7/16 異影なき子

復路予定の一ヶ月前にあたる今日は、札幌発急行はまなすを予約するため自転車でJR平田駅へ行く。往路で希望のカーペットカー(510円)を取ることが出来なかったから、今度は意地でそれを取りたい。目論見通り10時少し前に窓口に立つことは出来たが、自分も駅員も知識不足だった。列車名を「はまなす」ではなく「はまなすカーペット」と入力する必要があったのだろう。わずかな出遅れが命取りで、2分後にはもう売り切れ。仕方ない、帰りでクタクタだろうからリクライニング席ではなく横になりたい。キヨブタでB寝台下段(6300円)を確保する。代わりに寝袋の購入は諦めよう…。

という訳で、その足でまた清水高原へ向かう。今度は山形村大池集落「右 清水道」の碑から林道堂ヶ入線を使う。かつては清水寺への表参道だったようだ。何年も前に下山で通った時は未舗装だったが、今はアスファルトやコンクリートで走り易くなっている。前半急で後半緩、ただし濡れた路面にコケが生えててホイルスピンする。
Kiyomizuoku そういえば先月の健康診断の結果、レントゲン検査の異影は半年で消えてくれたが、まだあまり肺に無理を掛けたくない。碑から30分で展望台に到着。今日も展望が素晴らしいく、7月らしい暑さもここでは少し和らぐ。イナーメヒルクライムのゴールには向かわず、唐沢側に下山し帰宅。

ヒルクライム連戦の動画作成のため後回しになっていた参戦記を再開。4月の長野マラソン分をアップロードした。こうして三連休が終わりぬ。

7/11有休普段

お盆休みの1ヶ月前にあたるため、わざわざ有給休暇を使って10時きっかりにJR急行はまなすの指定券を取りに行く。やはり全国に同じ事を考えている人が多いようで、旅行代理店の細い回線では出遅れてしまった。のびのびカーペットカーは既に満席、第2希望のドリームカーも間に合わず。増結車指定席の窓際を確保できただけ良しとするか。
北海道へ往復する乗車券は北海道&東日本パス10000円(プラス一部区間で特急自由席使用のため駅ではなく代理店での購入とした)。今の自分にはこれでも十分キヨブタである。

そのままサイクリングで山形村の清水高原を登る。松本平屈指の激坂は、林道横吹1号線に寄り道するとさらに激坂度がアップする。極めつけはスカイランドきよみず前からの凸凹コンクリート舗装で、最大24%ある信濃山形清水高原サイクルロードレースの名物坂。標高1472mでゴールする。
Kiyomizuview 清水寺にお参りし、展望台からの景色もゆっくり眺める。以前は老朽化で立入禁止になってたが、改修されてて良かった。7月の暑い日にしては空気が澄んでおり、高ボッチの向こうに蓼科山が見えたり、北には戸隠連山らしきも。下原スイカ地帯を通り抜けて帰宅する。あとは引き篭って有休終了。普段と変わらないな。

7/8 バリケードあるけーど

ランドナーに日東キャンピーというフロント&サイドキャリアを取り付けた。以前使用していたキャンピー3は三分割式しかもクロモリ鋼だったのでそこそこに軽かったがもう製造されておらず、現在入手できるのは二分割式のスチール製である。さらに簡易的なシートポスト(サドル下)キャリアも付け、自転車に関しては先代の装備をほぼ取り戻した。これでツーリングに出られるし、買い物にも便利。持ち上げてみるとズッシリ重いから、レースの時は外そう。

7arashi 今日はキャリアを全部付けた状態での試走を兼ね、近場を回る。豊科カントリー倶楽部に上がって大口沢に下り七色橋へ。刈谷原トンネルをダートの名無し峠で避け、裏稲倉峠へ向かう定番ルート。特に新しい発見とか無いんだろうなー、と油断していたら道がバリケードで塞がれていた。どうやら鹿から農作物を守るものらしく、人間なら自由に出入りできるようだ。恐る恐る開け閉めする。面倒っちゃ面倒だけど、新鮮な体験かも知れない。
終始のんびりペースで帰宅。今は部屋に引き篭って動画編集をする時間が欲しい。

