« 2005年5月 | メイン | 2005年7月 »

コンビニの誘惑 松本凌駕シリーズ

空梅雨の暑い日々になんちゃってトレーニングを続けてるせいで、水分の摂取量がハンパでない。今夜はダイエットコークをあおりたくなってコンビニへ。
するとサークルKで、今日から販売という「松本凌駕」カップラーメンが大量入荷されていた。凌駕とは塩尻市の人気ラーメン店で、最近松本に進出してきたかと思ったら次はカップラーメン化ですか。
面白そうなので早速買ってみたが、今夜食べたのは凌駕シリーズとして併売されていた「八穀さんとひじきさん」というおにぎりと、「まさかの…りんご酢ゼリー」。
ヘルシーそうな名前そのままの味。ラーメンは明日喰う予定。050621_2235.jpg

6月21日 涸れ井戸スコープ

12時間も寝てしまった。筋肉の芯に根強く残る疲労物質を放出するには良かったかも知れない。元気を取り戻したところで、レース前の最終タイムアタックに出る。
…が、前半は力が出ない。昨日の晩飯から時間が経ち過ぎているのが原因と思われる。さっき食ったスパゲティがエネルギーに変換されるのを待ちながら、徐々に足に力を入れてゆく。しかしペースが安定せず、油断するといつの間にか呼吸が緩くなる。このへん、ピコピコがあれば解決するのだろうけど、人類がコンピュータに支配されてたまるか。俺は、自分の心技体で己の限界を知りたいのだ。
utsukushi0621後半は何とか持ち直したものの、ゴールタイムは11日前の計測より遅くなっていた。練習の成果が出ていなくて残念だが、坂に対する恐怖心は克服できたと思う。
ゴールで足も着かずにUターンし、ケータイで写真を撮りながら女鳥羽川源流という湧き水まで戻る。しかし涸れていた。小雨はトレーニングには有り難いが、こういった弊害があるのか。農家も困っているらしいし。

6月20日 P=VI

予定通り、今日はトレーニングなし。鉛のように疲れた足をほぐすべく、午前中から温泉に行く。安曇野蝶ヶ岳温泉「ほりで〜ゆ〜」。北アルプス山麓にある温泉宿泊施設で、500円という低価格の割には設備の使い勝手が良いので、毎月のように来る。まず、いつものようにサウナ10分を3セット。最初の一回がキツいんだけど、二回目は慣れる。三回やると満足してしまう。陽の光を浴びて露天風呂でまったりするのが最高の贅沢。体重を計ると、食事制限をしていない割には痩せた。夜中にスナック菓子をバリボリやっても、運動量が勝っているのか。いや、最近は間食してないような。

チャリに関して、困った問題がある。テールランプの電球(6V0.5W)がブッチしたのだ。適当な電球に交換すると光りすぎて、前照灯に電気が回らない。かといって同じボルト・ワット数の電球は、どこを探しても売っていない。たいていアンペア表示だし。そこでおいら勉強しました。電圧×電流=電力なんだって。んで電器屋でニップル球(2.2V0.25A)を発見、これなら計算上の電力は0.55Wになる。元の0.5Wと大差ないだろ。
・・・結果、やっぱり光りすぎてダメだった。だいたい一つのダイナモから前照灯とテールランプの二つに電力供給してるチャリなんて今時特殊すぎる。秋葉原に行くしかないのかな。

6月19日 日本の中心で疲れたと溜息

体調から言えば今日は休むべきだが、日曜に休むってのが気に食わない。近場でゆっくりと、かつ長くチャリを漕げる“崖の湯”の坂を登っていく。道行くクルマから「がんばれー」などと声が飛ぶが、全く頑張る気などない。それでもちょっとは頑張らないと前に進めない、県内有数のキッツイ坂ではある。足をなるべく使わずに足を使うのは難しく、中間地点くらいで売り切れ感が満々だ。
どうにか山の按部に着くと、休日カメラマンのジジババ達がクルマを停めて、見頃となったレンゲツツジの写真を撮っている。一足早く天国にでも来た気分なのだろう。
hachibuserindoこっちの坂道地獄はまだまだ続く。鉢伏山へのピストンコースだ。下り坂もあるからなお精神的につらい。でも草で覆われてデンと構えた鉢伏山が近付いてくる絶景に励まされ到着。丸太に腰掛けて昼食のカロリーメイトを食う。ここも意外に観光客が多く、数十名に及ぶグループが行列をなしている。熊鈴を付けてるのはどういう勘違いだよ。
15分ほど歩いて標高1930mの山頂。空気が澄んでれば富士山や各アルプスのパノラマがまるで日本の中心に立っているかのような気分にさせてくれる山だが、今日はガス気味で、かろうじて諏訪盆地や松本盆地、美ヶ原が霞んで見える程度。まぁこの時期に雨が降ってないだけでもラッキー。よく登ってきたなという達成感は充分。
チャリで高ボッチ高原にも寄り、下りでは一般市民のミニバンや軽を煽って強引に追い越す。なんてむなしいんだ。

