10/18-19 富士の高値に俺あわてつつ

5年前に買ったパナソニックFT1というデジカメがある。ヒルクライムレースに掛かる1時間半ものあいだ動画を撮れるのが強みで、散々コンクリートに叩き落としても、また台風の中で使っても壊れないタフな奴だった。しかし動画撮影の役割をアクションカメラのコンツァーROAM2に譲った今となっては、屈曲光学系ゆえの画質の悪さに不満を感じるようになった。写真日記アプリPoinにアップされている他の人の美しい作品を見るにつけ、嫉妬心がめっちゃメラメラ。おまけに、近頃はズームレバーが迷走する事も多くなった。寿命か。

XQ1(ただし撮影はFT1)という訳で欲しくなったのは、富士フィルムXQ1。サイクリングやジョギングにためらわず連れ出せる、ポケットに無理なく入るコンパクトさが第一条件。それをクリアしながら大きめの2/3型センサー、明るいF1.8レンズ、多彩なマニュアル機能、そして何より世界最速を謳う0.06秒オートフォーカスと0.99秒起動が素晴らしい。これに時間がかかった為に逃したシャッターチャンスは百度や二百度ではない。デザインも変な曲線とかなく、末永く使えそう。

しかし発売開始から約一年、4倍に抑えられたズームと12Mに抑えられた画素数が店頭では受けなかったのか、安く叩き売られた挙句ディスコンになってしまった。その無理のないスペックに個人的には好感が持てるのだけど…。ネット価格が31000円以上に跳ね上がったので慌てて、まだ27800円を保っているキタムラ渚店に買いに行ったら在庫切れ。並柳店に残る最後の一台を確保してもらい、ようやくの購入となった。同時に、ここ数年所有してなかったTカードに再加入。今度はクレジット無しだけど。

XQ1で、御殿山見晴台より早速あちこちでスナップを撮りまくるので、土曜日のジョギングは夕方に薄川を走った程度。日曜日もデジカメを持って、近くの浅間温泉桜ヶ丘からトレイル。美鈴湖慰霊塔まで登って、旧スケート場(自転車競技場建設中)に下りる小径を発見する。カフェぴらーたで昼食&漫画読みし、御殿山見晴台から浅間温泉に戻る定番ルートで帰る。

XQ1の位相差AFは速さに加え、これまでコントラストの低さゆえ感知できなかったアルプスの稜線でも合焦するので風景写真がサックサク。細部はレンズ交換式に敵わないのだろうけど、暗部が綺麗だし、逆光時の空気感が段違いに良くなった。これなら夜景もいけるね。

XQ1で、時計博物館あたりの夜景夕方にはアルペンルートを観光してきたという友人Oと松本駅で会い食事。絶好の天気に立山黒部とは羨ましい。駅でついでに来週末の大阪マラソンに行く切符を買っておく。スタミナ練習もスピード練習もしてないし、もう完走できればいいやぁ。

10/11-13 奇々祭々

Minochi土曜日。JR篠ノ井線の稲荷山駅で電車を下り、ジョギングで西の信州新町に向かう。鳥坂峠の案内板があるのでそこから坂に入ったら、かなり古い旧道らしく、やがて未舗装の細い道になって不安になりながらも峠へ。県道に復帰出来たしまぁいいか。ここは長野市に合併するまで信更(しんこう)村だったようで、地形図からは読み取りづらい登りがさらに続く。峠?を越えると水内ダムが見下ろせて、犀川まで降りればジンギスカン料理の「むさしや」に到着。8.7km走行。クルマで来た友人HAと落ち合い、ジンギスカンを食う。

Ogushitenそのクルマで群馬県嬬恋村に入り、鹿沢温泉のインフォメーションセンターで行われる小串硫黄鉱山展を…と思ったら手違いで写真などの到着が遅れてるんだとか。たまだれの滝ウォーキングや休暇村の温泉で時間を潰して戻ると、ようやく一部の写真やプリントを閲覧できる状態になっていた。まぁ、興味がある人にとってはそこそこ貴重な資料だと思う。

