2/28-3/1 走って埼玉

InageyaJR特急あずさ「お先にトクだ値スペシャル」の期限が2/28までなので、金曜に有休を取って東京へ下る。八王子で乗り換え国分寺駅で下車しジョギング開始。西武線小平駅までのほんの5kmだが「ウマ娘プリティーダービー」に登場した「いなげや小平回田店」に寄るのが目的。アニメの場面のように人参を買う…訳にはいかず野菜ジュースとパンで代用。

電車で所沢駅に移動する。西武の都であり「翔んで埼玉」の主要地。所沢の街中を訪れるのは始めてで興味津々である。まず、ザ・ブルーハーツのカバー曲をふんだんに使用したアニメ「ローリング☆ガールズ」でラーメン対決のシーンに出てきた「まぼろし軒」で遅い昼食を摂る。セットのミニ牛すじ丼が塩味控えめで、ラーメンに合う。

Tamプロぺ通り、ファルマン交差点を経て航空公園へ。日本における航空発祥の地とのことで、広々とした市民憩いの場だ。このあと川越に行く予定もあったが時間が微妙なので諦め、代わりに記念館をじっくり観て行く。飛行機に詳しくなること請け合い。(ただし翌週より休館との報)

航空公園駅前のYS-11や、映画でブラザートムが誇らしげに語っていた東京航空交通管制部を回り、所沢駅に戻る。今日は良く歩いた。なるべく混雑した列車を避けるため西武新宿駅~JR飯田橋駅間も徒歩で移動しつつ、御茶ノ水で友人と会食。夜遅くに葛飾区の実家到着、アルコール消毒などやや神経を使う。

Edogawa/

土曜はプラネタリウム巡りをしたかったが、どこも閉鎖されてしまった。せいぜいジョギングで三郷方面を走る。翔んで埼玉の舞台「流山橋」を渡ると、江戸川の土手は菜の花が薫る。行き来するランナーが多く、熱くなって思いっきりぶっ放す。21km、気持ち良かった。

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Kameido日曜、テレビで東京マラソンのゴールを見届けてから実家を発ち、東武亀戸線に乗って亀戸天神をお参り。まだ受験シーズンと思うが客は疎ら。更に歩いて錦糸町の「すみだトリフォニーホール」へ。

本来は今日ここで、京都アニメーションの地元を舞台とした作品「響け!ユーフォニアム」の定演演奏会が行われる筈だった。パニックめいて何でもかんでも中止という流れに関せず開催されそうな情勢だったが、4日前の首相要請でとうとう延期が決定された。

うすうす敗色濃厚なのは判っていても大本営発表を信じ続け、最後に玉音放送で泣き崩れる…そんな気分だ。スポーツ・文化イベントばかり槍玉に上がった事は理不尽だし、そこまでやるからには「何の成果も得られませんでした!」じゃ済まされないぞ、と荒らげたくもなる。しかし最近、世の中が神経質な話題ばっかりで気が滅入り、却って抵抗力が下がるという人もいる。自分が特別に得た情報でも無い限り、新型コロナウイルスについての話題はツイートしない事にした。熱く語ったところで、誰だって自分が信じたい事しか信じず、反作用が増幅していくばかり。私としては終戦、まだ千島列島のほうで何かやってらぁ。

ユーフォ定演は延期扱いとはいえ演奏する学生さん「フレッシュマン2016」は卒業されるし、ホールの確保や声優さんたちのスケジュール合わせも困難を極めるだろう。実質中止では…と思うが、この悔しさを晴らすような奇跡を待つ事にする。

Gorin勢い両国まで歩いてから地下鉄で西葛西に移動。ここは翔んで埼玉で千葉扱いを食らっていた街。昼食にインド料理の店へ行ったらバイキング形式で、予定外に食べ過ぎた。その分カロリー消費のため葛西臨海公園へ歩き、園内をぷらぷらする。観覧車は止まっているが、家族連れで案外賑わっている。

