それにしてもまーず良く降るだ。前での沢が増水してごうごうと音を立てるから、ギターを弾いても大声で歌っても他の部屋には(多分)漏れてない、というメリットはある。
隣り町に用があるのだけど、雨の日はクルマを動かしたくない。鉄道は本数が少なくて時間が合わない。というわけでチャリにする。青きポンチョを纏いて土砂降りの筑摩野に降り立つべし。ダイナモランプが金色に輝く。ランランラン。
ついでにいくつかの河川の状況を野次馬して回ったけど、普段ちょろちょろ流れてるだけの川が土手間いっぱいにうねりを上げている様はなかなか迫力がある。でも一昨年の台風の時ほどじゃないな。
天変地異があるとワクワクする、精神年齢の低い私である。
雨が降っててもとにかく外出しないとどうしょうもないので、傘をさして街を徘徊してみる。そういえば小学生の頃に、葛飾区内で老人が行方不明になると「(これこれこういった)老人が徘徊しております」という地域放送がかかっていた。子供心にちょっと怖かった。同様に夏のあいだ度々「光化学スモッグ注意報が発令されました」という放送もかかっていた。子供心にとても怖かった。
…と懐古しつつ、仕事が見付かる訳でもなく、本屋をハシゴしても読みたい本が見付かる訳でもなく、ぐるっと一周回っただけで帰ってきた。
どうせならこれ以上歩いたら死ぬってくらい長い距離を歩いてみたいなぁと考えるのだった。
昨日走る予定だったあづみの自転車道ジョギングに出る。時折小雨がパラつくが問題ない。湿度が高くてすぐ汗が出るし、拾ヶ堰沿いの道は蚊柱が多くてあまり快適ではないが、JR大糸線と交差するところでローカル電車がコトコトやって来るとなんだか嬉しい。
堀金の道の駅でスポーツドリンクを買い飲みして折り返し。だんだん疲れてくるが、極端なペースダウンは新シューズが許してくれない。アキレス腱に負担を感じながらも24.5kmを走り切った。もうちょっと慣れが要るかな。
近所のスーパーがやや高級指向に改装されたので行ってみる。それはどうでもいいんだけど、相変わらずの駐車場の混雑ぶりと前の道路の混乱ぶり。ここではクルマ同士や自転車・歩行者が絡むものまで小規模な事故を頻繁に目撃する。「だから、たかが買い物ごときで…」と思う所以の一つである。
まぁ自分は本日の目玉商品ネスレゴールドブレンドを入手できて良かった。コーヒーはレギュラー派だけど、手軽で安価なインスタントもそれなりに愛用している。ゴールドブレンドは唯一、がっかりしない味作りに成功しているように思う。ダバダ、ダーバ、ダバダ、ダバダ。
夕方涼しくなってきて「今日は長めの距離を走ろうか」などとテンション上げていたら雨が降ってきた。それがちょっとやそっとの雨じゃないので諦める。ハメハメハ、ハメハメハ、ハメハメハメハメハ。せいぜい筋トレとヒンズースクワットでもするか。ごくたまに30回ずつやってるところを50回にしてみたが、それが限界。この上半身のナヨナヨぶりは改善したい気もするけど、続かないんだよね。
ようやく7月らしい暑さがやってきた。信州松本なら部屋の風通しさえ確保できればクーラー無しでも余裕だけど。ただし近年はマンションが建設ラッシュで、人口増が景気の下支えになって住み良い町になるのは歓迎するけど、マンションってやつは必ず全ルームにクーラーが付いているもので、その熱で東京みたいなことになってしまったら松本転倒もとい本末転倒かな、とも思う。みんながクーラーや自販機を使うのを必要最低限にとどめれば、ヒートアイランド現象が改善してクーラーの必要度が低下する、という好循環が生まれる。しかしそれは全ての国が武装解除すれば平和になる、ってくらいの笑い話だ。地球規模の温暖化については、アメリカなどの発展途上国をどうにかする必要があるんだろうけど。(以上の話は何らデータを基にしていません。)
