4/13 茅野伊那な命(回文)

朝8時、中央本線茅野駅から南に向かってジョギング開始。今日はトレーニングというより旅だから、写真でも撮りながらゆっくり杖突街道を登っていく。18年前に生まれて初めてチャリで越えた峠、当時は「こんなの無理だ、合宿から落伍しよう」とばかり考えていた。翌日には目覚めてしまうことになるのだが。
Tateyatsu 間もなく杖突峠。茶屋は展望デッキを無料開放していて、左に諏訪湖、右に八ヶ岳連峰が雄大だ。ジョギング中でもなければコーヒーを飲んでいきたくなる香りに後ろ髪を引かれながら、標高1247mの峠を越える。つづら折りだった茅野側とは対照的に、伊那側は直線状な谷あいの道。一時ぶっ飛ばしつつも疲れてすぐ落ち着く。車道は首都圏ナンバーが連なっている。

Ounmirror いくつかの集落を過ぎ、最後にループ橋の登りだが俄然力が出る。桜の日本三大名所、高遠城址公園だ。ここで一旦時計を止め、入園料500円を払って桜見物。持参のカロメと屋台のマズい焼き鳥を食って、園内を歩き回る。満開なのはラッキーだし見事っちゃ見事だが、来るの三回目となるとあまり新たな発見は無いかも。(右の写真は上下逆に加工している)

Rokudou 再び時計を動かし『二つのアルプスを眺める道』経由で西へ。絶望的な渋滞が続く国道を離れると、『六道の堤』は桜と池と中央アルプスの対照が鮮やかで良い。ここからは急ぎ気味に丘を下り、ラーメン万両跡地を経由して飯田線田畑駅、14時過ぎ発の列車に間に合わせる。走行距離40km、途中長い休憩があったとは言え「そんなに走ったかな」と思うくらい脚は好調だ。
あと2回くらい短距離トレーニングをして、長野マラソンに挑みたい。

4/6 嬉々開花開花

土曜の午前中なんかはゆっくり仕事疲れを癒したいところだが、午後から天気が大荒れになるという。昼から風も強まってくるようなので、朝8時過ぎにはクルマで信州スカイパークに到着した。さっさとジョギングしておこう。

Ichibuzaki FMラジオで浪漫飛行が掛かっていたから頭の中ずっとそれ。今できるなるべく早いペースで、空港周回10kmコースを左回りする。もう6〜10m/s級の南風が吹き始めているが、心を折るほどじゃない。決戦用のアディゼロジャパン2に助けられて、向い風でも4'35"/kmくらいを刻めている。追い風区間なら4'20"/kmくらい。一周終わったらクルマに置いたスポドリを補給し次の周回へ。さらにパワーバージェルを補給して三周目に突入。計2時間14分21秒、平均4'28"/kmと、走る前に想定していたよりずっと良い数字で30kmを終えた。しかし終盤は懸念していた呼吸器がだいぶキツかったし、脚も終わりかけていた。このペースでフルマラソン挑戦となると、まだまだトレーニング不足。あと半月、じたばたしたい。
公園一体が寒風にさらされることから桜は遅く、ようやく咲き始め。嵐に耐えて、来週には満開だろう。

先月の春のランニングフェスティバルin信州スカイパーク参戦記をアップした。今年もこんな調子。

3/30 雨と雪のあとに

3/30 雨と雪のあとに
イーハトーヴ交響曲のCDはSACDハイブリッド仕様で、それを再生するためというのが友人宅に来た名目。厚み・暖かみのある初音ミクを聴ける機会ってなかなか無い。

ついでにジョギングも出る。昨日の雨は上がったがちょっと寒い。長岡市なんて平地ばかりというイメージがあるが、新幹線の側道を南へ向かった後、東側の丘陵地帯も案内される。沿道には積雪がまだたくさん残っている。今日の寒さだとまた膝が心配だが、持ちこたえた。27kmを平均5'07"/kmとなかなかの調子。脚力や呼吸器の課題は、こうして少しずつ改善していこう。

あとはグダグダと「おおかみこどもの雨と雪」のBD観たり桂温泉行ったり。

3/24 ギューニュラのない街

松本から南へ、五千石街道や三州街道で善知鳥峠を越えるジョギング旅。そろそろ長野マラソンを意識してハイペースで走るが、やはり30kmを過ぎるとへばってくる。こういった経験が大事な時期だ。南アルプスや中央アルプスが左右に霞む。

Inaekiden 伊那市街に入ると沿道に人だかりが出来ていて、県民ランナー憧れの高校伊那駅伝、まさに先頭のランナーが通過するところだった。本来は昨日ここまで走りに来て、今日はテレビでゆっくり観戦する予定だった。3日前に発生した急性腰痛の処置が遅れ、今日に延期したんだ。どうも今月は故障が多くて困る。