勢い舞浜まで歩き、憧れのモノレール「ディズニーリゾートライン」に乗車。鼠園が閉鎖されてるのにしっかり6分間隔での運行、すなわちがらがら。ぐるり一周して、お台場でラブライブグッズを買って、新宿から高速バスで松本に帰る。

3月はボランティア参加に申し込んでいた春ランin信州スカイパークが中止。それとの整合のためか、上位入賞を目指していた朝日村ロゲイニングも中止になってしまった。世間じゃ「うがい手洗い大洗」なんて標語が流行ってるけど、それは当たり前として一番大切なのは抵抗力。体力重点で乗り切ろう。

2/15-16 クルマを使わず車山

Shira土曜日の「旅するジョギング」が恒例化しつつある。今週は電車で茅野まで行き、上諏訪へ向かう一駅区間。ただしビーナスライン車山肩を経由する47km、標高差1000m超。距離に不安は無いけど、登りはどうなんだ。と言う訳で北へ、ビーナスライン〜大門街道をゆっくり走り始める。南信⇔東信の大動脈なので交通量が多く、柏原の旧道が有り難い。武田信玄の音無川伝説には眉に唾を付けつつ、3つのS字カーブを経て白樺湖に至る。全面結氷…してない。

Benus東側の白樺リゾート池の平ホテルを経て、西に針路を変え大門峠へ。ここからさらにビーナスラインの登りが続く。ドライな路面で、クルマばかりでなく自転車乗りともすれ違う。今日は暖かい薄曇りだが、下りは寒かろう。各スキー場は人工降雪機頼みが当たり前、盛況そうで何より。ここまで登ってきたんだという標高差に驚くような絶景が続く。左から浅間山、蓼科山、八ヶ岳、富士山、南アルプス。やがて中央アルプスや御嶽山、北アルプスも見えてくる。

標高1800m地点が車山肩。冬季だし閉まってるだろうと思った「ころぼっくるひゅって」を覗いたら、営業中でラッキー。もちろんゆるキャン△に登場したボルシチを頂く。ずっと登り続きでへとへとな身体に染みわたる。すごい装備の人達が車山山頂を目指して登っていくが、何度か登ったし今日はやめておこう…。

Kiri車道に戻らず、何となく景色が良さそうな遊歩道を進む。確かに霧ヶ峰〜美ヶ原方面は絶景だが、普通のジョギングシューズでは所々ズボッと柔らかい雪を踏み抜いてしまう。スノーシューツアーの人達が羨ましい。どうにか霧ヶ峰十字路まで降り、ライブカメラに手を振ったらあとは車道の下り坂。角間新田から15%超の激坂が続き、膝が笑う良いトレーニング。

上諏訪駅前でジョグ終了、ツルヤでタンパク質・炭水化物を補給する。さらに片倉館の温泉でゆっくりし、電車で帰る。一昨年も似たようなランをしたが、上諏訪駅〜霧ヶ峰の往復のみだった。念願の白樺湖・車山肩回りが出来て嬉しい。超暖冬を最大限利用している。

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日曜はやはり疲れ果てて引き篭もり。去年4月の長野マラソンの参戦記をアップ。今年は一旦長野を離れ、かすみがうらマラソンにエントリーしてある。しかしこれからの時期、イベント事は疫病の影響が心配だ。

2/1-2 奈良井川アンダー ザ パス

Cas松本マラソンが今年から新コースになるとの報に接し、週末の土曜ただちに出動、これを試走せんとす。本日天気晴朗なれども北風冷たし。数年ぶりにスマホにSTRAVAをインストールし、総合体育館前からGPSログ取りを開始する。一旦国道143号に出るが、旭町・萩町クランクで旧道に入る所から去年までと変わる。現時点での発表は新聞の大雑把な地図だけなので細部は推測するしかないが、たぶん惣堀の手前で右折し「もとき」通りへ。左折して松本神社前でさらに左折。序盤に曲がり角が増えるのは難だが、ここで松本城を間近に見ることが出来るので観光ランナーには嬉しいだろう。