7/1 雨に登れば

もしかして雨は上がる?…との期待虚しく、本降りの雨が会場を覆う。DNSの文字も頭に浮かぶが、もちろん一年間でイチバン大好きなこのレース、涼しさを武器に好記録を目指そう。ツールド美ヶ原2012、ロードレーサーの部/男子Cのスタートである。

Ato1000m 今年から公式記録はネットタイム計測になったっぽいが、前の方に並んだので温泉街は先頭集団を追う展開に。少し自重してポジションを下げるも、激坂で抜き返したり。美鈴湖の第1チェックポイントで19'49"、練習状況から考えてちょっと突っ込み過ぎのタイムなので、またペースを落ち着かせる。

しかし、呼吸が早くもヤバくなってきた。第2CP37'07"。がむしゃらに集中するよりは、メリハリを付けてライバル達と競う。「レースを楽しんでいるか?」時々自分に問いかける。今日は最高に楽しい!

Yakikudari 第3CP1:09'19"、もうひと頑張りして思い出の丘まで登れば、高原のハイスピードバトルが繰り広げられる。天気予報通り向い風が強く、数分後スタートから追いついてきた格上の選手に付いてみるが、そう長くはタダ乗りさせて貰えない。最後の登り坂は押し戻さんばかりの強風で、すっかりヘトヘトになった。この「力を使い切った感」は素晴らしい。

ゴールは手元の時計で1時間23分40秒(公式1:23'32")。今の自分なりの好走には満足だが、ベストより2分遅れだし来年また挑戦したいなぁ。すぐ白河産トマトを受け取りかぶりつく。甘い!
風が寒く、すぐに着込む。Hさんは少し幸せ太り?したと言うがそうは見えず、やはり私より速かった。kinottyさんも完走し、相変わらずの雨霧のなか下山へ。ドロヨケ完備のランドナーだから苦にならない、わけはなくブレーキシューの消費が精神的に堪える。無事スタート地点に戻り、豚汁を頂くとホッとする。

一旦帰宅してシャワーと昼食を済まし、また会場へ行って閉会式と抽選会。うん、やっぱり何も当たらない。帰っていろいろ乾かしつつ、オマケの菓子でまったりする。これで富士山国際とツールド美ヶ原、2大激坂ヒルクライムレースを中一週で終えた。しばらく体を骨休みさせ、自転車はツーリング仕様にして夏に備えたい。

6/30 考古イチバンや

「なんで今日が晴れなんだよ、もったいない」と思いつつチャリでツールド美ヶ原の受付へ。安売りの出展ブースがあり、先月群馬の山奥で彷徨したときボロボロになったレーサーパンツをようやく買い替えた。

参加賞に市内博物館のタダ券があるので使おう。その前に松本駅前に寄りkinottyさんを迎える。同じスーパーあずさから15人くらい輪行袋を抱えて降りてきて、一斉に自転車を組み立てている。特別な週末の光景だ。
さらに乗鞍で同チームとなるHさんにも偶然会う。今年はおめでたで乗鞍には来られないそうなので、レアだ。

Nakayamakodai 自分はそのまま弘法山の鞍部を越え、中山の考古博物館までプチヒルクライム。たまにこの前を通勤で走るので、一度見学してみたかったんだ。中は広くはないし、他に入場者はおらず、足を止めれば完全無音に近い状態。そこにたくさんの土器や土偶などが展示されている。また松本市内には遺跡があった場所が意外に多いことを知る。

今夜ばかりは多めに食事を摂り、風呂後の測定が体重59.9kg、体脂肪17.9%となった。今月はハイパー金欠の影響で好物のパンやアイスを一切食べなかったから、減量だけはまずまず成功した。来月もテント等を買い戻すため、引き続き節約が必要になる。外食を少し増やしたいけれど。
まぁその前に明日のツールド美ヶ原本番だな。

