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12月21日 日日日日日土日

半年以上続いている有言不実行、無言不実行を極めた廃人的生活も、今日限りで一時中断。明日からちょこっと臨時バイトをするからだ。イヤになったら、働いても負けかな、と思ってる。同年代の社会人は月月火水木金金と言わんばかりに頑張ってるのに。
んで今日は街の徘徊・ネット掲示板・昼寝といった“何もしない”ことを名残り惜しむように味わい尽くすのだった。

12月20日 お早うスバンク

昨日ちょっとドライブした際に田溝池に寄ってみたんけど、もう坂道は圧雪状態になっていて、ジョギングで走るには難しくなっていた。積雪で低地に追いやられるジョガー、枯れゆく池の魚の如し。
すなわち今日は、高低差の少ない美ヶ原温泉往復ルートを走る。国道や国体道路を渡るのが面倒だけど、自転車競技場(バンク)がある辺りの景色は良い。9.5kmを1時間で。
夜、頼まれていた年賀状作成をやっと納品。貰った駄賃で何か贅沢をしようと考えたが、何も出来ないのだった。

12月19日 神様は年少兵

朝イチ(といっても10時)の映画館へ『男たちの大和/YAMATO』を観に行く。あんま映画なんて趣味はないし、この作品も無関心なまま時が過ぎ去りそうなものだが、尾道を観光した時(このページ右のフォトアルバム参照)に実物大ロケセットに寄った勢いで特別前売券を買ってしまったものだから、しょうがない。でも初期評判は上々のようだし、楽しみに観る。
・・・泣けた。単に戦争憎し、平和万歳ではなく、すっかり忘れられてしまった大切なことが、メッセージに込められている。本当に日本人の心からそれが失われれば、また一気に戦争へと向かう。(私はいずれ戦争が起こることを前提に生きているが。) 朝日新聞社が一枚噛んでいるから、アンチウヨな方でも安心して観られるだろう。戦闘シーンについても「船一隻沈めるのにそんなに火力がいるのか!」と恐ろしくなった。映画の聖地巡礼がてら、また尾道を歩きたくなったよ。

余韻に浸りつつ、ランチを求めて街を徘徊する。ビルを見上げてみても、この街に大和の艦橋ほどの大きさを誇る建築物はない。一周したのち『野麦』という蕎麦屋に入った。週末なら行列ができる松本一の人気店だが、今日は季節柄もあってか、3つしかないテーブルに一組いただけだった。大盛1,300円を注文。ざるそばが大きな丸いざるに乗って出てくる。明らかに工業的に作られたものとは一線を画す舌触りが面白い。そしてたいてい2口以降はどうでもよくなるのに、ここのは最後の一口まで“蕎麦の味”を楽しませてくれる。シャキッとした気分で店を出る事ができた。

Kurosawadec (写真はアパートのベランダより、何となく撮った。)

12月18日 iPodアホルダー

昼にぼけぼけとテレビを付けたら、雪の中駅伝やってらぁ。I cannot believe it. しかしあんな風に速く走れたらカッコイイだろうな。今年、ジョギング練習を始める前まではそんな感情無かった。
ともかくこんな日はウチで丸くなりながら、ネットショッピングでも。どれどれiPodの車載ホルダーが欲しいな、なんて物色してみたが、なんであんなプラスチックを成形しただけのものが何千円もするのかしら。
だったら自分で作ればいい。そう思い立って、材料になりそうなものを部屋中探してみる。未使用のブレーキシューやギター弦など、なくした物が次々出て来て気が散ったが、高校化学の教材“分子模型キット”が出土。これだ…!
Holder1 有機化学は赤点ばっか取ってたけど、ブロック遊びは面白い。あーだこーだと色々な組合せを試しながら、6時間かけて完成。世界二千万のiPodユーザーの中で、分子模型をホルダーにする人なんてかなり稀ではないか、とか思っちゃったりする。ダッシュボードにはマジックテープで固定。ああ、次のドライブが楽しみだ。

Holder2

12月17日 暑さ寒さもフィギュアまで

今夜あたりからまた雪が積もる予報があるので、そろそろ美鈴湖も登り納めになるかも知れない。そこで人肉館(茶臼山)ルートをチャリで行くことにした。暑くなるのがイヤなのでゆっくり走っていると、ジョギングの高校生が追い付いて来たので、慌てて逃げる。久々に呼吸限界まで頑張った。いや、この坂をジョグとはたいしたものだ。
Halfice 融雪剤でタイヤを白くしつつ、標高1000mの美鈴湖に到着。まだ完全には凍結していないのが意外だった。ここから上は完全に雪道。天候急変前の雪中行軍は避けるべし。寒くなるのがイヤなのでゆっくり下山していると、スポーツカーが追い付いて来たので、慌てて逃げる。
帰宅すると同時に雪が降り始めた。しかし夜は星空になる。それにしても、フィギュアスケートのTV観戦は面白い。感動の生産者は永遠の憧れである。