Docomoしばらくは旧コースと同じ道を南下し、田川沿いからじわじわ登っていく。塩尻市に入って高速道路沿いの折り返しポイントは、少し手前に変わるはず。とりあえずdocomo看板で折り返す。エプソン大橋で国道19号を西へ渡り、去年までは突き当りを北に右折した。今年は山富産業の私道を突っ切ってから右折し、奈良井川右岸の一車線アンダーパス道路に入るようだ。なるほど交通規制を最小限に留める工夫、担当者のドヤ顔が目に浮かぶよう。但しアンダーパスは高速道路と化しており、ジョギングでの試走は無理。隣りの道を行きつつ中間地点を過ぎる。

Kataishi上北ふたご…じゃなくて上二子橋を渡って、南下する左岸も一車線アンダーパス道路がコースになっている。同様に隣りの道を行きつつ、今日はゆるジョグなので一旦コンビニ休憩。交通量があるのに歩道が無くて、ちょっと走りづらい道が続く。松本市と塩尻市の境が入り組む、河岸段丘の最下層をじわじわ登る最南端は、辺境感たっぷり。旧コースのアルウィン⇔二子橋の代わりと言える区間で交通規制はし易くなっただろうが、沿道の応援は無くなりそう。

Air郷原橋で北に引き返すと、盆地の反対側に松本市街地を遠望する。「遠くまで走ってきたなあ!」と実感できる。今村橋西を左折し河岸段丘を頑張って登ると、信州スカイパークの南端へ。空港南トンネルのダウンアップをクリアすればいよいよ、長野県が世界に誇るジョギングロード「信州スカイロード10」に入る。空港の広々とした景色に北アルプスも映え、運が良ければ旅客機の離発着も見られる。便数が少ないので運が良ければだけど。だが油断は出来ない。マラソン終盤は平坦路を惰性で走るイメージの人も多いだろうが、ここはアップダウンやループ橋など案外テクニカル。覚悟して体力を残しておく必要がある。

Courseアルウィンに所用(春ランボランティア申込書の投函)があって一旦コースを外れ、最後に陸上競技場へ。多分トラックに入ってフィニッシュなのだけど、普段は入れないから外でSTRAVAを止める。もう少し走って空港ターミナルビルまで、45km余りが今日のジョギング記録。ここからバスで帰る。

と言う訳で、大幅に改良が加えられる今年の松本マラソンで精神的には楽しくなりそうだが、体力的には決して楽にならない。速さより強さが求められるコースであることに変わりは無さそう。関係各位はこれからも胃の痛くなるよな調整作業が必要だろうけど、いつか長野マラソンのようにランナーにも住民にも受け入れられる名イベントになって欲しい。あと台風でアンダーパスが泥だらけになりませんように。

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日曜は引き篭もり。今更ながら昨年3月の「信州ちくほく村ロゲイニング」参戦記をアップロード。朝日村で行われる今年も、たぶん頑張る。

1/25-26 霧氷息災

Ytree土曜日、村井駅まで電車に乗る。たいして遠くはないのだが、自宅からのジョギングだと途中で気が折れてしまいそう。ここからなら勢いで行けそうなのだ。駅前からひたすら東へ、登るばかりの道を走る。山は雲が掛かっていて不安でいっぱい。崖の湯ホテル鳴神跡を過ぎるといよいよ冬期車両通行止のゲートがあり、気が引き締まる思い。急な斜度の道でガンガンズンズングイグイ上昇していく。ある標高から霧氷地帯となり、日も差してきて幻想的な光景の中を進む。路面の雪や凍結はごく一部だし難なく、いやそれなりにヘロヘロになりつつY字路に到着。もうひと登りで高ボッチの駐車場に着く。いくら今年は雪が少ないとは言え、地面が露出しているのはびっくり。足跡で察しはついていたが、他にハイカーの姿が一人あり。言葉は交わさなかったが安心感がある。

Hotakaまずは西側の展望所へ。雲海の向こうに北アルプスが連なる。手近な鉢伏山も見事なスケールで迫る。次に東側の遊歩道で標高1665mの山頂へ。南アルプスや富士山は雲の向こうで、眼下に諏訪湖を見おろす程度。今年の湖面はまるで凍っていない。山頂付近から高ボッチ高原一帯のだだっ広い風景は、とても贅沢。独り占めして申し訳ないくらい。電波塔のアクセントも好き。

