー切れが一番怖い。給水所のバナナを3切れも鷲掴みにしてむしゃむしゃする。これでゴールまで持ってくれ。
松代大橋の登りは普段の練習で登っている坂をイメージして乗り越え、残り3kmから気持ちペースアップ。腕が痺れてくるが、ここまで追い込むのは当たり前だ。沿道の人々が「あと少しだ〜!」「あと1キロだ〜!(そりゃ嘘だろ)」とか頑張って声を張り上げてるのに、自分が頑張らなくてどうする。本当のあと1kmになれば、さらに限界への旅になる。もう、そこの角までで勘弁してくれよ。
オリンピックスタジアムに入場すると、人工芝が柔らかく感じて、若干使う筋肉が変わるのか思いっきりラストスパートが出来る。数人をまとめて差し返してゴール! 直後に気が遠くなってふらふらする。だからラストスパートなんか止めておけと。
グロスタイム3時間14分28秒(参考ネットタイムは3:12'55ほど)。力に見合わない目標に挑戦してペース配分をミスしたが、それでも良く粘って、決して練習量を裏切らない結果が出せたと思う。もちろん昨秋大町の自己ベスト(3:21'13)を大幅に更新。大町に比べて坂がぜんぜん無いので当たり前なのだが、次へ繋がるステップアップにはなった。
Nanami しばらくブースやスタンド等をふらふらして会場の雰囲気を楽しんだ後、シャトルバスで篠ノ井駅に送られ、鈍行列車で松本へ帰る。テレビを点けるとNHK教育の全国放送で長野マラソンの録画中継をやっている。お、スタートシーンでばっちり映ったぜ。

今日はすげー楽しかった。課題も残ったが、今後ジョギングは腰痛対策程度にしておいて、ツールド美ヶ原を目標に絞ったトレーニングに移行したい。ま、とにかくまずは休もう。

4/13 ワイヤー切ったのだれやー?

最期のジョギングは田溝池コース。やっぱこの坂を登らなきゃ。岡田旧道で帰るルートの10.5kmを52分半。特に急ごうと意識しなくても平均5'00/kmのスピードが出せるようになったあたり、練習量は昨秋と同等かそれ以下でも積み重ねによる成長があるのかも知れない。
その後チャリで出勤するのだが、序盤でフロントのシフトワイヤーをブッチ切ってしまった。縁起でもねぇが、自分でやってしまったものは仕方がない。フロントがインナー固定になってしまい、「シャカシャカ漕ぎなら任せとけ!」と強がってみたもののすぐに疲れる。漕がなくても前に進むほどの強烈な追い風があったのが幸いで、大きなタイムロスにはならなかったが。
Yozakuramj(写真は昨日撮影のもの)

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