8/7 盆前 萌え出すような熱い魂

Ireinkup 自転車の朝練は3週間ぶりという体たらく。よほど脚力も落ちているのではと思ったら、涼しさに助けられたのか朝練としては悪くなかった。野球場〜美鈴湖まで22'33"、さらに慰霊塔入口まで追加して28'12"。
慰霊塔に登ってみると、夏至の頃より遅くなった朝日を浴びる町の向こうに、雪渓を残した乗鞍岳がうっすら見える。次はあそこだ。いやその前にお盆ツーリングの予定もあるから、脚力はある方が良い。

ユーチューブにMt.鳥海バイシクルクラシックの2ndステージをアップロード。序盤に抜かれた人に終盤追い付いたり、またはその逆だったり、メカトラ抱えたまま闘ってる人がいたり、突然のひどい雨・・・などと自分で見るぶんにはいろいろドラマが思い出されて一気見するくらい面白いのだけど、やはり需要は限定的だろう。さっとコース全体を確認できる5倍速の編集はこれから。お盆までに出来るかな…。

8/4 競馬競馬90分

自転車で高ボッチ高原へ向かう。崖の湯側から登ることが多い所だが、今日は一方通行規制が掛かっているので塩尻峠側からアタック。こちらも1km進むのに6分前後かかってしまうような、なかなかの激坂だ。残り距離が少なくなるにつれて呼吸を追い込んでいくと、美味しそうな屋台の匂いが漂ってくる。

Tbkeiba やってきました、年に一度の高ボッチ高原観光草競馬大会。「標高1マイル決戦」と銘打つ日本最高峰の競馬は、今年で60回目を迎える。ちょうど朝9時の第1レースが始まるところだが、まるでどこかの運動会の如く、柵の周りはカメラマンでびっしりである。初めて観に来たけど、こんなに人気があるものとは知らなかった。ポニー・中間種・競走馬といった馬種ごとに、一周400mのダートで迫力のあるレースが展開されてゆく。

90分ほど、数レース楽しんだところで自分は下山。崖の湯経由で、昼には帰宅する。あとは動画編集のため自室に缶詰だ。
という訳で先週末のMt.鳥海バイシクルクラシック、とりあえず1stステージからユーチューブにアップロードした。映像を見てから気付くこともある、反省点の多いレースだった。

7/28 鳥海快調かい?

Chokai 昨日申し込んでおいた朝食弁当をテントの中で食べ、軽くウォーミングアップ。鳥海山はだんだん雲で見えなくなってくる。

私にとって矢島カップの紹介者と言えるkinottyさんに面会しつつ、パレード走行が始まる。受付会場からスタート地点の栩木田まで町内を練り走り、激励を受けるのだ。2ndステージが始まる。

ロード男子Cクラスの号砲が鳴り、平地を大集団がゆく。これは気持ち良い光景。登りが始まって、痛ジャージの人を目標にガンガン攻める。序盤からハイパワーなのは美ヶ原で慣れてるはず…。しかしやっと追い付いて自転車載カメラに収めたところで、力が出なくなってしまった。暑いし重いし、以降しばらく同クラスでは抜かれっぱなしになる。腰痛対策でサドルを下げたのも踏めない原因か。こりゃ失敗レース?

Hanadate 長い下り坂もあり、恥ずかしながらドラフティングで力を溜め直す。花立で第1給水を受け取りつつ進むと、さっきからぽつぽつ来ていた雨が急に本降りに。半月前の乗鞍で霰に降られたのに比べれば、何てことはない。身体が一気に冷却されるし、泥ヨケ付きランドナーなので精神的優位にも立つ。まるで水を得た魚のよう。斜度がころころ変化するのでリズムが難しいけど、ヒルクライムの走り方を思い出して、やっとライバル達と戦えるようになった。

あと一人抜き返すんだ!の気持ちで痛覚をオフにしつつ、祓川にゴール。1時間19分36秒、美ヶ原に比べれば順位的には振るわないが(Cクラスで美ヶ原97/396→鳥海79/224)、気持ち良いレースだった。

Goal 3年前のキャンプツーリング時はここから登山したが、今日はさすがに無理。ゴールの給水が有り難く、スイカもサービスサービス。サドルを引っ掛けるタイプのスタンドが完備されてて壮観。近くに薄水色のランドナーが駐まっている。「Mt.鳥海バイシクルクラシック」という大会名だけど、クラシカルなバイクはこの一台しか見掛けなかった。身体の冷えは緩やかで、荷物を受け取って着込みつつ下山へ。受付会場に戻ると鱒お握り2個としっかり肉の入った豚汁で温まる。