下山は南の緩い道。こちらも一部を除き舗装路の上を走れる状態で、危なげなく人里まで降りられる。旧塩尻峠を越え走行30km、岡谷レイクウォークで時計を止める。初めて来たけどジャスコめいたショッピングセンターで、特に欲しい物はない。肉には飢えているので、向かいにある唐揚げのやまざきで弁当を頂く。あとはいつも通り富士アイスの自慢焼きを頂いて、岡谷駅から電車で帰る。ゆるキャン△実写版の高ボッチ回?が楽しみだ。現地ロケがあったかどうかは現時点で不明だが。

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寒暖差に身を晒したせいか、日曜は体調が今ひとつ。夕方には回復し、近所を軽くジョギングできた。天気予報に寄れば明日からようやく雪らしい雪が降るのかな。期待と不安。

1/10-12 いちごスパをもう一度

8tama冬の青春18きっぷが一回分余り、期限が1月10日の金曜まで。という訳で休みを頂き、中央西線を乗り継ぎ千種駅で下車、ここから西へジョギング開始とする。栄を通過してすぐ最初の目的地、名古屋市科学館に到着、時計を止める。大人気スポットだが平日だとチケットが取り易い。展示をざっと回りつつ、プラネタリウムの時間にあの世界最大ドームへ。3年余り前にここで見て以来全国のプラネタリウムを巡るのが趣味となったがやはり名古屋は別格で、投影の開始と共にドームが抜けたんじゃないかと思うような無限遠の星空と、シームレスに太陽系銀河系を離れていく演出が最高。

もう少し展示を見てからジョギング再開、今度は南へ大須観音をお参りしつつ、名古屋国際会議場に到着。「響け!ユーフォニアム」で全国大会の舞台にもなっていた聖地で、中にも入れるが散策はほどほどに。熱田神宮をお参りして東へ向かい、「名古屋はええよ!やっとかめ」で知られる瑞穂競技場を経由し北上。

Hall午後3時、やっとかめというレベルではなくまた来ちゃった軽食喫茶マウンテン。と言っても冬に来るのは珍しいので、冬季限定の甘口いちごスパゲティを頂く。酸味があるためか他の甘口シリーズに比べると、普通にスイーツとして旨い。また食べたい。昼食を我慢してて失われた血糖値の回復も申し分なく、いつも通りストロングコーヒーも付けて満足し、千種駅に戻ってぐるり一周24kmのジョギングを終了した。これをやると、だいぶ名古屋の地理に明るくなる気がする。

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土曜は脚休め。日曜は目的地を定めずふらふらとジョギング28km。先月後半の不調から回復し、中距離走が楽しくなってきた。まだスピードについては考えなくていいや。

1/4-5聖地めぐりのバカは走る

Hazu土曜、知多半田のホテルをチェックアウトし、名鉄河和線で終点の河和(こうわ)駅へ。知多バスに乗り換え、車窓の知多湾に朝日が昇る。「岬めぐりのバスは走る〜♪」乗客は3人、最後は自分1人で終点の師崎港(もろざきこう)に到着。羽豆岬(はずみさき)の遊歩道を散策すると、展望台からの景色は最高。半島の先端に来た感がある。

海っ子バスに乗り継ぎ、今度は伊勢湾を眺めながらの旅。また乗客1人になる区間もあったが、そこそこの乗り降りはある。それにしても料金が安い(町内160円均一、町境を越えると300円均一)。行政から相当な補助が下りているのかな。内海駅で下車し、名鉄知多新線に乗り換える。海岸から離れた何もない丘陵を高架やトンネルで抜ける、ちょっと寂しい路線だ。