松本に戻ると浅間温泉で自称日本三大奇祭の「たいまつ祭り」が始まる時間。見るのは十年ぶりくらいかな。洗練されてない荒っぽさが魅力。

Roba日曜日は登山だ。クルマで中央道を名古屋へ急ぎ、まだモーニングタイムの喫茶マウンテンに入る。今回の注文はロバライスとストロングコーヒー。ロバライスは普通に旨いピラフにフルーツポンチが混ざり、ドンタコスがあしらってある。強烈に濃厚なストロングコーヒーにはモーニングのパンと茹で卵が付く。奇食だが登頂の難易度は低かったので、和風パフェを追加注文した。小さめの熱々タイヤキが乗ってる以外は常識の範囲内で、これもあっさり登頂。まぁ食べ過ぎだけど。同行の友人には代表メニューの甘口抹茶小倉スパを勧めたが…軽く登頂していたものの「一度でいい」そうだ。

Toyotabiさらに長久手町のトヨタ博物館へ。アンチマイカー信仰の急先鋒たるむらよしだが、実は誰よりもクルマ好き? じっくり時間を掛けて観てしまう。「この時代に生きていたら、どんなクルマに乗りたかったろうか」などと想像するのが楽しい。自転車コーナーにももちろん釘付けだ。あとはモリコロパークをぐるり歩いて、サツキとメイの家も遠くから見て、ジャズバンドの演奏を聴きながら一休み。移動販売のメロンパンが旨い。松本に戻り、美ヶ原温泉に入ってさくら食堂でさらに炭水化物を補充して帰宅、バタンキュー。

祝日の月曜はうだー。松本城公園のそば祭りをスルーして野麦に行ったら空いててラッキー。ここの蕎麦が風味豊かで良い。それにしてもこの三日間で食い過ぎた。友人と別れたあと雨の薄川へジョギングに出ると、糖分でどろどろになった血液が体中を巡りだす。下り坂では4'30"/kmくらい出ているようだが、胃とも肺ともつかぬ痛みを抱え、トータル17.5kmでは平均5'08"/kmとなった。去年のおんたけ湖ハーフはぶっつけ本番で何とかなったが、大阪マラソンはフルだしやばいかも。ちなみにおんたけ湖ハーフは今年は中止らしい。会場が噴火による行方不明者の捜索基地になってるしね…。王滝村を応援したいし、来年はなるべく行きたいものだ。

去年11月の龍勢ヒルクライム参戦記をむらよしギムナシオンにアップ。こちらも今年は中止か? 住民トラブルがあるというウワサ。御嶽が不条理なら龍勢は理不尽だ。

10/4-6 SSD(シーズン最終動画)

Jikkasa土曜日、まだ天気はもってるしジョギングで安曇野へ。すぐにやる気をなくし、梓川SAのコンビニで買い食いする。せめてもうちょっと走ろうと、堀金方面へ再出発。やっぱ遠いなーと思って右に曲がり、豊科のVAIO建物を見に行く。諸行無常。光橋を渡って、大口沢のプチ峠道を経て松本に帰る27.5km。意に反して堀金往復より長い距離になったが、少し走る楽しさを思い出したというか、長距離への恐怖心が薄らいだので良いランだった。

日曜は強い雨だし、ほぼ部屋に缶詰め。それでも動画編集は終わらなかった。MacBook内蔵HDDがとうとう死んだのでSSDに換装し、多くの作業が快適になったが、動画の処理はどうしても重いんだよなぁ。

という訳で仕上げは月曜に持ち越し、ようやく赤城山ヒルクライムのチャリ載動画が完成。ニコニコ動画の100MB制限は5倍速短縮編でもキツく、特に晴天日のコントラストが強い映像はファイルサイズが大きくなりがちなので、x264の画質設定を泣く泣く下げてギリギリ収めた。またユーチューブには等倍速で上げるので、まずエンコードに一晩ちょっと。エンコミスを見つけてもう一晩ちょっと、という調子。アップロード後、サーバーサイドでの処理にも時間が掛かる。