6/27 周期帯び運転

Cp2manner 2週間ぶりの朝練は、同じように浅間の激坂から登る。寝ボケを振り払って終始息を切らせるくらい集中したつもりなのに、美鈴湖23'03"、第2CP41'13"とだいぶタイムを落としてしまった。4週間くらいの周期で波が有るような無いような、どうにも掴み所がない体調というもの。懸念していた通り今は下降線なんだろうか。ツールド美ヶ原前にジタバタするのはこれで最後にして、あとはしっかり疲れを取ろう。

6/23 ラストTAエンペラー

先週まで座り仕事だったのが、今週から立ち仕事に変わった。腰は楽になったけど、やはり慣れない作業はクタクタになる。そんなわけで平日のトレーニングは木曜に芥子望主山まで夕練に行っただけだった。

For_asama 土曜日の今日は昼前まで体力の回復を待ってから、ツールド美ヶ原前の最終タイムアタックを同コースで開始する。午前中の登坂を終えたサイクリストたちと次々すれ違いつつCP1美鈴湖21'46"、CP2登沢39'49"、CP3風穴1:13'23"、GOAL自然センター1:27'50"となった。ラップもトータルも先月のTAとほぼ変わらねぇ…。後半の集中力持続が課題だけれど、自己ベストは遠いまま。怪我によるブランクと、なかなか朝練に出ない心の弱さが悔やまれる。北東には浅間山が見える。あの向こうには先代の自転車が眠っているんだ。

時折薄日が差し、高原の黄緑と北アルプスの残雪との対比が感動的なまでに美しい。武石峰あたりのレンゲツツジも来週には見頃を迎えるだろうか。今日は少し下った袴越スキー場跡の群落が橙に染まり、カメラマンを集めていた。

さて先日ふじあざみラインで行われた富士山国際ヒルクライムのチャリ載動画を、とりあえず等倍速でユーチューブにアップした。去年の各レース撮影と比べて、マウントに針金一本を加えて僅かに補強してあるが、それでもまだブレるのでiMovieによる補正頼みである。マイナーなレースだし需要あるのかな、と思ったら早速ツイッターで若干のコメントを頂けた。今は5倍速編の製作を急いでいる所。

6/17 アメージング・グレーチング

新しいランドナーを購入したは良いが、まだツーリングの味を覚えさせる前にいきなり国内二凶ヒルクライムレースに連れ回すなんて、ひどい話だ。お盆休みにはたっぷりのんびりキャンピングをさせてやりたい。

松本からマイカーで夜の下道を走り、道の駅富士吉田で車中泊をする。翌朝に篭坂峠を越えて、やってきました静岡県小山町の須走。ふじあざみラインを登る富士山国際ヒルクライムに初参加するのだ。当日受付があって助かる。土砂降りの予報もあったが、雨はほぼ止んで薄日も差すくらい。norikura1059さんの記事などで予習したが、平均斜度10%という特異なプロフィールを持つコース、実際どんなレースになるんだろう。

Azamistart いつものように、自作マウントにデジカメを取り付ける作業を行う。しかしこれまで過酷な使用を繰り返していたせいで三脚用ネジ穴がバカになり、大慌て。ちょっと緩い固定になってしまった。隣の人が話しかけてくれたお陰で落ち着きを取り戻し、8時45分にスタートを切る。

序盤の緩い松並木直登は徐々に斜度を増し、耐え切れなくなる頃つづら折りに入って一旦楽になる。コースは途中雨模様。馬返のわずかな下りのあと一気にキツくなり、現れたのが恐怖の「毒キノコ」標識。28x26Tでは一歩踏むごとに加速減速を繰り返す激坂が続き、温存していたつもりの脚力をガリガリ削られる。1km進むのに要する時間が増大し、目標の1時間切りは無理だと悟る。グレーチングで転ぶ選手を時々見掛けるし、もう足を付かずに走り切れれば御の字ではないだろうか。懸念していたデジカメ固定も緩んでしまったりでさらに集中力が削がれ、終盤はちょっと情けない走りになった。