知多半田を通り過ぎ、太田川駅で下車。先々月の知多半田ロゲイニングin東海市の舞台で、成績は申し分なかったが二つ心残りがある。という訳で唯一取りこぼしたコントロールポイントをジョギングで回収に行く。そう遠くもない横須賀埠頭、ここが東海市の海だ。もう一つの心残り、坂角総本舖のえびせんべいも近くの本店で購入。帰ったらたっぷり食うぜ。

Centrair尾張横須賀駅からの名鉄常滑線はさすがの混雑。終点の中部国際空港で下車し、空港内やデッキを探索。何を買うにも高いわ。で、飛行機に乗るわけじゃなく津エアポートラインという高速船で旅立つ。空港と同様、船も忍者文字の案内があるなどやたら忍者仕様だ。津なぎさまちからは歩いて津城を経由しつつ、津新町駅から近鉄線に乗る。

伊勢中川での乗り換え時に車内アナウンスを断片的にしか聞いておらず「大阪方面は右のホームから発車します」とだけ覚えて右の列車に乗ったら、名古屋方面に戻ってしまうというミス。あわてて次の駅で引き返すが「ぼーっとしすぎだろ…」とちょっと自己嫌悪になる。いや、普段の旅程が完璧過ぎるから、たまの失敗はスパイスかもね。到着が1時間遅れる、と先方にメール。

大和八木、橿原神宮前で乗り換え古市で下車。親戚の家に泊まる。

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Muko日曜は柏原駅から18きっぷ使用。梅田のヨドバシカメラで買い物を済ませ、京都方面へ。いつもは向日町で下りるところ、趣向を変えて長岡京駅で下りる。若干歩く距離が増えぎりぎりになったが、向日市天文館のプラネタリウム版planetarian、冬ロングバージョンの上映に間に合わせた。バージョン違いがあるとはいえ、もう何度観ただろう。ただ今日が最終上映日で、昼の回から満席に近い大盛況。夕方の回はもっと大変かな。

Incline向日神社にお参りし、東向日駅から阪急に乗って終点の京都河原町駅で下車。今日のジョギングはここから、放課後さいころ倶楽部というアニメの聖地巡礼をする。祇園巽橋、蹴上(けあげ)の「ねじりまんぽ」やインクライン、鴨川沿いに出町柳、鴨川デルタの飛び石を渡るなど、京都観光に疎い自分には新鮮な旅路だった。今出川駅から地下鉄で京都駅に移動し、18きっぷに復帰する。

ただし中津川から塩尻までは各駅停車が苦行すぎるので、別料金で特急に乗る。明日からの仕事を考えると、つい弱気になってしまう歳なんだ。ともあれ連日、短距離ながらジョギング移動を取り入れつつ東へ西へ、自分らしい年末年始休みを満喫できたと思う。

1/2-3 今日は大洗 明日は沼津

JR金町駅から18きっぷを使う。松戸、我孫子、成田、佐原で乗り換え鹿島神宮駅で下車。少し歩けば鹿島神宮の賑わいだが、まだ10時前なので本殿の参拝はあまり並ばず出来た。奥宮の方は行列になっているので諦め引き返す。30余年前にも来たはずだけど、記憶と合わないな。

Furano鹿島神宮駅から気動車に乗り、鹿島サッカースタジアム駅を通過すると鹿島臨海鉄道となる。車内精算票に味がある。車窓は途中に北浦が見える程度で、大洗駅で再び下車。ガルパンの街をジョギングで周ろう。まずシーサイドステーションで、早くも時計を止める。アウトレットモールの賑わいは今いずこ、空き店舗が目立つが、ガルパンギャラリーは盛況。グッズを買って、向かいの食堂で名物のあんこう鍋を頂く。良い味と歯ざわりだが、ポン酢を置いといて欲しかった。まあ三が日でも開いていて、一人前が用意されてるだけでも有り難い。

Toriiマリンタワーにも入場してみる。アニメの舞台を一望できるのでテンション上がる。エレベーターを2階で降りると否応なくガルパン喫茶に入店せざるを得ない罠。まあいいや、アフォガードを頂こう。あれ、俺は今ジョギング中だったような。