来年には改良マウントを投入して更なるブレ低減を図りたい。そうすれば圧縮効率も良くなるはずだ。しかし良い工作案が思い浮かばないな。

→ニコニコ動画:赤城山ヒルクライム2014(5倍速編)
→ユーチューブ:赤城山ヒルクライム2014(等倍速)

9/21 ぴぴっとしろし

土曜は休日出勤だったとは言え、早朝とか走る時間はあったはず。ところが通勤にまでクルマを使う怠けっぷり。シャキッとしない9月である。毎年こんなんでいいのかなぁ。

Ireired日曜も基本だらだら。数カ月に渡った林道湯ノ原線の法面工事が終わったようなので、午後になってチャリでタイムトライアルに出かける。区間21分47秒。大して追い込んでもないのにゴール後貧血気味でふらふらした。あと一週間で体調を回復させねば。美鈴湖まで下りてチャリを置き、今度はジョギングで周回。2週目は慰霊塔周りのプチトレイルランニング。標高1000〜1100mは桜の葉や何かの実が赤く色づいて、もう秋が始まっている。

「ぴらーた」に行ったら店主が野球で遊んでて、混ぜてもらう。球技は惨めなまでに苦手な僕だが、球を良く見りゃ意外に当たるものだ? カレー食ってサイクル野郎を読み進めて、下山。最近は美鈴湖から下りると「ぴっこ」でジェラートを食うのが恒例となった。だから登るたびに太る。

前回のブログで追記したけど、改めて全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2014の動画を紹介。作成に使用しているMacBook(Late2008)が瀕死で、次回の赤城山ヒルクライム動画まで耐えられるか微妙な所。
→ニコニコ動画:乗鞍2014 大雪渓短縮コース(5〜20倍速)
→YouTube:乗鞍2014 大雪渓までの短縮コース(等倍速)

9/13-15 ボルケーノに登るけーの

駐車場からクルマを出すのは何ヶ月ぶりか。土曜日の朝、オーディオごきげんに乗鞍高原までドライブする。観光センターよりちょっと先、休暇村乗鞍高原にクルマを駐め、ジョギングスタート。鈴蘭橋まで少し下りて、そこから登山道に入る。富士登山競走を目標にしていた頃はよく練習に来たものだが、久々だ。案内標識が増えているが、相変わらず行き交うは数えるほどもいない。

Arrow先週末の全日本マウンテンサイクリングin乗鞍は荒天という運営判断でコースが短縮されてしまったが、やはり岐阜県境まで行きたいものだ。という訳で次の週末に早速やって来た。しかし登るにつれペースは鈍り、歩きが多くなる。登山道の岩がゴロゴロ大きくて、ランニングシューズでは足首へのダメージが大きい。舗装路を走っているだけではなかなか感じられない、ここは火山だったってことを思い知らされる。

大雪渓前の車道と交差し、肩の小屋からは銀座のような鈴なりの人。ハイシーズンに比べればちょっと空いてるかな。山には雲が掛かり始めて、標高3026mの剣ヶ峰に到達した時は真っ白。補給食をかじりながら少し粘っていたら、いっときぱぁっとぱぁっと晴れやかに位ヶ原方面の展望が良くなった。これが見たかったんだ。

Cloudken体力に余裕が無いし畳平方面は来年の楽しみとして、まっすぐ引き返す。苦手な下山は、登りより時間がかかるところが多い。たまに足と熊鈴を止めて静寂に浸るのもいいかな、なんて。ナナカマドの実は少し色づいているか。休憩を含め5時間20分で休暇村に帰ってきた。今回はここの温泉に入る。乗鞍高原で唯一飲泉ができるという透明な湯が特徴。露天でゆっくり空を眺めていたい。

日曜日は引き篭もり。筋肉痛が酷くなってきたので夕方ジョギングだけ出る。祝日の月曜日も引き篭もり。せっかくの三連休に何やってるだ。まだ痛む捻挫手首をおして夕方にサイクリングに出るも、ペダルのベアリングが割れて回らなくなり終了。レース中とかじゃなくて良かった。パーツを壊れるまで使う悪い癖が直らない。