もう少し、天竜川東側の丘を歩くようなペースで登ったところで50kmのジョギング終了。

自宅から歩いて行ける所にあったラーメンの店「万両」が先月限りで閉店してしまいショックだった。唯一と思われる姉妹店が伊那にあるが、これも今月限りらしい。、歩いて行ける距離じゃないけど走ってなら行けるじゃん!という訳で駆け付けた。
店内に入ると「3月24日限りで閉店します」との貼紙が。って今日かよ。別れを惜しむ常連で混雑しており、名物の牛乳ラーメンが運ばれて来る頃には疲れた身体が冷え切って食欲を失っていた。スープを飲み干すのがスポーツマンシップだと普段思っているが、今日は無理だった。不覚。ともかくさよなら万両。

飯田線の田畑という無人駅までたばたば歩き、電車で帰松する。

3/20 ほくほくまつでん

松本から梓川を渡ると安曇野。ジョギングで左岸の堤防を遡り、倭橋を渡っていったん筑摩野に戻ると、アルピコ交通上高地線の新村駅でふるさと鉄道まつりが行われている。気合の入った格好のファンもいて、グッズ販売の車両内は熱気に包まれている。私も大きなマグカップ('A`)を購入してほくほく?

Yakeyama 倭橋からまた左岸の砂利道を遡り、だいぶ左右の山が狭まったところに八景山橋(やけやまばし)が架かっている。増水時には通行止になるもぐり橋で、地図に書かれていないためごく最近までその存在を知らなかった。上高地の河童橋よりも足元近くに、梓川の流れを感じることが出来る。

渡ると新島々駅に着く。もう少し走って、渕東から渚までは電車で移動。乗って残そう松本電鉄? すると行き違った列車が痛電化してて車内も盛況だった。長野駅に入線する痛電を目撃したことがあるけど、松本にもとうとうそんな時代がやってきた。
食品スーパーまで走ってジョギング終了、計28km。暖かで走り易い春分の日であった。

3/17 今何時 満願寺

クルマのガソリンがもうずっと空なので、平田のアルピコ給油所で満タンにしておく。山形村のアイシティ21や三郷村のサラダ市を経て、堀金村のほりでーゆ~温泉に駐車。ここを起点にジョギング開始。安曇野もすっかり春めいてきたが、山の方はまだ冬季通行止だろうから一旦山麓線に下り、北に向かう。

左、栗尾山満願寺と標識にある。これを行ってみよう。なんか心霊スポットとして有名だったような気がする。すぐ着くと思ったら意外に山道を登っていくので、登り坂で傷みやすい膝が心配になった。13時過ぎに満願寺に着き、ゆっくり参拝。つつじ園があるけどまだ咲いてないし、その季節にまた来れるかな。

Karasugawa 穂高町の別荘地を回り、山麓線に復帰して南へ。今度は常念岳一の沢に向かう道を登り始める。どこかで烏川を渡る道は…無かった。ゴルフ場地帯にある火災跡が生々しいホテル前で引き返し、第二水力発電所の踏み跡を強引に降りて行くと、渓谷緑地に着いた。ダム下まで探索したあと戻って烏川に掛かる吊り橋を渡り、クルマにゴール。ジョグ距離20km、獲得標高差500mほど。

脳内でハッキリしていなかったこの辺りにも、迷い込んでみることでようやく若干の土地勘が出来た。あとは温泉に入り、買い物をして帰宅。

ところで昨日テスト撮影した春ランin信州スカイパークの映像を、そのままユーチューブにアップした。言い訳は動画ページ内の説明にて。やっぱりちょっと、ランニングキャップ載撮影は無理があるかなぁ。

3/16 伴頭ローム走

坐骨神経痛が引いたと思ったら左膝痛がぶり返して、練習サボり継続中。昨年の遭難でぶっ壊したの忘れて、調子こき過ぎたんだな。

Roam2 そんな折り、海外通販のWiggleから13日掛かってコンツァー ローム2というウェアラブルカメラが届いた。これまで自転車載に使っていたデジカメの三脚穴がバカになったので、その代わりとなる。今流行のBluetoothやWi-Fi、GPSなどは付いておらず、モニター画面もない。「メモリーカードに録画したものをあとで見るだけ」というシンプルな機能で、その点では時代遅れの感もある。しかしゴツいハウジング無しでも防水、抜群の3.5hバッテリー、なによりピストル型のスタイルが魅力。レーザー照準が法律に引っかかるのか日本未発売で、並行輸入品の購入となった。
華奢な自作マウントに付けるならパナの二体型を待つべきだったか?まぁいいや。

今日は春のランニングフェスティバル2013in信州スカイパーク。練習をサボっていたぶん花粉症が軽くて体調良好、天気も絶好だ。チャリでいつもの通勤路をいつもの時間に走り、松本空港に到着。第2回の今年はハーフの部が新設され、エントリー者も倍近くの1500人余と賑やかになった。

Heli 自分はまた10kmの部に参加して、去年の自分と対決。ただしシューズは決戦用(笑)のアディゼロジャパン2ではなく、今慣らしたいマナ7を選択。
9時20分に号砲が鳴り、重い体をスピードに乗せていく。練習不足でペースを掴めないが、概ねキロ4分弱で刻めている。帽子に妙なものを付けているので奇異の目で見られつつ、粘りの走りが続く。
終盤いよいよ脚が重くなり、呼吸も限界近い。陸上競技場のトラックに帰ってきて、スパートで中学生に抜かれた。見せてあげよう、大人の大人げなさを。強引に抜き返してゴールに一目散。