今夜はまたサッカーだのF1だのと中継番組があるが、そろそろ心を鬼にして生活を守らねばならぬだろう。レース本番まであと1週間だ。

6月18日 ゲソ売り切れ

だるいのはいつものことだからチャリで出撃した際は気付かなかったが、今日は明らかに足が回らない。昨日の疲れもあるけど、ここ数日バイオリズムがドン底にあるのだと思う。呼吸力の強化も兼ねてるから、苦しければ苦しい程いい練習にはなるのだが。400mUPの美鈴湖でもうイヤになり、さらに200mUPの渋池では止めるつもりでスローダウンしたが、タイム計測のためもう100mUPの第2CPまで頑張ってみる。もちろんタイムはズタズタで、しかも完全に足が売り切れた。トレーニングと言うより、坂への恐怖心を植え付けられた気がする。
misuzu0618ともかく美鈴湖まで下りて、遊歩道を歩いてみる。梅雨の晴れ間の土曜、やはり釣り人が多い。いつもは通過するだけのポイントだけど、まったりしてみると意外に、山に囲まれたひっそり感がいい。チェッカーズの「愛と哀しみのラストショー」が似合いそう(誰も知らないか)。

夜は電器屋に行ってDVDレコーダーのパンフを漁ってくる。自分は録画して観るほどテレビ好きではないので無用だが、実家の親父が「DVDってどうやって観るんだ」と嘆いている。いや別に、父の日にどうのこうのという訳ではない。だいいち今年の私にはそんな余裕が無い(以前はiBookを身内にばらまいてたのだが)。ただ、「もし買うならどれかなー」とパンフを眺めるのが趣味なだけ。でもDVDレコの歴史をちゃんと学んでこなかったせいで、どれがいいのかさっぱり分からん。好きなメーカーはPioneerなんだけど、東芝や松下あたりが簡単そう。

6月17日 雪渓に向かって走れ

深夜サッカーを観たあと豪快に眠ってしまい、またしても大寝坊だ。急いで生卵乗せカレーを食って気合いを入れ、チャリで出撃。近頃ダラけてるので、距離とアップの両方を稼ぐことを念頭に、まず大町市へガンガン向かう。
2時間弱で着いた木崎湖なんぞには目も呉れず、小熊山(林道小熊黒沢線)を登り始める。何でもインターネット情報によれば、この山からの景色が良いとのこと。ただし名前の通り熊が出るらしいから、念のためケータイのMP3機能を鳴らす。それまでの平坦な道から一転してぐんぐんと標高を上げて行くが、時々足を止めて写真を撮る。激ユルのCECILじゃなくて、QUEENのBICYCLE RACEみたいな、やる気の出そうな曲を入れておくべきだね。
途中、小熊山山頂へのトレッキングコース(片道20分)があるので、予定外だが歩いてみることにした。10mも歩くと、さっそく熊の足跡が…。やっぱやめた。
fromkogumaチャリでだいぶ登ったところで、目的地のパラグライダー場に到着。うわ〜、この俯瞰は凄いわ。写真じゃうまく表現できないけど、かなりの高度差感と広がりのある景色だ。大糸線の電車がチマチマと動いているのも見える。草地に座ってまったりと眺めるも良し。
帰りは、北側に下りることにする。北アルプス鹿島槍ヶ岳や五竜岳の雪渓に向かって走るとハイな気分。路上にたむろする猿たちを蹴散らして(いやどいてくれただけ)、スキー場まで下りると牛の放牧が見られる。夏のスキー場をサイクリングするのって妙に楽しいんだよね。ここからさらに西側に下りる。
あとはマクドで空腹を紛らわせ、アウタートップのハイスピードで松本に帰った。そんなに急がなくても雨夢最終回には間に合うのに。