これだけ時間を作ったものの、マシントラブル等により乗鞍の動画作りはエンコードが間に合わず。紹介はまた今度。

9/16追記

→ニコニコ動画:乗鞍2014 大雪渓短縮コース(5〜20倍速)

→YouTube:乗鞍2014 大雪渓までの短縮コース(等倍速)

8/30-31 桧 ボンバイエ

お盆ツーリングが終わると毎年のように、走る気が失せて食い気ばかりになる。平日は雨続きもあって、プチ夕練さえあまりしていない。それでも週末ごとに自転車で桜清水坂をタイムアタックしてみる。先週は33'44"、今週土曜は34'12"と振るわないが、あの凶悪な激坂を登る気になっただけマシかも知れない。

Akazawa標高1400mの三城集落は野菜の無人販売が魅力。虫穴のあいたキャベツとか有り難いね。スーパーのぴかぴか野菜に比べて数秒だけ寿命が伸びそうな気がするよ。あとついでに、桧沢林道を経て扉温泉・桧の湯に入浴していく。さすが「西の白骨、東の扉」と云われる名湯だが、自分にはちとヌルい。

日曜は暗くなってから岡田旧道〜浅間飲泉のジョギング11.5km。大阪マラソンが10月に迫っているのに、今月はちっとも走らなんだ。

ともかく次の週末は全日本マウンテンサイクリングin乗鞍。2008年を最後に遠ざかっている1:20'切りがなるか、微妙なところ。それよりツールド美ヶ原に続いてまた下山誘導協力員を承ったので、しっかりやりたいところ。大勢の合宿も楽しみだ。

キューが溜まる一方のむらよしギムナシオンには、去年10月のおんたけ湖ハーフマラソン参戦記をアップ。急がないと去年分を書き終わらないうちに今年が終わってしまう。せっかくお盆はネット断ちしたのに、帰ってきて中毒を悪化させてゲームばかりやってる場合じゃないぞ。

8/2-3 信州循環鈍足

土曜日、松本から篠ノ井まで列車で移動する。あまり早起きしなかったので、ジョギング開始は昼前だ。ヤバいほど暑く、自転車で走るのも無謀であろう炎天下。もう歳なんだから無理はするなと、スポーツドリンクを序盤から多めに摂って慎重に進む。

Chikuma千曲川左岸のサイクリングロードを南下していく。アスファルトから吹き上げてくるような熱風。少し日が陰って楽になったが、休憩予定の戸倉上山田まで飢えと渇きを我慢できず、少し手前のコンビニで昼食にする。再スタートして歓楽色のある温泉街を抜け、少し元気にペースアップ。しかしジリジリする日差しが復活し、周囲に何もない土手道では不安におののく。遠くにドリンク自販機を見つけたら駆け寄ってまたスポーツドリンクなど。いったい何リットル飲む気だ。

善光寺平と上田盆地を分ける垂直の崖がだんだん近づいてくる。真下まで来ると、驚くような奇観。半過岩鼻(はんがいわばな)というらしい。背後から雷鳴が聞こえて来たので、もうひと頑張り先を急ぐ。33.3kmを4時間半かけて走り、ゴールは上田駅前。これで、信州循環急行を模したジョギングルートは5回に分けて完成した(松本→篠ノ井→長野、松本→小淵沢、小淵沢→小諸、軽井沢→小諸→上田、そして今回の篠ノ井→上田)。

電話ボックスの電話帳で銭湯を探すと、柳町にあるようだ。じまん焼きを買い食いしつつ歩いて、保命水をガブ飲みしてから柳の湯へ。いい湯でした。

1駅区間なら新幹線自由席は安いし、プチ贅沢で長野駅へワープ。まず権堂アーケードの外れに万両というラーメン屋を探し出し、チャーシューメンを注文する。周囲が赤く着色されたチャーシューが昔ながらっぽさを主張。うむ、松本・伊那にあった万両とは全然違うや。それだけ確かめたかった。

