12/31 五八三系に願いましては
大阪は凄い所だ。若い人でも自転車に傘ホルダーを付けていて超便利そうなのだ。しかしここ数日は天候に恵まれ、正月餅の特売はドン底だった去年に比べればマシだった。
松本への帰路は年越し運行の夜行寝台急行「きたぐに」で北陸まわり。そんな珍しいのか、ホームに三脚がいっぱい立っていたぞ。チケットは三段式B寝台の上段だが、ナナメの天井に何度頭をぶつけたことか。疲れは取れるんだろか。583系のオンボロっぷりと鉄道唱歌のチャイムに感動しつつ、間もなく京都―――
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大阪は凄い所だ。若い人でも自転車に傘ホルダーを付けていて超便利そうなのだ。しかしここ数日は天候に恵まれ、正月餅の特売はドン底だった去年に比べればマシだった。
松本への帰路は年越し運行の夜行寝台急行「きたぐに」で北陸まわり。そんな珍しいのか、ホームに三脚がいっぱい立っていたぞ。チケットは三段式B寝台の上段だが、ナナメの天井に何度頭をぶつけたことか。疲れは取れるんだろか。583系のオンボロっぷりと鉄道唱歌のチャイムに感動しつつ、間もなく京都―――
留守の間に水道が凍らぬよう、不凍栓を操作して水抜きしておく。窓が動かなくなるほど冷え込んできたし、面倒でも欠かせない儀式だ。松本駅まで歩いて特別急行しなの4号に乗り込み、寝不足のためしばし睡眠。気が付けば間もなく終点である。
壊滅的なまでの失業旋風が吹き荒れる名古屋も、街はまだそこそこ元気だろうか。取り敢えず姪への土産にビックカメラでDSソフトを購入。二人いるから2本要る。池袋を闊歩したのも今は昔、ビックのポイントカードなぞ15年振りに使うから当然ポイントは失効している。新宿・秋葉原や梅田に寄る事が多い私としては、名駅にもヨドバシカメラがあると統一できていいのになぁ、と勝手に思う。
エスカ地下街できしめんを食い、松本で出し忘れた年賀状をポストに投函してから駅構内に戻る。ここからは東海道本線ではなく南回りとなる関西本線で大阪へ向かう。急行が廃止されちゃってるから全部鈍行だ。亀山からはキハ120とかいうしょぼい気動車になるし。
6回の乗り換えを経て、暗くなった頃大阪の古市に到着。餅売りの準備作業をして、今日の仕事はここまで。晩飯はあまりお金を掛けさせたくないところだが、商売なら景気付けも必要?という訳でトンカツ屋で味噌カツを頂く。ご飯・キャベツがおかわり自由ってだけで目の色が変わるが、シジミジルもおかわり自由ってのが有り難い。ここ数カ月何だかシジミジルが飲みたくって飲みたくってしょうがなかったんだ。完全無欠の自然食♪
ああ、食い過ぎた…。しかも食後にケーキまで。
昨日のロングジョグが極端にゆっくり走だったせいか、幸い筋肉疲労は無い。これなら走れそう、という訳で今日も夕方〜夜にかけてのジョギングに出る。基本ルートの田溝池〜浅間温泉から美ヶ原温泉まで足を延ばし、もう少し距離を稼ぐため女鳥羽川を下って源池の井戸で給水してから帰宅。丁度20kmを1時間48分。今日はけっこうスピードが乗ってるかな、と思っていたがさほどでもなかった。まぁまだ急ぐ時期じゃない。
ともかくこれで月間150kmを達成し、5月以来のブログパーツ「たいへんよくできました」マークである。明日から元日までは走れないだろうが、心置きなく年末商戦に身を投じることができよう。
夜はあわててカレンダー作成、年賀状作成、年末商戦用のバナーやラベルの作成、そして旅支度。毎度ながら、なんでこうギリギリになるまで何もしなかったんだろう。
不況の影響か、今日から年末年始の休業に入ってしまった。せっかくの貴重な平日休み、配当金受取りや通帳の更新など銀行関連の用事を済ませておく。チャレンジ富士五湖の宿泊予約も入れた。今年、あとは年間で最もハードな仕事である餅売りを残すのみである。