「これは40分を切れたぞ?」と思ったら、リザルトは40分29秒だった。ラスト1kmで4'52"掛かっているのは、やはりコースがおかしいのだと思う。いずれにせよ去年と同じコースで16秒落ちなので、自己ワースト更新となってしまった。まぁ今持てる力を出し切れた、気持ちの良いイベントであった。

Half 完走者にスポドリ、バナナ、ヨーグルト、豚汁、アンケートがあるのが嬉しい。移動販売のケバブが納得の激辛で美味しかった。ハーフランナーのフィニッシュたけなわと言った所で、強風により隣村から猛烈な土埃が舞い始める。そろそろ撤退しよう。チャリで帰宅し、追加のジョギング等は行わずゆっくり休む。

怪我からの復帰戦は、思ったよりも身体が動いてくれた。長野マラソンまでの残り期間、再故障に気を付けつつスタミナ面を復活させていきたい。

3/3 サビ叫喚

二年に一度の恐怖、車検にクルマを連れて行く。ところがプラス1万ちょっととあっさり見積られた。それならば、今後マフラーとか錆びようものならエラい金かかるだろうから、先行投資的に下回り全面錆止めを追加でお願いしておいた。

Landing 代車はいらねえ。平田の工場前からジョギングをスタートし、芳川公園を経て信州スカイパーク周回コースへ。ここを走るのは昨年9.27以来、やはり広々とした環境は強い魅力がある。
長野県民は平均寿命が日本一でもクルマに頼りすぎていて足腰は弱い、なんて話もあるが、これだけ大勢歩いたり走ったりしていれば大丈夫なんじゃないだろうか。そんな気がする賑わいである。

かく言う自分は坐骨神経痛なのか何なのか、走る時に腰が痛むようになった。まぁ、楽しみより痛みが勝るようなら止めればいい。今日は寒いがまだ何とか大丈夫で、山形村のアイシティ21を経由し33km走行。
帰宅してからチャリの錆止め作業に掛かる。そろそろ暖かくなって、路面のしょっぱさが解消されるといいな。

2/24 安曇山麓に寒波泣く

土曜はスピード重視のランニングで薄川沿い等を23km走ったが、疲れが溜まっていてキロ5分を切れなかった。

日曜は距離重視のジョギングで、まずあづみ野自転車道を堀金に向かう。松本方面は晴れ、大町方面は雪のカーテンに覆われている。大袈裟に言えばケッペンの気候区分が違うのだ。広域農道を経て西の山麓線に上がり、さらに北上を続ける。とても寒い。

Matsukawa 北安曇郡松川村に入ると小雪と冷たい風が目立ち始める。出来れば大町まで行きたかったのだが、あっちはビューティーなブリザードが吹き荒れているんじゃないか? 脚の調子も今ひとつだしこれ以上寒波に抗える気がしない。山麓線を下りることにする。

「雨にもまけず風にもまけず、雪にも夏の暑さにもまけぬ…」という詩が頭の中を駆け巡る。ちくしょう、でも今は無理すまい。信濃松川駅まで走って32km。JR大糸線で松本に帰る。

2/16 交通Mana

昨日の雪で凍結路面が多く、何が何でもクルマを出したくない日。しかし整備予約を入れてあるから仕方がない。凍って開かないドアを助手席側から何とかこじ開け、慎重にイエローハットまで転がして行く。信号待ちをしていた一台前のクルマが、バックしてきたクルマにぶつけられて揺れた。マイカー信仰はこの世の修羅場だ。

オイル交換などと共にクーラントも入れ替えたので、夏場のオーバーヒートが改善するかも知れない。全日本ヒルクライムシリーズ戦として参加することになった秋田県のMt.鳥海バイシクルクラシックへ、クルマで行くのもアリかな。でもやっぱ列車かな。臨時列車のダイヤ次第で決めよう。

Mana7265mm ツルヤで山賊揚げを食って無事帰宅し、それなりに雪が融けた午後2時にジョギングスタート。とうに寿命を過ぎたまま使い続けてきた高速トレーニング用シューズのアディゼロMana5から、新しくアディゼロMana7に買い替えた。若干軽量化された上、アウトソールに上位シューズ譲りのブツブツパターンが付いたので、安価ながらレースまで対応できそう。硬いけれど、登りでもストライドが伸びてくるような気持ち良さがある。かつて愛用したLTやRCシリーズのようにアディダスのラインナップから外れるんじゃないかとドキドキしてたけど、やっぱり今年の主人公はマナちゃんだ。

薄川の第一発電所から、勢いでさらに第二発電所方面へ登る。川沿いからの道がシャーベット状で下山には適さないため、大仏(おおぼとけ)の沢渡商店Y字路まで登ってから県道67号で引き返す。美ヶ原温泉経由で帰宅し、距離23km、獲得標高差350mを平均4'54"/km。

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