12月16日 寝たらネタなし

ブログのネタになるような事を何もせぬまま一日が過ぎて途方に暮れる、という夢を見た。…ということがネタになるうちは全然大丈夫だろう。
ジョギングはいつもの田溝池コース。一部路面が凍結していて走りにくいが、変化があって楽しいコースであることに変わりはない。岡田旧道で帰って10.5km。

一ヶ月ほど前はなぜか殆どテレビを付けてなかったので、今日ようやく初めて、本田美奈子氏の追悼番組を観た。歌は時に無力で、時に世界を変える。そう感動した。

12月15日 夕陽のガマン

キルビル2のサントラが某オクで手に入ったので、それをiPodでかけながらドライブ。タランティーノもののサントラだと「これから殺しにでも行くのか!」という気分にちょっぴり浸れる。
実際は雑貨屋や電器屋などを巡る。欲しいものがあっても金がないからガマンだが。例によってリンゴだけ買って帰る。見事に冠雪した南アルプスが、峠越しに赤く輝いていた。

12月14日 田溝八猫伝

暖かい時間を選んで(といっても最高気温2度の予報だが)、標高差300mほどの芥子坊主展望台までジョギングで登る。松本市街や安曇野の俯瞰は最高だが、北アルプスはず〜っと雲の中で、何週間も姿をまみえてない気がする。
ここから田溝池まで、山の中の遊歩道を降りてみる。落ち葉の上に薄く雪が積もっていて、使い込んだジョギングシューズではよく滑る。スキーの初滑りに来たわけじゃない。慎重に歩いて下山。田溝池はもうほとんど氷に覆われていた。訪れる人も少なくなったが、8匹の猫は相変わらず駐車場でじっとしている。

昼食後、コーヒー豆が切れたので歩いて街へ下りる。半年間ジョギングなどをして何が変わったかと言えば、歩くという行為が物凄く楽になったということだ。往復5kmぐらいまでなら億劫じゃない。それは時間に余裕があればこそかも知れないが。人間にはこういう『自由の形』もあるだろう。
松本駅前の某、震度5強で倒壊するらしいホテル(休業中)を冷やかし、松本城前に本日オープンしたファミマでクーポン使ってハーゲンダッツを買って帰る。

夜、また雪が積もる。今年は多いなぁ。

12月13日 なんちゃって〜攻殻カクカク

先月から、ふとしたキッカケで『攻殻機動隊S.A.C.』なるテレビアニメのDVDを、レンタルで観始めた。去年、主題曲のアランフェスに惹かれて映画館で観た『イノセンス』があまりに難解で困ったので、それまで興味すらなかった攻殻シリーズが気になっていたのだ。
テレビ版は、退廃的な雰囲気を醸す映画版と比べれば明るい活劇と言えるが、それでもやはり禅問答を含む情報量が多くて、文学だの哲学だのに疎い私にはなかなかついて行けない。それでも、全てを達観したような登場人物たちに比べて、自分はなんてアマちゃんなんだろう、ということは分かった。心と体を切り離して考えるようになるのは、視聴者共通の現象だろうか。そして、こういった作品を仕上げる才能のチームワークには戦慄を覚える。
ようやく2ndシリーズまでの全52話を見終わって、改めてイノセンスを観てみた。・・・まだ分からん。

12月12日 ささめストリート

Deiranw 安曇野市三郷地区の地図を作ってたら無性に室山に登りたくなり、チャリで向かうことにした。細雪(ささめゆき)が舞う、およそサイクリング日和とは思えない寒さだが。室山は北アルプス東麓にあるちょっとした丘で、標高は800mに満たないくらいだが、松本平の眺めが良くファインビューという温泉宿泊施設もある。
巨大なでいらぼっちゃ展望台と、その下品な顔はいつも通り。まだ距離表示が路面に残るハーフマラソンのコースを復習するように走り、ああ来年も走れたらなぁと思いつつ帰宅。

というわけで三郷アップルマラソンin安曇野の紹介&参戦記ページを、ホームページ内『多目的室』にアップロードした。

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