大急ぎでテントを撤収し、駅で輪行作業も済ませ、閉会式に途中から潜り込む。抽選会も始まったがもう時間がない。末等あたりで呼ばれないのを確認して離脱し、予定の列車に乗り込む。帰路もお楽しみの、鈍行とムーンライトえちごの旅。参加賞の米1kgやテントが濡れたぶん、荷物は重くなっている。
Kangawa あー、日本海に夕日が沈む。新潟の銭湯で汗を流し、新宿へ。松本到着は月曜の午前10時、そのため有給休暇を取ってある。今夏の18きっぷはもう4/5を消費した。

大会は二日間トータルですっごい楽しめたし、毎年でも参加したいレベル。しかし基本鈍行で往復1620kmの遠征は、いくら趣味とは言えヘビーすぎかも。

7/27 矢島の戦い

7/27 矢島の戦い 金曜日の仕事を終えて帰宅せず、平田駅から青春18きっぷで輪行。一部特急も使って中央線を乗り継ぎ、新宿発の夜行快速ムーンライトえちごに間に合わせた。ネックピローを持参したおかげか良く眠れた。翌朝、新潟から羽越線を乗り継いで羽後本荘へ。何もできないから何もしなくていい鈍行旅行、開放感がやばい。

グリコーゲン、もとい由利高原鉄道は美人アテンダント付き。やってきました秋田県旧矢島町。Mt.鳥海バイシクルクラシックの会場である。隣接の公園にテントを設営したところで雷雨となり、中で時を待つ。そしたら止んだ。ウォーミングアップがてら城跡から街を一望したりしつつ、1stステージのスタート地点へ。そう、小規模ながらステージレースの体裁を整えているのが、この27回目となる矢島カップの特色になっている。

緊張の発車台。15秒毎に一人ずつスタートが切られ、いざ8kmのTT(タイムトライアル)が始まる。のっけから呼吸MAX、しかし前走者からは離される一方。しかも2人後の選手に追い越される。568のジャージじゃ仕方がない? 折り返しも事前のギアチェンジを忘れて失敗気味。

天候はまさかの晴れで路面は概ねドライ。鳥海山も良く見えている。自分はとうとう息が続かなくなってきた。くじけりゃ誰かが先に行く。3人後の選手にも追い抜かれ、手元の時計14分09秒でゴール。

これじゃTTの文字が泣くぞ。好走続きの今年としては初の凡走と言える。ほとんど練習してなかったし、ナメてた。悔しいけど、でも走後感は気持ち良かったなぁ。ちなみに今年からゴールと同一ラインをスタート計測地点としたネットタイムが公式とのことで、それだと13分54秒となった。いずれにせよ、半分より下だ。

いっそザーザー降りが続いてた方が、泥ヨケ付き自転車の強みを活かせたかも知れない。風呂を済ませ、夕方からはお楽しみの矢島まつり。公園がとても賑やかだ。出店のイカ焼きやヤキソバ等を食って、ショー観て花火観て。
(2ndステージの模様は29日(月)更新予定)

7/21 財布ないのに気づいて そのままダウンヒル

鳥海バイシクルクラシックの1stステージは8kmのタイムトライアルらしいが、ヒルクライム一辺倒な私にはどういうものか想像つかない。という訳で、昨日は薄川沿いのランニングコースを自転車で飛ばしてみた。ふむふむ、これはこれで気持ちいいものだな。しかしズクが出ず、これ一回だけ。

Hinokiut 今日もあまり疲れたくないという気持ちが働く。やっぱり美ヶ原が終わっちゃうとテンションが落ちるんだ。せいぜい扉峠に向かって登り始める。しかし牛立経由で扉温泉に到達したら、そこから先の県道が落石か何かで通行止になっていた。仕方なく桧沢林道に入る。扉温泉側から登るのは初めてだが、なかなかボリューミーな気がする。名無しの峠を越えてアザレアラインに合流、あと少し登ると三城に到着。
ここから当然扉峠に向かう…つもりが、ボトルの水が尽きた。ドリンクを買おうにも、財布を持ってきていなかった。もういいや、満足して下山する。

代わりと言ってはなんだが、夕方に美ヶ原温泉へジョギング9.5km。こちらは途中から、意外とスピードに乗って好調。

4月の長野マラソン参戦記むらよしギムナシオンにアップロード。そういえば元ネタの巣園ギムナシオンはいま建て替えてるらしい。小菩薩峠と呼ばれた階段はどうなるんだろう。

7/13 嘆きのクライヶ原

乗鞍高原へ自転車で向かう。早朝で涼しいし2時間半もあれば余裕余裕、と高をくくっていたら案外進まない。急いでギリギリ、8時の集合時間に間に合わせた。ヒルクライムイベントで同宿する先輩方のコース試走会があり、K原さんが誘ってくれたのだ。