Binzuru間もなく長野びんずる祭りが始まる。第44回と長い歴史を持ち、ボーカルの無いお囃子で踊り歩く。手を合わせる振り付けが印象的で「そうだ、善光寺さんに手を合わせていかなきゃ」という気分にさせられたので、雨の中お参りしていく。長野マラソンだと数分で駆け下りる中央通りが今日は混雑。少々焦ったが予定の列車に間に合わせた。中央西線の豪雨災害の影響で特急しなのが長らく運休中なので、ほぼ同じスジで松本行きの臨時快速がある。ロングシートの211系3両編成でもありがたい。松本に到着すると、あ、松本ぼんぼんやってる。

日曜日、体が起動しない。昨日は3つの街をずいぶん歩いたからなぁ。二度寝して遅い朝食を摂り、自転車で美鈴湖まで登って遅い昼食を摂る。今日のサイクル野郎は2〜3巻。全巻読破のためのカフェピラータ通いはまだ始まったばっかりだ。

気がつけば次の週末からお盆休みに突入。寝台特急北斗星のチケットが取れなかったため北海道は諦め、自転車旅行の行き先は青森県だけ。期間後半の予定を考えていないが、がむしゃらに走るよりは滞在型もいいかな、なんて。一昨年の旅と同様に一切の通信機器を持たず、デジタルデトックス気取りでインターネットと自分を一週間切り離す。ブログは帰ってきてから追って更新します。

7/19-21 トンボ日記

土曜。そういえば3月のロゲイニング賞品だったフューエルツールポーチ、要するにミニ水筒をまだ使ったことがなかったので、とりあえず塩水を入れて持ち出す。夏場の半端なジョギングには丁度良さそうだ。薄川を遡り、東城山の入口に林町会製の散策マップが置いてある。一部頂戴して読んでみると、林大城から大嵩崎(おおつき)集落に通じる道があるようなので、今日はこれを登り降りしよう。下山路はやや急だが、立ち止まって深呼吸したくなる夏の雰囲気。大嵩崎を経て、林小城の山も登り降りする。どちらの山も曲輪の数が半端ない。市街地の小松パン屋まで走って終了。牛乳パンが売り切れてるので味噌パンにする。

日曜はチャリで出掛ける。またチェーンがフロントインナーの内側に落ちる現象が悪化してきて、調整に時間が掛かる。当面は少しディレーラーが当たる程度にしておこう。そして松本イチのロング激坂である桜清水のタイムアタック。県道分岐から菖蒲沢林道分岐までを前半として、そのタイムを2倍して1分を足した値が後半の目標となるが…それより1分半遅れた。鞍部までトータル34分01秒なら悪くない、と思うのは甘えだろうか。

Fukashi急ぎ帰るも、まつもと大歌舞伎の登城行列には間に合わず。副案的に考えていた、松本深志高校の“とんぼ祭”に行ってみる。15年間もすぐ近所に住んでいながら、足を踏み入れたことがなかったんだ。目的は吹奏楽部の公演。「受験校なんて課外活動には力を入れないものだ」と思い込んでいたが、それを覆すキッチリした演奏で驚いた。ああヒルクライムレースの会場でよく掛かってる曲はオーメンズ・オブ・ラブっていうんだ、と考えるヒルクライム脳はともかく、アルメニアンダンスは楽しくて何度でも聴きたくなる。自分にもこんな時代があったのか無かったのか、記憶が薄れゆけば無かったのと同じことになる。後は(無駄に一千万掛かっているという)天体ドームなど校舎内を見て回り、近くの和菓子屋まるやまでロールかすてらを買って帰宅。

三連休らしいことを何もしないまま迎えた月曜も、近所ジョギングに出るだけ。美ヶ原温泉から渋池に抜ける作業道を走る、つもりが間違えて美鈴湖もりの国あたりに登りついた。まあいいや。桜ヶ丘へのシングルトラックを降りて行くと、野球場からは高校野球県大会の歓声が聞こえる。

遅れ遅れの参戦記は、昨年9月1日に短縮コースで行われた全日本マウンテンサイクリングin乗鞍編をアップ。ああ、今年こそ頑張らなきゃ。

7/12-13 中信州探検日記

そろそろたまには一切外出しない週末があってもいい気がするんだけど、つい走っちゃうんだ。しかしとても自転車で浅間の激坂を登れる気がせず、比較的マシな人肉坂から美鈴湖にアプローチする。タイムを計らず息も荒らげず袴越の、シーズンを終えたレンゲツツジ群生地で自転車を降りる。