ジョギングもそろそろ走り納め。今月から久々に月間走行距離を意識するようにしたのだが、上旬に動かなかったこともあり目標の150kmは遠い。とにかく走ろう。
という訳でおよそ南東の方角に向かうことにして、まずは薄川を水力発電所まで遡る。金華橋まで引き返してからさらに距離を伸ばすべく南方に折れ、千鹿頭池、並柳交差点経由でさらに南へ丘を登っていく。のんびりたらたら走っているので暗くなってしまったし、時折雨まで降ってくる。いったいどこで折り返したらいいものやら分からぬが、T字路に突き当たったのでこのあたりで復路に入ろう。寿という地名らしいがどうもはっきりとした達成感のないまま“ちくま野橋”まで下りて田川沿いに北へ戻る。風雨を受けた体が抵抗力を失ってないか心配になりつつ、30kmの道のりを3時間51分も掛けて帰宅。思ったほど距離は稼げなかったが、持久力を溜め込むには一定の成果があったかも知れない。
先月までと違って体脂肪計の値が20%を下回るようになってきたし。
チャレンジ富士五湖に申し込むべきか否か。ウルトラマラソンは終盤ともなれば不健康なまでの痛みに耐えながら、それでも前へ進まねばならない。もう二度とこんな思いをするのはご免だと。
それなのにどういう訳か、四ヶ月後の自分が嬉しそうに富士五湖の周りを飛び跳ねている姿ばかり脳裏に浮かぶ。ほとんど病気かもしれないけど・・・ぽちっとな。ああエントリーフィー16,000円が消えた。強豪は100kmの部に集中するから、112kmの部は入賞のチャンスだぞ? んなわけあるかい。それでも目標を決めた以上、またやる気のあるむらよしが還ってくるかも知れない。アホらしいけどこれが生きるということか。
という訳で走り始めたが最後、中1〜2日で超回復のタイミングを計りつつトレーニングを重ねていかないと勿体ない。年末は無理かも知れないが。
今夜はスピードを意識して浅間〜美ヶ原温泉ジョギング。ただし冬にスピードを上げると冷気が膝に直撃するためか関節が痛む。きっと克服する方法が無くもないのだろう。9km余をキロ5分ペース。
知人がC59形蒸気機関車のプラモデルを買ったのだが、「動輪の数が省略されているのが気に食わない」という理由で私に譲ってくれた。うわプラモなんて何十年ぶりだろう。さっそく接着剤を買ってきて組み立てに入る。昔EF65形電気機関車を組み立てたのと同じような部分で四苦八苦しつつ、何とか動かせる状態にまで完成した。動輪が割れて歪んで脱線しまくりだけど、それでも自分で組んだものだとちょっとした感慨がある。部屋が狭くてHOゲージの線路を敷きっぱなしには出来ないので、カセットテープデッキの上にでも飾っておこう。そういえば部屋を鉄道モデルだらけにするかつての夢は何処へ行ったんだ。
土曜日をロングディスタンスの恒例日とすべく、今日も夕方から長めのジョギングに出る。12時間睡眠後特有の、何かエネルギー変換が上手くいってない感覚に苦しみつつ西に向かい、奈良井川を渡ってから南下。信号が青か赤かで適当にルートを選びつつ、鎖川を渡ると大久保工業団地。ここの公園にはD51形蒸気機関車が静態保存されている。調子が出ないので引き返そうかとも思ったが、せっかくここまで来たからには信州スカイパークまで足を延ばそう。
出発してから1時間半ほどでようやく到着し、一周9kmのサイクリングコースに入る。市街地レースからパーマネントコースレースに入った気分? 冬至を明日に控えもう陽は沈み、松本盆地をどこまでも南北に貫くかのような滑走路の誘導灯は格別の美しさがある。それも17時半には消灯され、コース上にはまばらにジョガーが残る。
1時間少々かけてようやく一周を終え、また市街地に戻って帰路。北極星に向かって走れ。往路は押し戻されんばかの逆風を受けていたから、復路は順風で楽になる筈。だがやはり本調子ではなく、楽しさより苦しさを感じるようになってしまった。奈良井川沿いの自転車道や本日オープンの松本シネマライツ前、美味しい給水ポイントである源池の井戸を経由しつつ合計4時間7分で帰宅。距離は34.5kmで1kmあたり7分9秒のスローっぷりだった。こんなんでも将来何かの役に立つのだろうか。