しかし天気は予報に反して悪化。しばらく雨宿りしてみたが、先行スタートしているK野さんを追いかけるためスタート。I田さんはあっという間に視界から消えた。本番までに追い付けるだろうか。
ちょっと頭がフラフラするので、梅チューブを補給して何とかリズムを取り戻していく。それも万能ではなく、位ヶ原山荘あたりでもうスタミナが尽きた。一番軽いギアでも泣きたいほどキツい。鳥海のステージレースに耐えうる体を作りたい。そのための今日だから、これでいい。

Sekkeistop 抜きつ抜かれつしていたI川さんにも置いていかれ、登ってても身体は冷える一方。強風が駆け抜けるハイマツ帯で、霰が降ったり日が差したりと激しい天候変化のなか、ゴールの大雪渓に到着した。ここから先は落石の恐れがあり、まだ冬季閉鎖が解除されていないのだ。それでも松本市街地から2000m余りアップし、もうたくさん。走る前は「乗鞍エコーラインと乗鞍スカイラインの往復ビンタでもいいっすよ」などと調子こいていたが、とてもそんな余裕は残ってないや。
そこに避難小屋があり、命が救われる思い。持参した防寒装備は十分と思ったが、それでも寒い。何かもう奇声を発しながら、位ヶ原山荘まで下りる。5人で飲み物を一杯ずつ飲んでいくだけなのにストーブを暖めてくれるし、こういう時のココアは今までで一番おいしいココアだ。

雨が小康状態になった隙に乗鞍高原まで下り、ひこーき雲で昼食にして、解散。一人だったら途中で引き返すような天候だったが、今日は良い修行になった。無事帰宅してシャワーとメシを済ませたら、もう眠るしかなかった。

6/30 ツールド全力を尽くしヶ原

昨日は疲労回復に専念できたおかげで、良好な体調を取り戻せた。今年は晴れて若干暑いツールド美ヶ原に、いざ出陣。だいたい荷物預け時間ギリギリに会場に着く。ウォーミングアップは野球場周回路をジョギングで2周。市内のトムさんに声を掛けて頂きつつ、スタートの7時59分を迎える。今から1時間30分弱の間に、トレーニングの成果を凝縮しろ!

Pirata 浅間の激坂をクリアしてから弱気になるものの第1CP19'52"。まだまだ呼吸は苦しいが、やはりここらで数名のライバルが固定されてくるから、気を確かに進む。赤いアミノバイタルを補給しつつ、第2CP37'08"。

後半は集中力が課題となる。そこで、昨日の出店ブースで今回の秘密兵器、Lサイズのレーパンを買っておいた。いつものMサイズと違って、腰痛を軽減する効果があるようだ。代わりに両肩に疲れを感じるくらい。おかげでこの区間だけは自己ベスト級だった。第3CP1:08'45"、まだ諦める時間じゃない。

ハイスピードバトル区間に入り、相手が後方スタートの上位選手とはいえ長い距離をドラフティングするのは…と余計な遠慮が入る。若干の向い風のなか楽を出来ず、ラストスパートを掛けるスタミナが残らなかった。
フィニッシュが手元の時計で1:22'31"、公式はネット計測のため1:22'21"(Cクラス完走396名中97位)。ベストより40秒落ちで、過去3番目の記録となった。

悔しさで顔がくしゃくしゃになる。しかし直後にそれを覆い包む満足感、全力を出し切った感。このコースを完走した時の多幸感はピカイチだ。ああ、終わっちゃった。塩付きの冷やしトマトが旨い。

Gezan 山頂の王ヶ頭まで歩く予定はどうでも良くなり、うだうだする。乗鞍仲間のKさんがボランティアで車列の誘導をしている。先週一緒に試走したNorikura_1059さんと下山し、サービスの豚汁やおしんこ餅を頂いて解散。

さて今回の自分に何が足りなかったのだろう。長野マラソンが終わってから始めた練習の期間が短かったうえ、そのマラソンも急仕上げだった。つまり去年の事故の影響を引きずったが、みっともなく被害者ヅラするのはこれで最後だ。

メイン大会が終わったとはいえ、燃え尽きる訳にはいかない。今年は好走続きなので、7/27-28の鳥海バイシクルクラシックもそうありたいし、9/1のマウンテンサイクリングin乗鞍こそ自己ベスト更新を狙いたい。
・・・と毎度の皮算用。

そういえば栂池の等倍速映像をユーチューブにアップしておきながらブログで紹介してなかったので、今更ながらリンクだけ張っておく。
→YouTube:つがいけサイクルクラシック2013自転車載

6/22 ツールド食べ尽くしヶ腹

Gekioi 東京よりnorikura1059さんに来松いただき、ツールド美ヶ原前の最終タイムアタックを行う。同時にスタートしたのに、最初の激坂でみるみる離されて見えなくなってしまった。彼も昨年来調子を落としていたというが、走力復活にかける情熱が私とは段違いだ。多分それは「限界」という言葉の、定義の違いだろう。