Oldlift目的その1。スキー場跡にある廃リフトを、一番下まで辿って歩いてみる。北信州探検日記さんみたいな廃スキー場探検に憧れて、一度は確かめておきたかった浅間温泉スキー場の遺構。一番上のリフト降り場は美ヶ原スカイラインのすぐ脇にあるので毎回目にするが、近付いたことはなかった。いきなり木の幹に熊の爪痕があるのでビビって口笛を吹きながら、鉄塔沿いにあったりなかったりする踏み跡を下りて行く。意外に長い…つーかこれくらい長くないとスキーがつまらないから、当たり前か。およそ400mほどで下端に到着。木に覆い尽くされそうなリフト乗り場と、立ってる小屋と潰れてる小屋、謎のマシーン。ポイ捨てられた古いデザインの空き缶にさえ、楽しかった時代を感じる。復路はもう一つ東側のゲレンデ?を登り、無事自転車に戻る。今日はもう登らず、美鈴湖へ下りる。

目的その2。全国殉国学徒英霊慰霊塔がどうなったか見に行く。去年老朽化により展望台が登れなくなっていた。今日もやっぱり立入禁止。安全調査中とのことで、今後どうなるだろう。眼下のスケート場跡には自転車競技場建設の槌音が響く。

Yaro目的その3。サイクルカフェピラータに初入店する。近所すぎて財布なんか滅多に持たず、いつも素通りするしかなかったが、今日はちゃんと持ってきたよ。実はレースよりツーリング志向で意見が合いそうな店主。漫画本棚には何と! 自転車乗りの聖書「サイクル野郎」が1〜37巻ぜんぶ揃っている。私が知る限り全巻読める場所は盛岡ユースホステルだけだったので、こんな近場にあるとは驚いた。ミートソースは普通に美味しく、コーヒーはさすが自家焙煎で時間が経っても風味が落ちない。とりあえず1巻。いつか最終巻まで読むぞ。こうして土曜日を終える。

日曜日も自転車に乗るが、行き先は塩尻市の免許センター。午前の回はかなり混んでいる。近年はほとんどペーパードライバー状態なので5年毎だが、ちょっとめんどいな。帰路は雨に打たれる。

午後は小康となりジョギングへ。芥子望主山に登って南洞集落を回るアップダウン多めのルートで、13.7km。

遅ればせながら、ニコニコ動画にツールド美ヶ原編をアップした。いつもは5倍速で上げるが今回は気分転換的にさらに倍、10倍速。最後のハイスピードバトル区間なんかは見かけ上の順位を一つも下げてないし、高価な戦闘機を次々撃ち落としているような感覚が気持ち良い?BGMはザ・ブルーハーツで一番好きな曲「旅人」。歌い出しの歌詞が時節柄シャレにならないのでは、と暫くお蔵入りしてたが、美ヶ原ならまぁいいかと。等倍速もユーチューブにアップ済み

7/5-6 うつくしロス症候群

毎年のごとくツールド美ヶ原でやはり燃え尽きたか、暴食癖に歯止めが効かなくなり体重ドンと1kg増加。せめて週末は何とかするべ。

土曜はわずかに雨が降るなかジョギングで南松本方面〜弘法山古墳。復路で市街地を通ると、どうしても小松パンに寄ってしまう。半熟卵のカレーパンと、クリームが超ぶ厚い牛乳パンは最高の贅沢。あれ、走って消費したより明らかにカロリーオーバー。

Newngmn日曜はチャリンコでゆっくり豊科カントリー倶楽部〜明科長峰山〜四賀稲倉峠の3ピーク。長峰山の展望台はいつの間にか建て替わっていて、鉄筋コンクリートと地元産木材を使ったガッチリしたものになっていた。各地で古い展望台が立入禁止のまま放置される事が多いなか、これは嬉しい。

帰宅後は昼寝。ああ、これが日曜日。という訳で美ヶ原の動画制作はあまり進んでいない。

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