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10月11日 秋の宮島

夜行船は未明の北九州・新門司港に到着。JR駅への送迎バスが3分後には発車。これで小倉駅まで乗ることもできるが、門司駅で途中下車することにした。みなさんさようなら。
きっぷに今日の日付スタンプを押してもらい、門司港駅まで列車で移動。こういったぶらぶら旅でないとまず寄らない土地だ。夜が明けてゆく。レトロチックな駅舎や旧館たち、雄大な海峡風景、そこに浮かぶ関門橋、強い潮流に負けじと行き交う大小の船。門司いいよ門司!
Kanmon関門橋のたもと、和布刈(めかり)公園を登り、ここからもその俯瞰を満喫する。すっかり門司港が今日のメインになってしまったな。さらにエレベーターで海底トンネルに降りて、下関を目指す。さあ、歩いて本州に帰ろう。
本州側の地上に出ると、そこは壇ノ浦。大河ドラマ出演者達の手形が飾ってあって笑える。こちら側は昔チャリで走ったことがあるが、ゆっくり歩いてみるのも格別。潮流がいつの間に凪いでいるのが、時の流れを感じさせる。門司港から10kmは歩き回って、下関駅に到着。予定よりすっかり遅くなった。鈍行列車に乗って東へ急ぐ。
下関発岡山行という7時間超の長大な運行設定にJR西日本の投げやりさ(?)を感じつつ、眠気でうとうとしたり多島美にうっとりしたり。4時間経った途中の宮島口駅で下車。青春18きっぷで宮島連絡船に乗るのが夢だった(今回のきっぷは18きっぷとは微妙に違うが)。
Miyajima1関門でゆっくりし過ぎたしわ寄せで、宮島は早足で回る。ここって日本三景でしかも世界遺産なんだっけ? 台風の度に話題になる所だよね。時間を気にしつつ、オタフクソースののぼりに誘われて広島風お好み焼きを食べることにした。
おいしくて、何か心もお腹もいっぱいになってしまった。これ以上、何を観光せよと言うのだ。こういうタイミングで死ねれば幸せかしら、なんて考えないけど。
本土に戻り、JR鈍行でさらに東へ東へ。姫路あたりの安いカプセルにでも泊まろう、などと思いつつ地図を眺めていたら、急に尾道案が浮上。もう暗くなっちゃったし、列車に乗り続けるのもしんどいしなぁ。とりあえず尾道駅で降りてみる。お、4,000円のビジネスホテルがある。よっしゃ、ここに泊まろう。
Crane・・・それでも安いとは思えないようなお粗末な宿だったが。まあいい。風呂を済ませてから、夜景でも撮りに外出する。向島にある造船所クレーンや尾道大橋のライトアップがキラキラ奇麗。ひんぱんに往復する何系統もの渡船もここならではだ。さらに尾道といえばラーメンなので食べてみる。まあまあ。

10月10日 瀬戸内ナビゲーター

※10月9日分からシステム障害によりケータイでの投稿が出来なかったので、旅から帰って来た10月12日から、二日分ずつBlogを“流し込む”ことにします。

昼過ぎ、うだうだと大阪古市を出発。まずは梅田ヨドバシに寄って、あこがれのイヤホンER-6iを購入。15,000円位の準高級耳栓式で、iPodにベストマッチする白いコードが特徴。ま、これは後でのお楽しみ。
Nankou地下鉄からニュートラムという変な乗り物を乗り継ぎ、雨の大阪南港へ。夜行フェリーに乗船する。いったい私はろくに仕事もせずに金を浪費して、何をしに行くのか。ブルーな気分だったが、やがて雨が止み、甲板に出られるようになった。夕陽がきれい。