ジョギングを再開し、大洗磯前神社へ。午後ともなるとびっくりする程の行列で参拝は諦めた。また来よう。聖地巡礼をこなしつつ市街地を抜け、駅前へ戻る。水戸経由で実家に帰り、もう一泊。

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Koudu翌日も18きっぷ、東海道線で西へ旅立つ。国府津駅で途中下車すると、国道1号の沿道は人だかり。どうにか応援できるスペースを見つけたところで、箱根駅伝復路7区の先頭ランナーがやってくる。少し間を空けて2位グループ、さらに間を置いて…ピンクのナイキシューズを履いているランナーが多い。ビリは筑波大学、母校ではないが応援に力が入る。ガルパン大洗のフラッグを振ったが目に入っただろうか。

列車に戻るがダイヤが乱れている。三島で下車するも三嶋大社の参拝は諦め、伊豆箱根鉄道に乗る。Over the Rainbow号はダイヤ様の誕生日を祝すヘッドマーク。発車メロディがHappy Party Trainなのも嬉しい。伊豆長岡駅で下車し、ジョギング開始。三津坂トンネルを抜けて我らがラブライブ!サンシャイン!!の聖地内浦へ。湾越しの富士山が美しい。

Diaジョギングは三の浦総合案内所まで。ダイヤ誕の飾りが残っていて嬉しい。ここから路線バスで海を眺めつつ、沼津駅へ。ラクーン屋上などをぶらぶらしてから、また東海道線に乗車。大府で武豊線に乗り換え、半田駅で下車する。知多半島の中心にありビジネスホテルも集中するが、繁華街が無い?不思議な街だ。安い所にチェックイン。

商業的には二大聖地と言える大洗と沼津を巡り、贅沢な二日間だった。アニメというカンフルがなければ衰退する一方だったであろう点で共通する二つの街に栄光あれ。

2019/12/31-2020/1/1 コミケなる劣情の誇り

Daiba年末年始と言えば九州や北海道を旅することも多いが、今年は実家に帰る。ただ帰省して終わるものではない。

と言うわけで大晦日、青春18きっぷとりんかい線でお台場の地に降り立つ。ラブライブ虹ヶ咲編の聖地巡礼で来たのだが、折しもコミックマーケットなるイベントが開催中。お泊まり荷物が多くて保安検査が面倒なので諦めかけたが、首尾よく空いてる駅ロッカーを見つけたので預け、企業ブースだけ入場してみる。うわあい、コミケ初めて! なるほどこんな感じで物を売ってるんだなーとだんだん解ってきたが、キャラは違えどクリアファイル、キーホルダー、アクリルスタンド、タオルや枕...なんだか似たような物ばっかり。戦利品は放課後さいころ倶楽部のキーチェーンひとつのみとした。

Big同人サークルスペースの、あのビッグサイトスゴイデカイビルは皆ずらずら帰る時間だし、その様子だけ眺めて帰る。いつかちゃんと「参戦」したいものだ。夜は紅白歌合戦を最初の一曲だけ観てさっさと寝る。

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元日は実家でごろごろ。せめて近所の水元公園をジョギングで回り、隣接する香取神社で初詣とする。昨日とうってかわって風が穏やか。

12/7-8 ジョグ&ウォーク&トレイン&サイクリング&ドライブ

Pirag今年の予定も概ね終わり、走らない12月に突入。この土曜も岡谷までジョギングするつもりが、峠越えがしんどそうで塩尻までで打ち切る。でもいつもとちょっと違う道を走って違う景色を見たり、南熊井城跡を発見したりと、旅としては楽しみつつ。電車で松本に戻り、市内でもぶらぶら歩いてお買物。

夜はチャリで人肉坂を登り400mアップ、サイクルカフェピラータへ。クラシックギターコンサートを聴く。聴くだけだから気楽なもんだ。先日も同じデュオが近所の珈琲店でやっていたので聴き比べる形になったが、無粋なクルマの騒音が無いなどこちらの方が環境が良い。ほぼ満員の客席にはフルートや琴の奏者もいて、もしかして松本の音楽界ってこの店でゆるーく繋がっているのでは?なんてね。

