4/30 すばらしいスバルライン
四日前に喜怒哀楽の涙を飲んだ富士北麓公園。そこで私はチャリを組んでいた。松本からマイカーを駆り下道で4時間。昨日初めて自転車リアブレーキのアウターケーブル交換なぞやってみたら、まるで他人の自転車みたいに効きが良くなったけれど、不慣れで長い作業時間の代償として重い腰痛を患ってしまった。大腿部はウルトラマラソンの筋肉痛が踏ん張れば割れてしまいそうなほど根強く残り、今日ここまでのドライブ疲れで右膝が痛い。それでも来たからには、6月頭に参加予定のMt.富士ヒルクライムを下見するため富士スバルラインを登りたい。
クッキリそびえる富士山を見据えて登坂スタート。信号を左折したあたりがレースのタイム計測開始地点らしい。おっと料金所だ、有料道路に200円払う。脚の調子を診つつ、一合目、二合目と標高を上げて行く。ちょっと寒くなってきた。斜度は概ね3%〜8%程度で非常に登り易いが、やはり腰痛が深刻である。三合目、四合目を越えあと少し。ここまであまり急いでないし、我ながら持久力は潤沢でまだまだ脚は余っているのだけれど、どうしても踏み込めない。最後がやや急坂となり少しは頑張るものの、結局1時間34分位で五合目の終点に到着した。まぁ今年の自転車トレーニング初めとしては悪くないか。
それにしても、タイム計測部の標高差が1,255mなら美ヶ原や乗鞍とそうボリュームは変わらない筈だし掛かってるタイムも同じくらいだが、何だかやけに短く感じた。コースの走り易さや合目の看板が適度な間隔で目標になっていたこともあるが、“トレーニングと言えば50kmジョギング”というウルトラ脳になってしまっているせいだろう。早く洗脳を解かなきゃ。
ここまで間近に富士山を眺めるのは初めてで、しかしこれを富士登山競走では一番上まで登んなきゃいけないんだから大変だぞと、7月に登る山を見定める。下り用の防寒着としてウインドブレーカー1着しか持って来ていないことをやや後悔しつつ、寒さを堪えて下山する。これでも今日は暖かいらしいが。坂が緩くて殆どブレーキが要らないので、寒くなければ、あと膝の故障がなくてブンブン回せれば、とても楽しいダウンヒルだろう。
遅くなったので帰路は高速道路を使っちゃう。ETCなんて積んでないけど今日は平日だし。諏訪サービスエリアの狭い温泉で疲れを癒し、ガソリンタンクが空になるころ松本に到着。
振替で今日まで続いた休日。代わりに5月中旬から土曜出勤が増えるらしい。どうにかやっていこう。
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