Azamifinish 天候は晴れてきて、最後のカーブで富士山頂が目前に見えた時は「うおぉぉぉ!」と声を上げてしまった。一応はもがいて須走口新五合目フィニッシュ、終盤競いあった外国人の方と握手する。タイムは1:04'10"…。

先月の遭難騒動以来まだ膝が痛むが、一休みしてから気を付けて山道を小走りすること10分、小富士という寄生火山からの景色を楽しむ。霧が出てきた。また山中で彷徨するなんてゴメンだよ。五合目まで戻ると、実業団P1クラスのゴールシーン観戦を楽しめる。もっともE1とE2とE3とP1って何が違うのか私には分かってない。Fは女性ってのは分かるけど。

晴れて蒸し暑いとは言え路面はまだウェット。下山中あるグレーチングを過ぎた所で真後ろからドンガラガッシャーン!と音がした。驚いて振り返っても、すでに路肩のヤブに飲まれた後だった。会場まで戻ってサービスのなめこ汁を頂くとホッとする。

表彰式をちょっとだけ見て、帰途につく。夜食・朝食・昼食を自分で作ってきた弁当で済ますくらい今月は極端な金欠だが、帰りは安全のために一宮御坂で御坂で中央道に乗ってみたり。自宅アパートの駐車場にクルマを入れて、ようやく「無事」の二文字。夕食は今月唯一の外食として万両の牛乳ラーメンを頂き、遠征の労いとする。

6/13 ピタゴラ週一

Cp2sunrise なかなか週に2回以上出られない朝練、今週も今日だけだろう。鈍る心身を回して浅間野球場Pからタイム計測開始し、美鈴湖22'30"、第2CP40'22"でおしまい。朝練としては呼吸を追い込めるようになってきたが、もう一声欲しいタイムだ。これであとは週末のレースを迎えるのみ。
久々にスッキリ晴れた朝、自転車通勤も心地よい。体調がすこぶる好調なので、むしろ2週間あとのツールド美ヶ原にピーキングが合わないんじゃないかと心配になっている。

6/10 You know 湯ノ原林道

まだ左膝が痛くてジョギング不可能だし、チャリでも強く踏み込めない。それでも徐々に回復してきて、一定の負荷で回すぶんには問題なくなった。

その様子見とエンペラーでの動画撮影テストを兼ねて、午前は美ヶ原温泉から美鈴湖もりの国へ登る林道湯ノ原線をタイムアタックしに行く。トップチューブの太さがトラベゾーンと同じでブレーキケーブルの取付位置が微妙に異なるだけなので、カメラマウントは少し角度調整するだけで流用できた。肝心の走りの方は、後半集中力を切らしてしまったもののTA区間(4.7km、380mUP)を21分26秒とまずまず。一旦帰宅して動画を手ぶれ補正解析にかけておく。

Empsanjiro 午後は三城牧場へ登る桜清水坂(4.75km、610mUP)をタイムアタック。富士山国際ヒルクライムで走るふじあざみラインを意識するならココ!というエゲツナイ坂で、とにかく軽いギアが要る。しかしこのエンペラーに付いてるスプロケは13-26Tとレンジが狭い。ランドナーならロー側は28T欲しかった…。何とか蛇行を抑えるのが精一杯で、林道分岐16'44"、頂上35'40"と残念な結果に終わった。今日2本目なら仕方ないか。

昨年来60kgを割ることがなかった体重が、本日59.7kgを記録。こちらは順調である。

動画は何とか今日中にアップロードまで終わった。変化のない退屈な林道なので、5倍速にしときゃ良かったか。
→YouTube: 林道湯ノ原線タイムアタック(3倍速)

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