ボォーーッと汽笛が鳴り、何やら音楽が流れ、船は岸をゆっくり離れてゆく。見送りの人が手を振っている。出港だ──。

さっきまでの気分は遠い空に吹っ飛んだ。この強烈な旅情は何だ! 他の何物にも代え難いよ。俺はこれから旅に行くんじゃないか。バカだなぁ。
Nightakashi部屋は雑魚寝の二等より1ランク上の、二等洋室(寝台)を取った。値段差は大してないから(ネット予約割引も効いているし)、だんぜんこっちの方がいい。船はやがて明石海峡大橋をくぐる。神戸の夜景をバックに、ライトアップされた世界最強の橋。もう夢中。
レストランで食事を済ませ、風呂もまあまあ。落ち着いたので、ER-6iを試す。最初は今ひとつに感じたが、少しエージングが進むとまろやかになり、いつまでも聴いていたい魔力を帯び始める。部屋のカーテンを開けると、瀬戸大橋群がぼんやり輝いている。

10月9日 不揃いのおはぎたち

10月9日 不揃いのおはぎたち

二人の姪が運動会のため、その両親が和菓子店に出勤できない。そんな下らない理由で、私が店番をしている訳だ。久々に握る不揃いなおはぎはボチボチ売れてくれるが、暇な仕事である。 んで一日つっ立ってると、具体的なことから性格的なことまで、いろいろ改善すべき点が見えてくる。それを一日一箇所ずつでもこなしていければ、どんな店でも儲かるようになる筈だ。しかし毎日の仕事に疲れてしまうと、何も見えなくなる。その真理に皆が気付けば、皆が幸せになるだろう。 だがいくら暇とはいえ、ひねもすやってるとバカに疲れるな。 (写真はセール中で240円)

10月8日 出張もどき

10月8日 出張もどき

「鉄道の日記念きっぷ」という、10月前半だけ使える青春18きっぷみたいなものがあることを知り、大阪に用事があるので初めて使ってみることにした。3回分9180円也。 朝、列車の時刻に遅れそうになり、駅まで駆け足。今日は走れる体調なので、2kmそこそこで走り終えてしまうのが勿体ない。 松本駅からは鈍行の旅。小雨の木曽路はひたすら美しい。 夕方前に、大阪古市に到着。こちらの店の仕事をしばし復習する。姉の家には両親まで来てやがる。 (写真は古市だんじり)

10月7日 夢見る時間に起きてる

チャリ用のペダルを買いに行く。ついでに駅前にも所用があるから、クルマは使えない。ということで10kmほど歩いて街を回ることにした。
スポーツ用品店でオーストリッチブランドのケータイホルダーを衝動買いする。いままでNORTH FACEのを使ってて、そのミニマムなデザインが気に入ってたのだが(他社のがダサ過ぎ)、旧式なので今時のデカいケータイが入り切らず、たびたび滑落を起こしていた。おかげで傷だらけ。よくCCDとかイカレなかったなと思う。
雨が降ってくる。洗濯物が干しっぱなしだし、急いで帰ろうと駆け足になる。しかしすぐにバテてしまった。今日は走れる体調じゃない。やがて止んだので、とぼとぼと帰る。
ここ二日ほど、ゴールデンタイムに眠ってしまい観たいドラマを見逃したが、今夜はそうはいかない。最後の「白線流し」だ。私がよくトレーニングに使う道が画面に出てくると、やっぱ嬉しい。いやそんなことより、日本一後ろ向きだった自分の青春時代と比べてみてしまう。

※明日から数日ネット環境を離れるので、このBlogはケータイを利用して続行する予定ですが、更新やレスが不安定になると思います。

10月6日 一本足走法

Uminokuchirail今日はちょっと遠くまでサイクリングしたいと思い、往復90kmプランで大町市へ向かう。乙葉の故郷である地味な池田町を抜け、大町市街まで1時間30分ほど。さらに15分で木崎湖に着く。いつ来ても風光明媚。
帰りは高瀬川の堤防道路「北アルプスパノラマライン」をゆく。わずかに下り基調のため、ランドナーでも巡航速度が30kmをゆうに超える、爽快な道である。
…が! そこで異状発生。左のペダルが回らなくなった。だいぶ前からパキパキ言ってたので予兆はあったし、壊れるまで使おうと考えていた自分の責任であるが、いかんせん家までの距離がまだ20km以上ある。どうにも直らないし、無理に使ってもポロリと外れてしまう。
しょうがない、嶺上開花もとい電車で帰ろう。チャリはクルマで回収に来ればいいだろう。一度はそう決心して大糸線の駅に向かいかけるが、もしかして片足で帰れるんじゃないか? と思い直す。そうだ、これからの人生で大きなトラブルもたくさん起こるであろう。たかが、片足が使えないくらいでへこたれてる場合じゃない。
8年くらい前だったか、一度だけマウンテンサイクリングin乗鞍という大会に出場したことがある。不運にも競技中に片ペダルが外れて直らなくなり、もうダメだと思ってリタイアした。当時なりに不可能を可能にする力は持っていたつもりだが、あれから僕だって少しは成長している。
試してみたら、右足漕ぎだけでも前に進む。不格好だが、これでヘコヘコ帰ることにした。やがて左足の力も僅かながら、ペダルのないクランクに伝える技術を習得していく。しかし、何よりつらかったのは体重がほとんどサドルに掛かるという事実だった。
時間をかけて無事帰宅。変に疲れたのは言うまでもない。