眠いし寒いから朝起きられない→しょーがないから今夜走るぞと決意→いざ仕事を終え帰宅するとだるいし寒い→じゃあ明日の朝走るぞと決意→だらだらと暴食&夜更かし→やっちまったと後悔しつつ目覚ましを早目にかけておく→朝起きられない、どころか遅刻スレスレ。
毎日この繰り返し。かつての意志はどこへ行ったんだろう。こうなったら、とにかく夜帰宅したら気が変わらないうちに、すぐシューズを履き替えて玄関を出るしかない。あんまり調子良くないな〜とか思いながらも何キロか走っていればノリノリになってくるものだ。毎日でも走れば良いのにね。浅間温泉を回る9kmを走行。
一昨日の話だが、そろそろ年末年始の切符を買おうとみどりの窓口へ行ったら「経由する路線が多すぎてすぐには発行出来ません…」と音を上げられてしまった。年に一度も売れないようなひどいリクエストだったのだろう。翌日に購入出来たんだけど、機械で印刷しきれなかった経路は手書きされていた。
【乗車券 松本→松本 ¥13,130】【経由:篠井線・中央西・東海・関西・大阪環・京橋・東海・湖西・北陸・信越・越後・弥彦線・信越(ここから手書き)・上越・飯山線・信越・篠ノ井線】
粗品にタオル貰った。青春18きっぷでやれよって感じの旅だが、特急や急行も使うので仕方ない。
それよりショックだったのは、年越しに乗る夜行急行「きたぐに」はA寝台・B寝台とも下段が売り切れていたことだ。数年前の同日同列車に二回乗ったことがり、その時はガラガラだったと思うんだが。減少し続ける急行や夜行列車に対する人気の再燃と、そんな日にまで旅費を浮かせつつ移動しなければならない社会情勢が重なっているのだろうか。当然マニア御用達のパン下中段などは埋まってるだろうからBの上段を買ったが、三段式の上段ってめちゃ狭いんだよなぁ…。
と、えらい鉄分の多い日記になってしまった。なんだかんだで楽しみな旅なんだ。
実家の母が珍しくデジカメなんぞ欲しがっていた。フツーので良いと言う。こんな時あーだこーだとカタログを眺め回すのは楽しいものだ。
初心者が使うのであればボタンの数は極力減らした方が良いからキヤノン脱落。画面はデカい方が良いからパナ脱落。あとはSD使えるとか長時間H.264撮影可能だとかいう個人的な好印象で、カシオのエクシリムZ250という機種に決定。アマゾン通販で送っておいた。広角からのズームや手振れ補正、顔認識、シーン自動判別など最新の機能を一通り網羅しているし、今時のデジカメはパソコン無しでも完結できるから有り難い。SDなんか写真一枚あたりに換算すれば1円程度のコストまで下がっているから、それに溜め込んでもらって、たま〜にバックアップを取ってあげればいいだろう。
自分用も常に最新のデジカメが欲しいものだが、とりあえず消費欲は満たせたのだから良しとしよう。
さて先月のフルマラソン以来膝や足首の調子が悪いままだが、だいぶ回復した気がするし旅的に長く走りたくなってきた。というわけで夕方からだけど安曇野方面へジョギング開始。決められた道を走る気がしなくて、好き勝手に右に左に寄り道しながらだから、なかなか目的地へ進まない。乗鞍岳の南方に日が沈んで時間が経ち、往路のうちに暗くなってしまった。周りがあまり見えないのをいいことに、アジアの平原を走る自分を想像してみる。どんなに「俺だから出来る」と強がろうが、「どうせ俺なんか」とヘソを曲げようが、広大な大地に比べれば砂粒の一つだ。だけど走行中は開放的な気分の上でいろんな思考が展開してゆく。だから走ることが好きなのだ。ここで転べば土に還るだけ。遠く丘の上にはイルミネーションイベントに群がる自動車のランプがキラキラ輝いている。いよいよ真っ暗になった。