6月16日 フレンチバルブ

朝は雨。午後に止む見込みであるから、わざわざ午前中にトレーニングに出る道理はない。昼にはほぼ止んだので、予定通りチャリに乗る。今日こそはガッツリと鉢伏山に登りたい、が、山の方は雲がかかっており、おそらくあの中は雨だ。とりあえず牛伏寺(ごふくじ)に寄り道。これもけっこう登る。年始には大勢の初詣客が訪れるこの寺だが、平日はほとんど人影もなく、山奥にひっそりと大きく構えている。松本に大地震をもたらすとされる牛伏寺断層の、名の由来としても有名だったりする。
franceゆっくりとお参りしたあと、鉢伏山は諦めて(すっかりヘナチョコだ・・・)もうちょっと道なりに登る。急峻な沢に、フランス式階段流路が造られている。大正時代の構造物で、なるほど独特の美しさがある。見物中に雨が本降りになってきたので退散。俺のタイヤチューブもフランス式だぜ。

で、今夜はサッカーのコンナンタラカップである。朝型生活の定着を目指しているのに、キツい時間帯に放送しやがる。ゆえに、先に寝てしまおう。

6月15日 赤いグラブ

朝練を習慣化、の野望は疲労感と降雨でついえた。難しいもんだな。雨がほぼ止んだスキに銀行巡りや日用品の買い物を済ませ、某ハンバーガーショップでパオチキンを食べる。したらまた本降りになってしまった。傘がないので止むまでボケボケと待つ。
ウチに帰って、チャリの整備をちょっとだけやってみる。気分が乗って来たので、汚れを磨いたり、異音のする箇所を分解して直してみたりする。というかよくよく調べると、こんなにも破損箇所だらけのチャリンコになっているとは思わなかった。先代の同型チャリの部品も利用して、オーバーホールを施した気分。
shinaguraent気がついたらもう夕方6時。せっかくサイクリング用の赤いグラブを新調したところだし、近場で楽な稲倉峠へ向かう。で、登り始めて気がついた。「ここって先日、熊の足跡のあった場所じゃないか!」・・・昼間ならともかく、夕闇に特攻む場所じゃない。かといって引き下がる訳にもいかず、携帯電話のミュージックプレイヤーをガンガン鳴らす。滅多に使わない機能だが、メモリにはRie fu1曲とCECIL数曲が残っていた。音楽を聴きながらチャリを漕ぐのはいい気分だが、森を見上げるとそこに熊が居るんじゃないかと不安になり、ブルブル震えながら峠に達した。

さて、どっちに下りる??

しばらく葛藤した後、足跡の目撃箇所を避けてそのまま向こう側に下りることにした。が、その時である! 「ガサガサッ」…おいおい勘弁してくれよ、茂みに何か居る。鳥肌を立てながら、来た道を引き返すことにした。ベルを鳴らしたり、音楽に合わせて歌ったりしながら。女声にキーが合わないが・・・。たいした距離じゃないのに、人里の有り難みをたっぷり味わう羽目になった。

6月14日 ガキの使いだった

夜通し起きてた後、チャリで浅間の激坂へ。これまで「重いギア比で登るロードレーサーの方々に申し訳ないから」という理由でほとんど使わなかったランドナーのインナー1速を、ついに本気で解禁。戦いの為には、もはや手段を選ぶ余裕はないのだ。するとどうだろう、目論み通りタイムが早くなった。無理をせず中間地点(700mUP)で終わりにしたが、今日のペースで走り切れれば良い記録が出そうだ。それでも究極目標である“クラス内10位以内入賞”は絶対無理。ガキの使いみたいなトレーニングをしてる場合じゃなかったかな…。
asamaview引き返し途中まで下りて、数年前の山火事の影響でまだ禿げ山になっているポイントに行く。ここから箱庭気分で松本市街を見下ろせるのだ。午前8時半。みんなあくせくと出勤や登校をしている頃だ。まったりと座って自動車の羅列とかを眺めながら、どうしたら自分、この街でうまくやっていけるのだろうかと想う。まぁ今は考えるべきことじゃない。
昼は動画ファイルでも眺めながら、うだうだと体力の回復を待つ。夕方前に今度はジョギングへ、いつもの田溝池コース(10km)をゆっくりと。朝練夕練をこなしたことになる。ぜひ習慣化したいのだが。

6月13日 一日仮死状態

昨夜F1中継を観たあとに寝て、昏々と眠り続けて、暗くなってから起床。生活を朝型に戻す荒治療だ(怠けてるだけとも言う)。というわけで今日のトレーニングはお休み。おかげで体のあちこちの故障がだいぶ良化しているようにも感じられる。レース本番まであと2週間を切ったので、さらなるレベルアップを図りつつ、コンディションにも気を使いたいところだ。
gaki
(写真は前日撮影のもの)

つぶやき

最近の投稿動画

相互ブックマーク

勝手ブックマーク

更新ブログ

他の所有アカウント

Powered by Six Apart
Member since 05/2005