10月5日 完璧でない一日

ああ、右の投稿日カレンダーを毎日埋めるぞ記録が、開始から144日で途絶えてしまった。居眠りしてたら本日24時を過ぎてしまったから。まぁいいか・・・。
今朝も自分にしては早起きして、起床後すぐに一合飯を食い(特技)、7時にはジョギングに出る。この時間だと街はまだ活動前だ。浅間温泉→洞→田溝池まで緩やかに登る12.5kmコースで、8時過ぎに帰る。朝ドラを観て風呂に入る。9時から手に仕事でもあれば、完璧な一日なのにな。
昼間さんざんだらけてしかも夕練に出ないのは、雨気味ということもあるが、やはり体が怠けたがっている。これを克服しないと、次のステージに進めない。こんなハンパ者のまま社会復帰したくない。毎日疲れて当たり前。

10月4日 赤いゾーン

Moriwest通勤通学の流れに逆らうように、今朝もチャリで山に向かう。美ヶ原温泉から“美鈴湖もりの国”へ登る450mアップ。途中であともうすぐだと思い、ギア比を高くしてスパートをかけたら実はまだまだ距離があって、心肺レッドゾーン。やたら疲れてしまった。それでも美鈴湖まで下りてから引き返す際にさらに50mアップ追加。そこで、意外なビューポイントを発見(写真)。天気のいい日にまた来よう。
夕練は雨天中止。。。

10月3日 拾いまクリ三兄弟

Shibuikekuriいよいよ朝から絶好調。チャリで浅間の激坂を経由、600mアップの渋池まで登る。このへんは、小さな山栗がたくさん落ちている。3年前も金欠だったのでよく拾ったものだ。今年はもう最盛期を過ぎつつあるが、今日は30個あまり拾っておいた。
昼は眠気をこらえつつ、HDD内のAAC(音楽)ファイルをなるべくVBR化する作業に没頭。ほんのちょっと音質が良くなる訳だが、そんな細かいことにこだわんなくてもいいじゃん、て気もする。
夕方はジョギング。3週間ぶりに150mアップの田溝池まで上がる。急登をどう克服するかとペース配分をするのが楽しい。岡田の旧街道筋を下りてくるコースで10.5km走った。
Torikuri晩飯は、朝拾った栗でご飯を炊く。鶏肉が余ってたので、適当に切って一緒にお釜にブチ込んだ。題して“鶏栗カマメシ”。栗がぼろぼろになってしまったし、色合い等もっと改良すべき点はあるが、これはこれでおいしく食えた。

10月2日 野獣放たれるべし

Shinaguramorning若干の熱っぽさが残るが、体内に抗体が出来てしまえばこっちのもの。さっそくチャリでトレーニングへ。病み上がりなので坂の緩い稲倉峠をゆっくりと走る。痛みから解放され、体が正常に機能して、こうして外に出られる贅沢が無上に嬉しい。こんな時だから言える。「この世で最も価値あるものは健康である」と。愛とは愛するものの健康を願うことだ。
400mアップを登り、物足りないが無理しないでおく。昼はクルマで買い物に出たり、パソコンで頼まれ作業をやったり。
夕方にはジョギングもリハビリ開始。女鳥羽中を回って帰ってくる6km。こちらもゆっくりと感触を確かめる。

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