道の駅堀金で折り返し、どんだけ走っても自由だとばかりに帰路も豊科町内を好き勝手に寄り道するからなかなか家に帰れない。松本市まで戻ったのでいいかげん早く帰ろうとペースアップを図るが、そんな体力は残っていなかった。けっきょく計28kmを3時間17分で走り終え。走行時間だけならフルマラソンと同じ位になった。まぁオフシーズンはこんな調子で良かろう。
河口湖マラソン後は、膝の関節痛が意外に長く続いた。明らかにズボンがキツく感じるような太り方が原因なのだろう。気休めに関節用サプリメントをばりぼり食う日々。もう今年のトレーニングは終わりにしよう。でもこれから一体どうすればいいんだ。
厳寒のオフシーズンを前に2008年を振り返れば、記録に残るのはサブスリーを達成した4月の長野マラソンということになるが、記憶に残るのは5月の野辺山ウルトラマラソンだ。それは言葉にできないほどあまりに強烈すぎて、その後は意志がすっかり挫けてしまった。数少なくなった参加大会のMt.サイクリングin乗鞍、河口湖マラソンとろくな練習をせず記録は落ちる一方。まさに栄光と挫折の一年。楽しむだけならそれでもいいけど、成長を諦めるには勿体ない早さだったのかも知れない。
しかし持久走趣味で培ったリソースを他の何かに活かすって言ったって、何も思い付かないし絶望の影が忍び寄るだけなんだ。余計太るだけ。だったらどんなに辛かろうが次の目標を決めて、そこに向かって面かぶりクロールでもしてた方が楽なんじゃないか。これは逃げじゃない転進なんだと思い込みつつ。
そんな折り舞い込んだランナーズ・ウェルネスのダイレクトメール。中には来年のウルトラマラソン案内が入っていた。4月にチャレンジ富士五湖か…。もう二度と走るまいと思った超長距離だが、長野マラソンを申し込みできずにぽっかり空いた時期に、心のどこかで引っかかっていた大会である。納豆ブームやバナナブームのように最近メタボホイホイ化しつつもあるフルマラソンならともかく、ウルトラは一般人には完全に理解不能で気持ち悪がられるだけの、こっそりとしか楽しめない廃人趣味。…だから俺に合っているのか。
この大会には100kmの部もあるけど、出るなら富士五湖を全て周回する112kmの部だろう。野辺山でサブテンを達成した身なら、もう100kmぴったりにこだわる必要は無いのだから。それでも目標はデッカくサブテン!…って言うだけなら簡単なんだけど。生半可な練習ではぶっ壊れてしまうだろうが、失われた意志力を取り戻して挑みたい。
いや、ホントに出るの? 早まるな、考え直せ。どれだけ生活上の犠牲が大きいか思い出してみろ。無理だ諦めろ。
あと意識しない訳にはいかないのが、7月に標高差三千mを駆け上る富士登山競走の時間内完走。体質・脚質によってはこれが一番困難とも云われるが、達成すればサブスリー&サブテンと合わせてマラソンのグランドスラムになるらしい。誰がそんなこと言い出したんだか、馬鹿馬鹿しくて話のネタにもならないかも知れないが。でも一生に一度で良いから富士山という山に登ってみたいんだ。近年はトイレが溢れるほど登山者が殺到しているから遠慮すべきだけど、「富士山に一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」という格言もあるし、大会のついでならいいよね? これは前向きに参加を検討したい。
さらに来年は申し込むつもりの6月Mt.富士ヒルクライム。富士山をテーマにした一年間があっても良いんじゃない!? うっかり信用取引に手を出して最後は樹海行きなんてオチにならなきゃいいが。
あと6月のツールド美ヶ原はもちろん軸として、8月のMt.サイクリングin乗鞍も抽選を通れば参加したい。秋にはやっぱりフルマラソンをひとつ走っておきたいな。
なに、一気に来年の予定を考えてんだか。という訳でとりあえずトレーニング再開、浅間温泉から田溝池へ上がる12.5kmをジョギングしておく。まだ膝が痛む。
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