さて美鈴湖までは自分なりに飛ばせたものの、そこから凡走して第2チェックポイント40'32"、後半は惰性ランとなってしまった。いつもこんなもんだっけ。朝食に『古城そば』を食べ過ぎたかと思ったのに、武石峠で空腹を感じる。呼吸を壊さないよう若干流しつつ、フィニッシュ1:29'21"。辛うじて大台は確保したものの、自己ベスト1:21'台の更新には赤信号という結果となった。

Feltut 天気は晴れ間が差すものの、ちょっと寒い。レースもこれくらいだと良い。道路のヒビ割れを補修工事しているのは、大会に間に合わせようとしているのかな。レンゲツツジも見頃となるだろう。人肉坂が倒木で通行止になっている事に驚きつつ、少し迂回して下山。昼食後にお別れ、また来週。

あと出来る事と言えば減量だが、こういう疲れた日は塩っぱいものや甘いものをばりばり食っちゃうな…。

6/16 つがいけBGMクラシック

Sanjirojune 先週末に行ったキャンプツーリングの疲れが残ったか、土曜日はゆっくりジョギングした以外は部屋でバタンキューしていた。今日も桜清水坂サイクリングで三城牧場へ登る程度。そろそろトレーニングの成果で脚力が付いたんじゃないか?と前半強気でペダリングしたら、後半見事に回らなくなりタイム32'58"と悪化した。ヒルクライムって…難しい。

つがいけサイクルクラシックのチャリ載動画は、先に5倍速編を仕上げた。サドル下に仕込んだICレコーダーの録音レベルが何故か0になっていたため、音声はContourROAM2ビデオのをそのまま使用。場所的に呼吸音をモロに拾うのが残念。でも映像は思い切ったブレ補正が効くようになり、わりと満足。
BGMは、今年はおとなしめの雰囲気で行こうと思う。
→ニコニコ動画:【Contour】つがいけ2013自転車載5倍速

6/9 ナナハンクライマー

Morning つがいけサイクルクラシック、参加しようと思ったきっかけは誰かのツイートだった。迎えた当日の朝、テントを出ると文句なしの晴天。美しい後立山連峰を眺めながら、そこそこのウォーミングアップを行う。スタート地点の白馬大池駅前へ降りていく途中にある川内神社に軽く合掌。川内ってだけで、何か実業団より速く走れそうな気がするではないか。

初参加となるこのレース。試走もしていないが、美ヶ原林道の武石峠までに近いコースデータと、実力が近い方のユーチューブ動画から、タイムは1:05'〜1:10'あたりを予想。実業団選手のあと、9時18分に一般男子Dの号砲が鳴る。序盤は激坂と云われるが、結局フロントトリプルのうちインナーは使わなかった。僅かな下り坂のあと、旅館街を抜けるとスキー場の登りが始まる。管理用道路に入ると道は狭くなる。

中間地点までは例の動画より遅れる展開。課題の腰痛が悩ましいし、今日は暑いのかな…。満タンのボトル水がみるみる減っていく。それでも集中力は切らさず、ロープウェイ乗換地点までにはアドバンテージを築いた。ラストスパートもタイミングよく決まり、フィニッシュタイム1:07'30"。まさに予想タイムの真ん中ドンピシャとなった。力を出し切れたし気持ち良い。

Shirouma ゴール付近は展望なし。こんなところでくすぶっていてはもったいないと、もう少し歩いて登る。300円払って栂池自然園に入場すると、雪原の向こうに白馬三山の大絶景。これがつがいけだ! あまりに残雪が多くて歩けるのはごく一部だけど、どうせあまりゆっくりは出来ないから良い。一部の雪解けポイントが水芭蕉の群落になっていて、カメラ趣味の人が集まっていた。11年前にもここに来ているが、今回は本当に天気が良くて嬉しい。

下山を終え、おにぎり&豚汁サービスを確保して完走証を受け取る。記録は手元の時計と同じ。Dクラス完走68名中20位だった。ベースキャンプに戻って撤収作業。もう一度会場へ行き表彰式も途中まで見ていく。一応輪行袋を積んできてあるが、体力は余ってるし帰りも自走でよかろう。白馬村の大出吊橋に寄ると、姫川越しに後立山連峰を眺めることができる。調子よく佐野坂を越え、また海ノ口駅に寄り、大町からは追い風もあって北アルプスパノラマロードをアウタートップでぶっ放す。

こうして無事帰宅。キャンプツーリングとヒルクライムの自転車二大趣味を一度に味わえ、とってもお得な週末だった。もちろん疲れたけど。

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