相変わらず朝が遅いし、昼間は暑いので引き蘢る。今だに神岡町を徘徊した時に日焼けした首筋が痛い。夕方になってやっとチャリで出撃。道行くクルマは6割くらいが窓を締め切っている。おっそろしいなぁ。みんなオープンカーにしちゃえばいいのに。
激坂から美鈴湖に登る。そういえば美鈴湖も心霊スポットなんだとか。慰霊塔のことだろうか。慰霊されてるのに人を驚かすなんて、幽霊のくせに生意気だぞ。
今日は第2チェックポイントからほんの少し足を伸ばし、800mアップの烏帽子岩バス停まで登る。下山時は人肉の館に寄ってみたが、生首はもう撤去されていた。
最近オカルトづいてきたので、夜、小用で出掛けた帰りに近所の“人間スープ”の幽霊屋敷を覗きに行った。ネット上に転がる話をまとめると、その平屋には某社々長の愛人で篠◯涼子似の美人が住んでおったそうな。しかし風呂釜で殺されて、追い炊き状態になっていたから、発見された時は骨と内臓だけになっていたのじゃ・・・。
まぁ完璧に都市伝説的な作り話だな。その家は中からぼんやりと明かりが灯っていたので、人が住んでいると思われる。それにしちゃーぼんやりし過ぎてたような。
何かこういった文章を入力していると、背中の両脇のあたりがキュ〜ッと締め付けられるような感覚に襲われる。液晶ディスプレイが度々暗転異状を起こすし。ただのメモリ不足だと信じたい。
いつも歩いて行くスーパーが改装工事中なので、ちょっと離れた所までクルマを出す。「(余程の僻地でもない限りは)たかがスーパーでの買い物にクルマを使うなんて愚の骨頂」と思うのだけど、また十日位動かしてなかったから…。
以前は、特殊な訓練を受けた訳でもない人間が自らの何十倍もある体積物をワラワラと操縦することに自然の摂理に反する何かを感じていたのだが、だいぶその意識は薄れてしまった。子供の頃は魔法を使えたのにいつの間に呪文を忘れてしまったかのような感覚に似ている。
生鮮品の他に、ドラッグてらしまで好物のカロリーメイトブロックを買い溜め。どうせすぐ食い尽くすんだけど。夜になってから、ジョギングは近所の6.5kmのみ。
小雨気味なので、新しいシューズが濡れるのを嫌って古い方を履いてジョギングに出る。そのうちどうでも良くなると思うが。
いつもの田溝池コースを登る。そういえばここも心霊スポットだと地元の人が言っていた。この貯水池に野良猫が集まるのはその為だとか。雨にも拘わらずバス釣りの若い人を多く見掛けるけど、影がなかったりしてね。
浅間温泉経由で走行距離12.5km。
昨日という一日の充実ぶりと比べて、今日の何と軽薄なことか。
せめてチャリで美鈴湖に登りに行く。ただし激坂ではなく、普段は下りに使う“人肉館”ルートで。そこは松本市民の間では有名な心霊スポットで、全国廃墟マニアにも名が知られている。そこを「人、人、人肉館〜。竜雷太竜雷太竜雷太峰竜太。かけ籠らしかば(アヒャヒャヒャヒャ)口惜しからまし(ヒヒヒヒヒ)」などと、ドイツ語が分からぬから下らぬ替え歌で通り過ぎようとすると、人肉の館の窓枠から生首がこちらを睨んでいるではないか。「!!!…?」それがマネキンであることを理解するまでの2秒間、体中の血が逆流した。あたしは神経が細いのよ!
とりあえず生首を仕掛けた奴、ワンダフルだわ素敵だわ。渋池まで600mアップした後、普段は登りと下りで違う道を走るのだが今日はあえて同じ道、すなわち人肉館ルートを引き返す。自分の心に弱点を見つけたら、克服しなくちゃ生きてる意味がない。
(↓クリックスルト ロ兄 ワレマス)
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