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Muro日曜もあまり走らず。三郷のちっちゃいジャスコ(ビッグ)にクルマで買物に行き、ついでに室山までジョギングで回る。これも室山地下の宇宙線観測所や、農地に立つ謎の3つの光を間近で見て謎のままなど、いろいろな発見をしつつ。

去年11月のツーリングから一年間をオーバーしてしまったが、上高地キャンプ記をアップ(手元のFirefoxではなぜか文字化けするが、一時的なバグと思われる)。今年は寒い時期にキャンプをする気なんてサラサラ無いわ。でもどこか星空の綺麗な所に行きたい。

来年4月は、長年参加し続けた長野マラソンから一旦離れ、かすみがうらマラソンにエントリーした。実家泊が可能なのが理由。サブスリーを目指すようなシリアスランナーは卒業したのか、またやるのか。年が明けたら考えよう。

11/9-10 東海道四十三コントロール

元々この土曜は響けユーフォニアム定期演奏会のチケットを申し込んでいた。合わせて参加できるイベントが京都か名古屋あたりにないか?と探して、日曜の知多半島ロゲイニングにエントリー。ユーフォはあえなく落選したので予定変更を余儀なくする。土曜は一年ぶりに沼津を聖地巡礼しよう。

Enoo松本からJR身延線を経由し、東海道線の吉原へ。ずっと憧れていた岳南電車に、硬券を買って乗り込む。車窓に工場群や住宅街そして富士山を映しながら、またゴング式の踏切音を聞きながら終点の岳南江尾(えのお)駅で下車。

おもむろにジョギングを開始し、愛鷹山麓の美味しそうな茶畑の坂をがんがん登っていくと、新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリアに登頂する。まず上り線に侵入し、ラブライブプレミアムショップへ。知人に頼まれていた分も含めン千円のお布施をする。下り線にも侵入し、モッフル店を発見したので抹茶味を頂く。家庭用は昔よく食ったが、店舗のは初めて。懐かしい食感。

NeopasaJR原駅に下山してジョギング終了、12kmくらい。電車で沼津駅に移動する。帰ってきたー!って感じがする。もう脚は使いたくないので近くを散策する程度にし、大黒屋では映画にも出てきた今川焼を頂く。気分はすっかり海道一の弓取り、さあ桶狭間に攻め込むでおじゃる。

やば珈琲店で一休みし、ヌーマーズでCD、駅ビル水口園で静岡茶を買って電車で三島へ。新幹線こだまで一気に三河安城までワープし、大府連合首長国で武豊線に乗り換える。今日の目的地は半田駅から少し歩いた町外れにある、サンポートという安ホテル。途中でシキシマという食堂を見つけ、とんかつを注文。旨いなぁ、ソースが旨い。これは思い出の味になる。

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Gate日曜も天気晴朗なれど風が冷たい朝。セルフ管理メントがなっておらず喉が痛いが、走れなくもないだろう。知多半田から名鉄で太田川に移動する。京急蒲田めいた要塞駅で、3階ホームから今日の戦場となるテレインを一望する。地名は大田町で、大会プログラムの地名表記は誤っているが太と大の間違いは良くあること。駅前の大屋根広場が「知多半島ロゲイニングin鉄とランのまち東海市」の会場。大規模な鉄鋼工場群が市の安定財源であり、洋らんの栽培も盛んらしい。私の母の旧姓(百合草)は知多半島由来だが、東海市を訪れるのは全くの初めて(韓国の東海市ならやたら歩いたことがある)。ロゲの長野県外遠征は草津温泉以来2度目で、ソロだと初めてだ。不安と期待で胸いっぱい。

3時間の部と5時間の部、合わせて204名が一斉にスタート。ソロは5時間のみとなる。予想通り縦長のマップで、縮尺1:25000で手の平ふたつ分なら全部回れるのでは?...仮に捨てるなら西のエリアなので最後に残し、まず北に向かって走る。プランニング的には絶妙に(参加者としてはイヤらしい具合に)コントロールポイントが散らばっていて、取りこぼしが無いように進むのは難しい。正直ベストかどうか自信は無いが、加家公園を南北に分断する独自ルートで行こう。

Buddha通過証明となる写真はデジカメでも良いが、「愛ちた!ナビ」というスマホアプリ使用が推奨されているので使ってみる。フィニッシュ後の得点計算が不要になる反面、撮影時には画面を良く見て何度もタップする必要がある。僅か10秒でも積算すれば5分以上のロスになる訳で、勝負に徹するならデジカメの方が良かったかも。

聚楽園(しゅうらくえん)の大仏を見て、最北エリアへ。最高点のガスエネルギー館は工場敷地に囲まれ、人が通れる道は限られている。航空写真で事前サーチ済みなので不安なくクリア。問題は氷上姉子神社本宮で、トレイルが迷路のよう。コンパスと嗅覚めいたカンでどうにか発見する。他の参加者も苦労していた。この辺は名古屋市の辺境で、桶狭間が実際近い。

Canal長野県を水源とする愛知用水に沿って南へ戻る頃、時間が半分経過する。マップ全体をもう一度見渡すが、パーフェクトを達成できるかまだ微妙だ。美味しそうなみかん畑のアップダウンが続き、意外に景色が良い所も。整備された公園も多く、長野県と違って凍結の恐れが無いため飲料水道がたいていあるので助かる。

Suzuka製菓店でふるまいのわらび餅を頂き、終盤は南エリアへ。だいぶ走行ペースが落ちているし、コントロールをすんなりまっすぐ繋げず時間が掛かる。25番の一望スポット、ちょっと地図間違ってるよ。参加者としては疑心暗鬼に陥る恐れがある。街中は信号待ちも多くなり、結局数分不足する見通しとなった。最西端は諦めよう。通過証明とは関係ない風景写真をばかばか撮っていたり、細かいミスもいくつかあったし、もうほんの僅か走力があれば・・・とタレレバを言ってもしょうがない。何を捨てるか?がロゲの醍醐味だ。

Mapfin全44コントロール中43箇所を回り、5分余り残してフィニッシュ。走行距離は45.5kmで、やはり春季に比べると走力がガタ落ちしている。やがて表彰式が始まる。男女混合チームのトップも43箇所回っていて、経路やタイムを考えると私よりハイペースだったのでは? さて男子ソロは…愛知県の強豪が集まっていればパーフェクト当たり前でタイム勝負になっていただろうが、OMMという大会と日程が被ったらしく無事優勝、表彰台の一番上に登頂する。中村リョウタと呼ばれるが、正しくは良大(よしひろ)だ。まぁ太と大の間違いには慣れっこなので放っておく。

ぶっちゃけロゲイニングって麻雀並に運の要素があると思う。おまけに全カテゴリ総合で最高得点(1173点)の副賞も頂いた。インタビューがあり緊張するわ。全体を通して長野県内の大会とはまた違ったホスピタリティがあり、良い大会だった。知多ロゲ再挑戦もあるだろう。ツイッター相互フォローの方にも声を掛けて頂いた。

Mountain東海市で一銭も使わないのも悪いし、駅前の本屋で知多娘。グッズを買い漁る。カワイイヤッター! さよなら東海市、また来るよ。金山で地下鉄に乗り換え、負けたら罰ゲームとして訪れるつもりだった名古屋の軽食喫茶マウンテンへ。異常な甘口メニューが、実際好きなんだ。ローリング☆ガールズの聖地だし。甘口りんごスパにストロングコーヒーを付けて、ここでも無事「登頂」。

三角形を書くような鉄道ルートを終え、松本駅前に降り立つ。「ああ楽しかった!」旅とはこうあるべきなんだ。おっと、自宅玄関に帰るまでが旅だったね。これで今年のレーススケジュールは全て終了。来年は長野マラソンに申し込んでいないし白紙の状態だが、ぼちぼち考えよう。

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通過証明のCP写真などはこちら→Facebookアルバム: 知多半島ロゲイニングin鉄とランのまち東海市

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